その看板、ちゃんと読める? 誰もを歓迎する牧場を目指して。
こんにちは。千葉牧場です。
今日はある日の新・観光牧場予定地(3月までは「千葉市乳牛育成牧場」として運営中)の様子をお届けします。
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牧草がひろがる道端に、大きな紙を持った人……さて、ここでクイズです。何をしているのでしょう?
正解は、「サインが読めるか検証をしている」でした!
「出口」や「トイレはこちら」のような、矢印や言葉、記号で場所を案内する看板や表示物のことを「サイン」と呼びます。
駅や建物の中でよく見かけますよね。このサイン、さりげなくあるようで、実はかなりの知恵と工夫が必要なデザイン制作物なのです。
▲A3用紙とダンボールを貼り合わせテスト用のサインを手づくりしているデザイナー。「よいものにしたい!」と地道な作業もコツコツ進めています。
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わたしたちが、新しい観光牧場づくりで大切にしているのは、「自分は歓迎されていない」と誰にも感じさせないこと。
小さなお子さんも、高齢の人も、障害のある人も、言語の異なる人も、ちゃんと「ようこそ!」とお迎えできるように、自分たちのできることをひとつずつ考えていきたいと思っています。
道路を車で走っていて気づくだろうか? 遠くからでも読めるだろうか? 夜は? 日差しの強い日は? 外国の人には? 色覚特性(色の識別が多数派と違う視覚の特性)を持つ人には?
すべてに完璧に応えるのは難題ですが、なるべく多くの人に快適な場所にしたい。その気持ちは、サインのデザインひとつにもあらわれます。
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さて、この日は検証第一弾でしたが、ここからまだまだデザインを修正し、素材やつくりかたを選び、予算の中で折り合いをつけていく必要があります。牧場のプレオープンは、今年の10月! がんばらなくては。
最後に、牧場に関わるさまざまなデザインを手掛けるチカビ(千葉牧場の親会社のひとつで、クリエイティブカンパニーです)デザインチームが、今回のサイン検証でチェックした項目をちょっと公開します。
どんな姿になるのか、お楽しみに。