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202406

日記のつもりだったのに月記になってしまった。最近忙しいせいか胃に潰瘍ができたりして、思うように動けていない感じがする。それがすごくもどかしい。昨日は記憶のないまま机に突っ伏して寝ていた。腰が痛い。

ただ、性格は何となくだけど明るくなってきた気がする。本業の清掃業に加えて本当に少しだけど文章で仕事が貰えているのが支えで、僕はそれで睡眠時間が減ってしまう分にはそんなに心が苦しくないのだ。心が苦しくないというのは、身体が苦しくないことの何倍も価値があり、自殺とか鬱とかそういうことを頻繁に考えなくて済む。そりゃ人間だから死にたくなる日はあるにせよ、死にたいと布団に丸まりながら震える日数は去年より明らかに少ない。この調子で全ての不義理への禊を終えて、早く真っ当な人間へと戻りたい。

今日は髪の毛を短くした。短いというかクロップヘア、ほぼ坊主だ。眉毛を描いて、長年かけている眼鏡をコンタクトにし、品川区のエミネムを自称しながらアメリカ人が好きそうなアニメTシャツを着て一生治らない猫背のまま灯りの消えたをトボトボ歩いている。僕はどこへ向かっているのだろう。

もう関東も梅雨入りだろうか。今年は空から水が降り続ける憂鬱が随分と後ろ倒しになって、大量の宿題を残した夏休み終盤の気分になった。外に出る誰しもが憂鬱で、洗濯物を干す全ての人が頭を抱える梅雨に打ち勝てるか不安だけど、どうにか勝つしかない。誰にでも訪れる憂鬱と災難の手を振り切って、何とか生き抜くしかないのだ。それだけのことが、僕にはどうにも難しい。いや、本当は誰にとってもそれなりに難しいのだろうか。

こんなことをつらつら書いていて実感したけれど、僕の怠惰や他力で生きていくスタンスが今年変わっていこうとしている。個人事業主になってから自分で仕事をとって、自分で頭を下げて、これからは自分で営業をかけてさらに仕事をとってこなくてはならない。酷いジョブホッパーだった頃にずっと雇ってくれていた企業はもう後ろ盾にはなってくれず、ワークライフバランスだとか睡眠時間だとかを気にしていた頃の記憶はもうほとんどない。目まぐるしく変わる状況に頭が吹っ飛びそうだからこそ、今まで支えてくれた人や会社に以前より深く感謝しているし、頭を下げざるを得ない。雨が降ろうと風が吹こうと、僕は僕の屋号を手の伸ばせる精一杯の位置に掲げたまま生きていくしかないのだ。

僕のことばかり書いてしまったけれど、読んでくれている皆さんは最近元気だろうか。僕はTwitterを開くのも、フォロワーの方と会ったり連絡を取り合ったりすることもほとんど辞めてしまったからそれを知る術がない。今更僕の方からお元気ですか?なんて声を掛けるのもどこか気持ちが悪い気がして出来そうにないけれど、誰でも連絡してきてほしい。連絡できない時は連絡できないけれど、以前DMを返していたような空の白んでくる時間には比較的連絡がつきやすいと思う。今の時期なら午前3時から5時くらいだろうか。誰からの連絡も待っている。

さて、今日はもう頭のスイッチを切ろうと思う。皆さんも良い夜を、良い夢を、良い明日を。

甘いもの食べさせてもらってます!