チバユウシ独占インタビュードラマ編②
~GOーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!
って叫ぶキングからの動き出すメンバーのシーンは鳥肌よ~
チバさんの世代ってIWGPは定番ですよね?
「そーね、みんな好きだった!ていうか窪塚無双だったね、映画も軒並みって感じで」
キングのインパクトは凄いですからね
金髪のツイストパーマたくさんいましたよね
「おった!でも、ちなみに俺リアルタイムじゃないのよ」
あら!?そうなんですね!?
「うん、たぶん成人してたと思うけどレンタルで借りて全部見た。まだVHSね。」
へー!それはなんかきっかけはあったんですか?
それこそ主題歌もSADSだし、チバさんは清春も好きですよね?
リアタイしない理由がない!
「あー、それこそ清春も後からだからね。前も言ったけど金ねーし部活やってるしでリアルタイムでインプットできてないから、後からブックオフのパターン」
そうなんすね!
「で、池袋はとりあえず友達みんな見てたし、会話に入れんのも悔しいし、あと暇だったんかな?1話見たらすぐハマってそのまま一気に見たよ」
印象深いシーンとかあります?
「いや、そりゃありまくるけど笑」
そうなりますか笑
「GOーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!
って叫ぶキングからの動き出すメンバーのシーンは鳥肌よ」
いやそこだけ言われても意味わかんない人ばっかですよ!笑
「でも知っとるでしょ?」
僕はわかりますけど笑
「要は、敵チームと抗争になるんだけど、窪塚はリーダーで、俺の合図が出るまで下手に動くな!みたいな」
はいはい
「で、仲間が殺されちゃうんだよな、山Pが」
衝撃でしたねあのシーンは
「その遺体が見つかって、ピキってして、シーンとしてからの唐突なGOーーーーーーーー!!!!!!!!!!!ね」
合図ですよね
「で、BGMかっこよくて、メンバー全員武器持って走り出すっていう」
相手チームのとこに
「で、窪塚も飛び込んで飛び蹴りからの馬乗りでアタタタタタ!ってケンシロウみたいに雑魚ボコボコにして」
お前はもう死んでいるも言ってましたよね笑
「なんか言ってたな笑
で、間違えて仲間も殴っちゃって、あ!ごめーん!っていう軽さな」
一連の流れが好きなんですね笑
「とりあえずみんな窪塚、っていうかキング好きだったしな。あとGボーイズに入らないか?もやたら言ってたな。黄色の服だとGボーイズだっていうノリもあったし」
ちなみに長瀬派はいなかったですか?
「あー派っていうか、ひっくるめて好きだった!キングのインパクト強いだけでマコトもかっこいいし」
電話出るときとか
「はいマコト、って言ってるやつも多かったよ笑 あと、あーめんっどくせぇぇぇぇ!も」
影響力半端ないですね笑
~いま覚えば松本人志と中居正広って組み合わせ異常だわね~
「あ、あと伝説の教師がさ、たしか高校1年の時なんだけど」
ドラマの舞台も高校ですよね
「そう!ただ、これも実はリアルタイムで見てなくて、高3で部活引退してからレンタルしたんかな?で全部見たんだけど」
もはやリアルタイムのものあるんですか?笑
「金八とかはリアルタイムよ笑」
意外に笑
「まぁそれはいいや、とにかくこれも後にレンタルパターンなんだけど理由が他と違って」
ほう、というのは?
「この頃はまだそんなにお笑いに詳しくないのよ。好きだけどマニアではない、みたいな。で、だんだんと芸人さんの自伝とか読んで、もちろん遺書も読んでってなるんだけど、そしたらドラマには絶対出ないって書いてて」
当時は公言してましたもんね
「けど“いやなんか出てたよな!?”ってなって、それで見たみたいな所ある。ちなみにブルーハーツ聴いてたけどハイロウズまだ聴いてなかったし、バリバリやってたのに」
なぜ今のバンドじゃなく前のバンドを笑
「これはこれで理由あるけど、また今度ね笑 とりあえず本読んで、ドラマ見て、主題歌聴いて大学はハイロウズ一色みたいな時期あったかな」
基本全部後からですね笑
「その場で良さに気付けないんだろうね笑 バカなんかもしれん笑」
実際、高校が舞台のドラマを見て、同じく高校生の自分と重なったりはしましたか?
「いや全然!これ中学も高校も大学も全部だけど、漫画とかドラマみたいな学生生活を感じたことは一回もないな。現実って結局違うやん?遅くまで体育館残って練習もできんし、屋上もいけんし、女子との会話もないし」
別の世界って感じですね
「だから伝説の教師もそうだし、金八見ててもそうだけど、自分にリンクすることはなかったね」
いわゆる共感の部分がなくてもハマって見てたのはなぜだと思いますか?
「単純に面白かったんよ。ストーリーが。伝説の教師は毎回テーマがあって、一見めちゃくちゃ破天荒なダメ教師が結局問題解決するみたいな事なんだけど、テーマもなんか色々重たかったのよね」
友達とは?とか、死とは?とか、最終的には無免許先生だったりとかですもんね
「そうそう、松本さんが演じる先生ね。免許持ってるペーパードライバーより無免許で毎日運転してるやつの方が信用できる!とか、そういう理論の人で、まぁそれも一理あるな、って思わされる話が多かったよ。あと毎回言ってたセリフが“中途半端な正義が一番の悪や”ってやつ。あれも確かにそうだよなー、ってなったし。常識って言葉に過剰反応して“常識って誰が決めたんじゃ!?”ってキレたりとか」
要は個人の主張をするドラマですよね
ロックとかパンクの精神というか
モノの見方を色んな角度から、みたいな
「それぞれに正義や言い分があるってのはそこから吸収した気もする」
けっこう人間性の構築になってますね
「遅いけどね!高校後半だもん!笑」
タイミングはそれぞれじゃないですか?笑
「ってことになるんかな?結局、そうだから好きなのはあると思う。で、まぁ後から気付くけどあれって松本さんが普段からトークとか本でも主張してる様なことを物語にして世に伝えてて、なんなら原案も松本人志なんよね、だからそら色も強く出るし、好きだよね僕みたいな人は笑」
なるほど、世代としてはどうしても影響受けますもんね
「いわゆる松本病世代だからね、なんかこの言葉すんげー嫌だけど、もうしょうがないよね笑」
中居さんとのアドリブのやり取りが多かったのも特徴的でしたよね
「ていうかさ、いま覚えば松本人志と中居正広って組み合わせ異常だわね」
そもそも笑
当時かなりインパクトありましたからね
「で、ちゃんとアドリブがストーリーとかキャラ設定からは逸れずに面白いんだよなー、ちょっと参っちゃうな」
漫才もありましたよね
「あった!あの回でら好き!余命宣告された女生徒が生きる目的無くすんだけど“人間に許された唯一の特権は笑う事や”みたいな事言われて、生きてる間だけでも楽しく過ごさせようみたいな事で先生と先生で漫才するのよね。松本さんと中居くんで。」
凄くシンプルに説明しましたね笑
「またこの漫才も丁度いいって言ったらあれだけど、見てても寒くないのよなー 」
そこの塩梅が凄く良いと
「そう!ちなみにこの女生徒、黒澤優ってド新人なんだけど、あの黒澤明のお孫さんなのよね」
そうでしたね!
ここから一気に売れてく感じでした
「と思ったらSOPHIAの松岡充さんと結婚してさ、おおおおおお!ってなったの覚えとるわ」
完全な余談ですね笑
「まぁ、皆こんなの知らんだろうしな笑」
他のドラマの話も聞いていいですか?
「まじか、、、なんか各作品に対して覚えとるシーンなんて1個ずつくらいよ?」
それが聞きたいんですよ!
「誰が興味あんの!?笑」
どこかの誰かには、刺さるかなと、、、
「いいけど、また後日にして!疲れた!」
またすぐ連絡しますね!
「はいはーい!」