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大盛況のうちに幕!「小笠原ミニ大杯争奪 身体障がい者野球交流大会」レポート(後編)
こんにちは!身体障がい者野球交流大会「小笠原ミニ大杯」の後編をお届けします。
前編では開催に至った経緯から開会式までの様子をご覧いただきました。ここからは試合の様子をお伝えしたいと思います!
↓↓前編はこちら↓↓
初戦は千葉ドリームスター🆚東京ジャイアンツ
小笠原ミニ大GM補佐の始打式(小笠原道大GMのモノマネ)からプレーボールの声がかかり、1回表が始まりました。
試合は序盤から千葉ドリームスターの打線が爆発。土屋来夢があわや場外かというような当たりを放てば、城武尊(たける)も負けじとランニング本塁打。主力の若手コンビが躍動します。
ランニング本塁打を放った城
先発投手は三浦敏朗(下写真の右)。下肢障がいを持つ三浦はこれまでの練習で、右腕の投げ下ろす角度を試行錯誤しながら投げ込んできました。今年は6月の練習試合からマウンドに立ち続け、実戦を重ねるにつれ制球力を上げています。
この試合も打たせてとる投球で2イニングを無失点。チームも快勝し、三浦は今シーズン初勝利となりました。
ナインからベンチで労われる三浦(左から2人目)
以降、決勝までの3試合はいずれも1点を争う接戦に。
今年最初で最後の大会というのもあり、各チームともこれまでの鬱憤を晴らすかのように無我夢中で白球を追いかけます。グラウンドとベンチも一体となり、最後の試合まで大きな声が飛び交いました。
決勝は千葉ドリームスター🆚LIFEGUARD DREAMS
LIFEGUARD DREAMSは8月に軟式野球チームが誕生してから初めての大会参戦。発足3カ月での優勝をかけ、試合に臨みました。
ドリームスターは小林浩紀のタイムリーなどで6点を先制。しかし、終盤にLIFEGUARD DREAMSの反撃に遭い同点に追いつかれます。その後規定の1時間半となり両チーム引き分け、お互いに優勝を分け合いました。
GM補佐渾身の作品である手作りカップは貴重な作品であるため大会開催記念になります。表彰式では一旦、両チームに授与するものの、すぐ返還し、レプリカカップが贈呈されました。
↓↓1枚目がGMカップ(目がライトアップされます)、2枚目がレプリカ優勝カップになります。
※なお、手作りカップは富田寅蔵スコアラーが営んでいる広東料理「菜香縁 (さいこうえん)」に展示しておりますので、ぜひお食事と共にご鑑賞ください♪
朝9時から始まった大会は夕方17時前に無事終了いたしました。
各チームとも今年は制限がありながら各自でトレーニングを積み、参加できるメンバーで集まり練習を行ってきました。時にはチームの垣根を超えて同じグラウンドで切磋琢磨するなどそれぞれが野球と向き合ってきました。
今年ほど野球をプレーできるありがたさを感じたシーズンはなかったかもしれません。来年は公式戦が開催され、もう一度グラウンドで真剣勝負ができることを祈ってまた練習に励んでいきます。
大会に参加していただいたチームの皆さま、取材に来ていただいたメディアの方々、休日にも関わらず応援に駆けつけ写真までご提供いただいたスポンサーの日鉄ソリューションズ様、そしてGM補佐。本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした!
そして...第二回大会も開催いたします!
千葉ドリームスター#36