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血走ルズ name ライナーノーツ 2期始動

name(ネイム)
作詞作曲 ボール
2022年8月6日YouTube公開

THTT以降、少し時間を置いて発表されたのが『name』だ。

血走ルズ第2期の幕開けになるこの曲はボールがメンバー3人で行った温泉旅行中にインスピレーションを感じたあるものを歌っている。

ボールは思いのままに詩を書き自ら翻訳した言葉を歌にした。
相変わらず何言ってるかわからない。

『name』から血走ルズの曲は60秒前後の長さになっており、短い中にも要素をギュッと詰め込んでいるようだ。

ボールのロック中二病が炸裂した作品となる。


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トラブルはこの曲の初披露ライブで起こった。

ライブホールの音響ミキシングとジムが思う血走ルズのイメージが合わなかったらしい。
ジムはミキサー側に抗議したが一切聞いてもらえなかった。

ライブ本番。
1曲目にnameを演る段取りでステージに上がった3人だが、ジムだけ目つきが違っていた。

ジムはギターとベースのアンプボリュームをMAXまで上げた。ホールにノイズがはしった。
ギャンは何かに気が付きカウントをとり曲を始めた。

ボールは少し戸惑ったがこの酷い音にファンが熱狂したのを見てそのまま1曲歌った。
曲が終わるとその直後ステージのライトが消え血走ルズはそこで退場させられた。

ファンは激怒しホールに抗議していた。

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血走ルズはその町に1つしかないライブホールと貸しスタジオから出禁をくらった。ホールとスタジオの経営者が同じだったのだ。

ジムはこの事で反省など一切していない。
ボールとギャンは面白がっていた。

数日後このライブのトラブルはファンやその場にいた観客達の間で大きくウワサされ、ちょっとした事件扱いになっていた。

その時のライブをカセットテープで録音していた血走ルズファンがテープをダビングしたものを友人に貸しその友人もダビングやコピーを繰り返し、当初よりもかなり酷い音源になっていた。それがかえって人気になっていった。

この後、血走ルズはボールのじぃちゃんの古納屋に練習の場を移すことになる。

2期血走ルズ波乱のスタートである。

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