第2回クロモジ屋楊枝づくり体験ワークショップ
千葉県木更津市笹子(木更津北インター近く)で毎月第二土曜日に木更津里山の会のクロモジ屋®の楊枝づくり講習会が開催されています。
こちらは、第一回講習会の様子をFB公開ページに投稿したものです。クリックして全文、ご覧いただけます(以下同様)。
私は、きさらづ里山の会の整備活動に何度が参加したご縁から、過去にクロモジ茶や精油のイベントを企画したことがあり、その流れで講習会の事務局を引き受けています。
それで細々とやっている講習会のメンバーを増やすため、不定期で楊枝づくりの体験ワークショップを開催しています。
こちらは第1回WSの様子をFB公開ページに投稿したものです。
今回は3名の体験者の方をお迎えできました。
遠い所から参加の方もいらっしゃるので、まずはクロモジ茶を試飲してひと息つきました(ひと口にお茶といっても、いつの時期のどの辺の葉っぱを摘んで、どのように加工?するかで味も違うとのこと)。
最初からクロモジ茶(の話)で盛り上がり、皆さん、改めて自己紹介する必要もないくらい打ち解けていましたが、クロモジへの興味など参加の動機などを語ってもらいました。
(お楽しみついては記事の後半にまとめて述べることとして)楊枝づくりの体験ですが、大きめの菓子楊枝を作成しました。以下、流れです。
講師の方から材料となるクロモジの枝を一本ずつもらい、道具の説明と削り方のレクチャーを受けます。
手だけで削るとナイフが並行に進まず、最後、上に曲がって行きますので、脇を締め、上半身をつかって削るのがポイントです。
体験ではクロモジの枝をノコギリで必要な長さに切って、鉈で4つに割るところから始めます。
道具の写真は第一回講習会のFBの投稿にあるのでそちらをご覧くださいね。
つぎに樹皮のない3つの面を切り出しナイフで削って台形の棒状にします。
とは言っても最初は不慣れな作業で戸惑いもあるので、見本をもらってそれに近づけるよう削ります。
それから、先を尖らせ、皮の部分を形よく削るのですが、言葉ではなかなか説明しきれません。
先を作るのは繊細な作業で、思ったようなラインを出すことは難しいのです。樹皮を残すバランスでも出来栄えも違って見えます。
慣れてくれば、いろいろな楊枝が削れるようになれるでしょう。
なお、部屋は手狭といえば手狭なのですが、壁に向かうと余計なものが目に入らなくなるので、個人的には集中力が増すように思います。
さて、WSでは毎回、クロモジ茶といっしょに削った楊枝で和菓子を食べます。
自分のお気に入りのお皿をもってくれば、インスタ映えする写真が撮れること請け合い~。
また、今回、お試しにクロモジパウダーをマルタイラーメンに振りかけて食べたら絶品でした。
食べ物以外では、S崎さんからクロモジの歴史についてお話を聞きました。
楊枝の起源、何故「楊枝」はヤナギなのか?、浅草寺仲見世に楊枝屋が多かった理由などなど…。
クロモジ畑も見学しましたが、時期が早く、花がまだ咲いていなかったのが残念でした。
お土産にと、花芽のついた枝を採らせてもらいましたので、花瓶に入れて咲いたら嬉しいです。
こちらの記事を読んで興味を持たれた方は、機会ありましたら、体験WSにご参加ください。
次回、開催は未定ですが、フェイスブックでイベント作成をしたり、ジモティで案内する予定です。
フェイスブックのプラベートグループ:ちば里山_People_Groupに参加してグループチャットやグループでの第2回WSの投稿記事にWSに興味ありとコメントいただければ、こちらでも認識できると思います。
どうぞ宜しくお願いします。
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