縄文BABY/ザ・クロマニヨンズ
せっかくnoteを始めたので、好きなものについて書いてみようかと。
クロマニヨンズで、マイナーだけど大好きな曲を紹介。
『縄文BABY』
SIX KICKS ROCK&ROLLプロジェクトの第5弾シングルとして発売されたこの曲。
最初にタイトルを見た時は、きっとふざけた曲だろうなーと思ったが、実際はマーシー作のロマンティックなロッカバラードだった。
カモン 縄文
土器 ドキドキ
歌詞の一部をピックアップすると、小学生が初めて作ったラップみたいで、とても名曲とは思えない。
しかし、これがまた素晴らしい名曲。
50年代、60年代のような、ロック創世記の匂いを感じるメロディが素晴らしく、何度も何度も聴きたくなる。
古くて新しい感触。
縄文BABYというタイトルだからか、この曲を聴いている時に目の前に浮かぶ風景は、決してビルや都会の景色ではなく、自然や大空、そういった雄大なイメージが脳裏に浮かぶ。
だからこの歌詞も、とてつもなくロマンティックに響いてくる。
アレンジも、派手じゃないんだけど凝っていて、1番、2番と曲が進むにつれてどんどん変化していく。
クロマニヨンズは「コーラスやりすぎ問題」があるんだけど、この曲は抑えめのコーラスもロマンチックで良い。
ヒロトのボーカルも丁寧に歌っており、グッとくる。
丁寧、と自分で書いて気付いたけど、全体的に丁寧に作られた曲、という印象がある。
雄大で、穏やかで、でも迫力があり、丁寧に紡がれたロマンティックな世界。
そんな作品です。
ファンじゃない人にはお勧めしづらいけど、ヒロトマーシーが好きで、でもこの曲は聴いたことがない、という人にはお勧めです。
是非、聴いてほしい。