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ねこと暮らす日々~序章

子どもの頃から、猫。断然猫。ウサギより猫、犬より猫。
パンダより猫だから、上野動物園に連れて行ってもらった時も「早く帰りたいなあ」と、思ったくらい猫。

とはいえ“犬派”の家には猫がおらず、近所の外飼い猫ちゃんが遊びに来るのが楽しみでした。
「や~ん、や~ん…」と声を出しながら、2mくらい先で右に歩いたり左に歩いたりしている猫が近寄ってくるまでじっと待つ…。どれくらい待っていたかも定かではないけれど、
3歩進んで2歩下がるくらいのペースで目の前まできた猫が
鼻先をそっと私の手やひざにスリッっとしてくれるだけで涙が出るほどありがたかったのです。

そんな私が“夢の完全室内飼い”にたどり着くまで30年くらいかかったと思うのですが、いまは3匹の雄猫と暮らしています。いちばん上は16歳、猫の年齢に換算すると80歳くらいだそうで病院にも頻繁に通っています。

いまより少し若い長男。男前である(親バカ)。

1日おきの点滴、朝夕の薬に、腎臓のうごきを良くするサプリ、吐いてしまったりの粗相も多くなってきて、その都度あと片付けがあったりと、子どもの頃に夢見ていた“猫との暮らし”とはもちろん違いますが、こんな素晴らしい生き物のお世話をできるなんて幸せ…。と、猫飼いの皆さん誰もが思っているでしょうことをつぶやいて、今日の投稿を終わりにします。

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