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自分にとってもっとも効率良く幸せになる方法とは?

ー「好き」に正直に向き合い、行動に移すとチャンスも巡る ー

ミレニアル世代向けコミュニティブランドを運営する SHE株式会社(以下SHE(シー))の「SHElikes(シーライクス)」では、自分の好きなことをコミュニティ内で発信しながら、なりたい自分を叶えるために日々、自分を磨き続けているメンバーがたくさんいます。

今回は、そんなSHElikesで活動しているayakaさん(埼玉在住、20代)が日々どんなことを考えて、新しいことに取り組んでいるのか、聞いてみました♪

ayaka    Instagram @aya_pianist
7歳よりピアノを始める。大宮光陵高等学校音楽科、上野学園大学器楽コースピアノ専門卒業

憧れの友達に「あって」私に「なかった」こと


Q1:幼少期はどんなお子さんでしたか?

とにかく体が弱く、入退院を繰り返していました。ですので、当時の記憶はほとんどなくて。覚えていることは、保育園の運動会の時のことです。

両親が共働きで、送り迎えをしてくれていた祖母も足が悪かったこともあり、家族が運動会に参加できなくて。昼食を職員室で先生たちと一緒に食べていると、子供ながらに「みんなが気を遣ってくれている」と強く感じました。

Q2:敏感に空気を感じ取るayakaさん。感受性の強さを感じます。ピアノはその頃から習っていたのですか?

小学2年生から習いはじめました。周りにピアノを習う子はたくさんいましたが、クラスで勉強もできてお友達もたくさんいる子がいて、その子が羨ましくて憧れでした。どうしたらその子のようになれるかと考えた時に「その子にあって自分にはないもの=ピアノ」で。「ピアノを習えばその子のようになれる」と思い、親に相談しました。



やりたいなら習っても良い。けれど、「お友達が、どこのどんな教室で習っているのか、自分で調べてきなさい」と言われました。今でもはっきり覚えているのですが、クラスのピアノを習っている女の子ひとりひとりに「通っている教室を選んだ理由」をインタビューしました。その結果は折り紙の裏に書いていました。(笑)

Q3:自分のやりたいことについて、クラスメイトに聞いて回る小さな女の子をイメージしました。ほほえましいですね!感動を届ける演奏をするためには、そんな小さな頃から、弛まない努⼒が必要だったのではないですか?

追い込まれて崖っぷちに立たされないと、本気を出せないタイプで練習嫌いなんです。ですので、短期集中で限られた時間内で効率的な練習をするよう意識しています。社会人になって仕事と練習を両立していくことになると、短期集中のやり方が身に付いていて良かったと感じています。

好きじゃないと興味が湧かない、興味がないと続かない

Q4:アーティストは緻密で、繊細な創作活動を繰り返しているイメージがあります。「自分の感性を音楽で表現する演奏家」として、ご自分ではどのように感じていますか?

一般企業に勤めながらアーティスト活動をしているのですが、今年の12月にはじめての自主企画ライブを開催することになりました。コンクールに向けて準備していたこれまでと違い、ライブのテーマやマーケットを絞って新しいステージをつくろうと考えています

ピアノをはじめた頃は、引っ込み思案でしたが「粘り強さ」が評価されるようになったり、行動力も上がりました。「ピアノが弾けること」で自分に自信が持てるようになったのかも知れません。行動に移すと、チャンスも巡ってくるようになりました。

学生時代、「ピアノが弾けるのに一般企業に勤めるのはもったいない」と言われたり、本当に自分がやりたいことをみつける自己分析に疲れてしまい、進路に悩みました。
 
その結果、新卒で医療事務の仕事に就きましたが、正社員で働ければどこでもいいというマインドで決めてしまって。就職後は自分が苦しまないためにも、やりたいことより出来ること、求められること、需要があることを仕事にする方がいいと言い聞かせる毎日でした。

しだいに体調不良(心因反応・抑うつ状態・過敏性腸症候群・不眠症)から、正社員で働くことに限界を感じました。

その渦中で「自分らしく幸せに働く」と考えた時、結局は好きじゃないと興味が湧かない。興味がないと続かない。それなら、自分には音楽しかないと思い、ダブルワークが可能な派遣社員へ転職しました。


SHEでのアウトプットがオリジナルブランディングメニューに繋がる


Q5:人生の転機となるできごとはなにかありますか?

結婚願望など特になかったのですが、はじめて「結婚したい」と思える人に出会いました。ですが、彼は出張や転勤も多くて。少しでも一緒にいる時間を確保できて、どこに転勤しても絶対についていける仕事に就きたい。その思いが叶えられるのは、フルリモートで働けるWEB系のお仕事だと思いました。

そして今年の2月から、オンライン完結型のキャリアスクールを受講しはじめました。さまざまなコースがあるなか、一番興味を持ったのはブランディング講座。その講座のワークショップで、演奏家としての自分自身をブランディングしたいという思いが生まれて。

このたび、演奏家のための1on1パーソナルブランディング「MUSICORE:ムジクオーレ(music(音楽)+cuore(心))」をリリースすることになりました。

じつは、はじめは起業やフリーランスならヨガインストラクターを目指そうと考えていたんです。ヨガの情報収集のために見ていたInstagram広告でSHElikesをみつけました。

無料体験レッスンを受けると、キャリアプランナーさんから「ここでは必ず自分のロールモデルが見つかる」という力強い言葉を受けました。それで、いつかやると決めているなら今やるかと思ったんです。「*マーケティングコミュニティサポーター」活動もしています!

キャリア&ライフコーチングスクール「SHElikes」について

・「SHElikeコミュニティ」では、コース別・キャリア(初心者向けなど)・世代・時間帯といったカテゴリーから、好きなコミュニティにいくつでも参加可能。Zoom勉強会やTwitter上で勉強の進捗をつぶやいて繋がる、交流が頻繁に行われている。


・交流がきっかけとなって「SHEメイト」と呼ばれる受講生同士でフィールドを広げることができる


・コミュニティ運営のサポートをする「*コミュニティサポーター」になると、定期的な企画ミーティングに参加。サポート活動を通じて同じ目標を持った仲間たちと、励まし合いながら学習のモチベーションを高める合える


・毎月、コーチや仲間と理想のキャリアプランを考えたり、学習プラン・振り返り・ネクストアクションを行う「コーチング」を受けることができる。コーチや仲間とセッションしながら、理想を実現するための行動を明確にできる。マンツーなコーチングも可能。


\MUSICORE:ムジクオーレ(music(音楽)+cuore(心))/2つのメニューをご紹介

  • 演奏家のための1on1パーソナルブランディング

ひとつめは自己理解を深めるワークで、自分にしか実現できない音楽の形を考えます。能動的に、自分の「好き」「得意」「やりたい」と強く感じる分野を明確にし、音楽の知識を活かして実装していくことです。一口に音楽と言っても、精通する仕事は演奏家だけではないですし、ジャンルもさまざま。そのなかでも自分の心がときめくもの、ワクワクするものはなにかを一緒に深掘りしていきます。

  • 演奏家のための週末セルフリトリート

ふたつめは、特殊な環境に立ち続ける演奏家の心のケアに着目します。女優さんで「役が抜けない」という話をきいたことはありませんか?私も学生時代、ショパンのソナタ「葬送」に取り組んだ時に、表現のために身近な人の死を何度も繰り返し鮮明に思い出しました。

絶望ややるせなさを音色で表現するために、自分の心をコントロールしようとした結果、本番が終わっても絶望感が抜けずに、毎回本番のたびにこんなことをしていたら身が持たないってなりました。

ピアノは自分の心を映し出す鏡。オリジナルブランディングでは、より良いパフォーマンスに繋げるためのリフレッシュ法や、自分の内なる声に耳を傾けて心を浄化する機会を、定期的に設けたいと考えています。これらのアイディアをブラッシュアップしてサービス化したものを、近日リリース予定です。最新情報をぜひ、Twitterでチェックしてもらえたら嬉しいです!


* ーシンクロニシティー 音楽家らしいストーリー

*シンクロニシティ
自分が思っていることが、たまたまなんらかの形で現実になること。偶然の一致。

Q6:「結婚したい」と感じた彼との出会いについて、ぜひ聞かせて下さい!

出会いは街コンでした。彼はスニーカーにメガネの「やる気あるのかな」と思ったほどラフな格好で参加していました(笑) 。

私はというと、買い物に出掛けて可愛いワンピースを見つけて購入。お気に入りを見つけて「せっかくだから今日はこれ着て、参加できるイベントに行こう」と、思いついたノリで参加した街コンでした。

会場で一番はじめにお話ししたのが彼でしたが、第一印象では他の方とマッチングしました。ただ、ひとつ彼が印象に残ったのは、私が持っていた母の日用に購入したドライフラワーを見て、素敵だと言ってくれたこと。

そのひとことがなんとなく印象に残り、彼から連絡先を受け取りました。

Q7:そこからどんな急展開をしたのでしょうか!

マッチングした方とは一緒に帰っただけでした。その後、受け取っていた連絡先のLINEのIDを登録をしてみようという気持ちになって、繋がりました。

すると、アイコンが楽器の写真で!!趣味で「ファゴット」という木管楽器を演奏している方でした。

彼とのはじめてのデートは、彼が出張でいきなりドタキャンになるアクシデントがありました。すぐに次の日時を提案してくれましたが、私はキープされていると思うほど、信用していませんでした。

なのに、普段なら人に相談などしない私が、職場の先輩に相談。「もう少し様子をみてみたら?」と言われ、「次の機会を待ってみよう」と思いました。

Q8:普段しないことをしたのには、「運命を引き寄せた感」があります!

実現したはじめてのデートで、通りがかりの子供を見る彼の目が優しくて。2回目のデートで移動中の車内で彼の演奏を聴いた時には、目で見る印象以上にその音色から優しさや誠実さが伝わりました。「この人が好き!」というより「この人になら騙されてもいい!!」そう思えました。

疑うより信じてみようという気持ち

付き合いはじめてすぐに、家族のことや価値観について、ざっくばらんに話してくれました。真剣に向き合ってくれていると感じて、信じてみようという気持ちになりました。育った環境や音楽教養が近いためか、異国の地に現れた日本人のような「言わなくても通じる」感覚がしました。

人生を豊かに、そして幸せにするために


Q9:自分らしくいるために、新しい生き方に興味を持つと、「今、自分がある場所」と「これからの人生をどうしたいか」が明確になる
んだとか!まさにayakaさんの今がそうですね!

「好き」を極めることが、私にとってもっとも効率良く幸せになる方法だと気付きました。これからは「やってみたい!」という、どんなに小さな自分の声も聞き逃さず、否定せず、行動しながら理想を形にしていきたいです。


活動・公演情報 

ピティナ・ピアノコンペティション ソロ部門B級-F級本選奨励賞
デュオ部門連弾初級B本選優秀賞
第4回北本ピアノコンクール D部門本選第3位
第6回ペトロフピアノコンクール 本選審査員賞
第25回日本クラシック音楽コンクール ピアノ部門大学女子の部 全国大会入選
2022年より演奏活動を本格始動。
12月に自身初となる自主企画ライブを東京・赤坂にて開催予定。


Interview & Text:Tomoe chibana


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