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"牛は絶対に手放さず 「本物の牧場」にこだわる" ――成田ゆめ牧場(株式会社秋葉牧場)のインタビュー記事

こんにちは! 千葉牧場です。

きょうはわたしたちの組織について少しご紹介させてください。

2020年10月オープンに向け、千葉県千葉市で動いている新・観光牧場づくりのプロジェクト(>詳細はこちら)。それを進めているのがわたしたち「千葉牧場」という新しい会社なのですが、もともとは2つの企業によって共同設立された組織です。

ひとつは、千葉県成田市で年間30万人が訪れる「成田ゆめ牧場」を運営する「株式会社秋葉牧場」。もうひとつは、東京都渋谷区を中心に活動するクリエイティブカンパニー「株式会社Chicabi」です。

ちょっと不思議な組み合わせですが、今回は秋葉牧場(成田ゆめ牧場)に関係する記事をご紹介します。

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「牛は必ず隣に置いておけ。酪農は手放すな」。 130年間、酪農を営んできた秋葉牧場

秋葉牧場は、130年以上も酪農を営んできた組織です。もともとは酪農だけを手掛けてきましたが、持続的な経営を叶えるため、1987年に観光事業をはじめました。それが「成田ゆめ牧場」です。

酪農のための観光事業。その想いをウェブメディア「リスン」でインタビューいただいたきました。会長・社長それぞれがお話ししています。

牛は絶対に手放しません。酪農は、一度廃業してしまうと再度立ち上げるのに大変な労力と時間がかかります。乳牛は産まれてから2年は育成をして3年目に種付けされ、子牛を産んで初めて牛乳を絞れるのです。雌牛ならお乳が出るわけではないんですね。ですから、3~4年は何の利益も生み出さない時期が続くのです。秋葉牧場(成田ゆめ牧場)が130年以上継続してきたからこそ今の私たちがある。そう考えると、私のやるべきことは何とか酪農事業を伸ばして次の代に渡すこと。それに尽きます」

「『牧場』『酪農』と聞くと日々やることに追われ、クリエイティビティを発揮できないイメージを持つ人もいるかもしれません。しかし実際は日々変わる生き物を相手に、その価値をいかに最大化するかを考え、その結果としてお客様の反応に直接触れることのできるクリエイティブな仕事です。私たちの使命は、乳製品を通してお客様の日常をつくること、ひいては文化の創造だと思っています」

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想いを継ぎ、新しい観光牧場をつくる

深刻な後継者不足問題を抱える酪農業界で、秋葉牧場が「観光」や「商品開発」事業に取り組んできた想い。

その根幹を千葉牧場でも大切にしつつ、成田ゆめ牧場とはまた違う、新しい観光牧場の形を探っていけたらと思います。

そして、次回は千葉牧場を構成するもう一社、クリエイティブカンパニー・Chicabiの活動をご紹介します!