野面の花も
(約700字)
昔から、戦争がない歴史がない
地球上のどこかで戦争があり、
沢山のひとは苦しむ
家族を戦争に奪われて
ものを略奪され
金銭に代わるものを取られ
生きる活力も
夢も
時間も
大切に思う心も
役立つための身体も
誰かの私利私欲のせいで
簡単に攫われてしまう
宗教はひとを救うために生まれたのに
命は輝くために存在するのに
食べ物は元気を育てるのに
鉱物は経済を支える資産なのに
使い方を間違えていませんか
誰かが植え付けた価値観は、国を豊かにしますか
許して済むことと
許されないことがあって
誰かの声が虚ろな空にこだまする
悲しみが悲しいと言えるうちはまし
心を裂かれる音を聞くと涙も出ない
思い出も 記憶も 記録も
正義のもとに正しく残るとは限らない
間違えませんように
自分を守るためにだけ生きると
心が歪んでしまうから
歪んだ理由をひとのせいにしていると
歩む道にまで割れ目ができるから
これは譲らないと信じる優しさのもとに生きていく
野面の花は踏みつけられても
わすれず翌年も咲くでしょう
スタエフで収録した暦のお話です
24節気「清明」の第三候
『虹始見(にじはじめてあらわる)』4/15〜19
①一人静(ひとりしずか) センリョウ科
別名「吉野静」~吉野山の静御前の舞姿に見立てた
※二人静~静御前とその亡霊の舞う姿
②雛罌・雛芥子(ひなげし) ケシ科
《 異名 》
ポピー → 英名
虞美人草 「美人草」とも。
〜虞美人の流した血から咲いたと言われる
「裏富士やかかる里にも美人草」 不白
麗春花(れいしゅんか)
③都草 マメ科
《 異名 》
烏帽子草(えぼしぐさ)、淀殿草
※大阪城付近に多く見られる
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