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酪農発祥の地・千葉で、地域を豊かにする新たな牧場+観光拠点をつくりたい!
はじめまして。 株式会社千葉牧場です。
わたし達は、「成田ゆめ牧場」を運営する秋葉牧場と、クリエイティブカンパニー・チカビが共同で立ち上げた、ローカル・ベンチャー企業です。
2020年秋、千葉県千葉市に地域の資源を活用した新しい「牧場+観光拠点」を開業するべく、活動しています。
▽詳しくは本日発表したニュースリリースをご覧ください。
千葉の観光と一次産業を盛り上げたい
このnoteマガジン「牧場つくるマガジン」では、新たな施設ができるまでの活動や考えたこと、仲間集めのお知らせなどをお届けします。
今回は自己紹介と「そもそも」の話を簡単に。
わたし達が取り組む拠点づくりは、ゼロから始めるのではありません。
現在「千葉市乳牛育成牧場」として、千葉市が運営している預託事業用の牧場(※酪農農家から幼い雌牛を預かり、牛乳が出る年齢まで育成する専門牧場。詳しくは別の機会に説明します!)の跡地を借りて、預託事業を引き継ぎつつ、観光事業や研究事業も起こし、民間で運営していこうという試みです。
地域の酪農や農業のためにも活動しますし、一方でキャンプ場をはじめとする観光施設の運営や、商品開発、地域連携にも取り組みます。
2020年秋までにやることもいっぱい! 人手も資金も足りないことだらけ!
でも、わたし達は千葉という場所、酪農という事業に大きな可能性と魅力を感じています。(それに千葉県は江戸時代に始まった酪農発祥の地でもあります)
だからこそ、プロセスを公開しながら、たくさんの人の知恵や力をお借りできたらなと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
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台風被害を乗り越えて
そして千葉といえば多くの人が連想されるのが、先日の台風15号・19号の被害です。
特に台風15号では、千葉乳牛育成牧場も強風を受け、敷地内の樹木が約150倒れました。停電も長く続きました。
ただ、幸いなことに、施設や預託中の牛に被害はなく、市の方々や、牧場職員の方が復旧作業を続けています。(※現在は千葉市の施設のため、わたし達はまだ運営管理を行っていません)
南房総エリアの被害も甚大ですし、人々の生活や、農業や酪農などのお仕事が「いつも」に戻るのはまだまだ時間がかかることでしょう。
それでも、自然豊かで様々なものを生み出す力のある千葉の底力をわたし達は信じています。この新たな拠点づくりもまた、そういった災害を乗り越え、千葉を盛り上げる活動につなげていければと思います。
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△台風15号で被害をうけた敷地内の林。
まずは地域のリサーチ&交流から。
現在は施設や事業の設計をすすめつつ、牧場周辺地域のリサーチや交流活動も展開しています。
その第一歩として、10月13日〜14日に開催された「コスモスまつり」に、千葉牧場チームも出店しました。
詳しいレポートはまた次回。牧場だけでなく、周辺の情報もお伝えできたら嬉しいです!
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△郷土食「いももち」の講習を受けたときの記念写真。いももち振興を担う「とみた花の里」の皆さん(前列)と千葉牧場プロジェクトメンバー。