随筆 〜聞くこと・心掛けること〜
(約700字)
しちゃうおじさん様から、コメントをいただきました。
いえ、しちゃうおじさんは、いつも丁寧にコメントをくださいます。(敬称略)
情熱はもっている。
エッセイを書くとき、気をつけていることを
書いてみる。
冷静に物事を判断するということ。
情熱を持って、ひとを説得したい気持ちが
ときとして命令口調になったり、伝えたい対象が狭くなる。
脳みそで考えたこと‥‥チンチンに熱くなった思想が2人の人間に宿っているとして、その
心の内をそのままに伝えるのに成功するのは、穏やかな文章だろう。
何が嫌かって、上からモノを言われること。
特別、へりくだって読んでくださいませ、という必要はなく、ふーん、って聞いてもらえる
文章なら広く読まれるのかもしれない。
少数の人たちに読まれる記事より、誰からも読みたいと思われる言葉を書きたい。
内容を支持されるかじゃなく、この人が書く文章なら読んでやってもいいかな、って人に。
「ものは言いよう」なんである。
簡単な比喩を使って、小学生でも理解する文章を書ければ、広く多くの人たちに伝わる。
義務教育を終了した後に覚える熟語を使えば、15歳以下の人には届かない。
人間が一番、不快に感じることは、分からないことではないだろうか。
分からないから、踏み出せない。
分からないから、関われない。
共感を得る言葉がシンプルであればある程、
ひとの心に届く。
声高に叫ばなくとも、感情の昂ぶりを見せなくても、グレーゾーンを探りながら
いい記事を書けるように思う。
この人が書くことが、ちょっと好きだな、
と感じたら、真似してみるといい。
内容そのままじゃなくて、文章の構成の方法とか、言い回し。
伝えたいテーマが決まっていると、
書くことは難しくないと思う。
しちゃうおじさんの企画に参加しました。
的確な考察に嬉しく思います。