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マリーンズ・ポジション争いに注目① 〜内野編〜

3月中旬になり、いよいよ、開幕が迫ってきましたね。
練習試合、オープン戦を重ね、少しずつ「2024年シーズンのマリーンズの形」が見えてきつつあるように思います。

ただ、3月13日のタイガース戦の中継で情報として紹介されていましたが、千葉でのオープン戦の間は試合中の細かいサインは出さない方針とのことです。つまり「チームとして勝つ」力を高めるのは名古屋から。それまではもう少し個人のアピールを見るよ、という首脳陣の考えだと、受け取りました。

そうであれば(勘違いかもしれませんが(⌒-⌒; ))、こちらもそのつもりで、個人のアピール合戦=熾烈なポジション争い、という視点でこの時期のマリーンズを楽しんでみようと思います。

今回は内野手編です!

内野シャッフルがチーム力を上げる!

今シーズンのマリーンズの内野手といえば、やはり「シャッフル」ですよね。吉井監督が、昨季セカンドでゴールデングラブを取った中村選手をサードに、昨季ショートで勝負強い打撃を見せてくれた藤岡選手(幕張の奇跡!)をセカンドにコンバートすることを明言しました。

それぞれ個別の事情はあると思いますが、前年の5位から2位に躍進したチームを、それでよしとせず、さらに上に、常勝軍団にするために「あえて崩す」ということだろうと、受け止めました。

そういう意味では、この「シャッフル」がどのようなポジティブな変化を生むのかが、内野の注目です(外野にも好影響をもたらすと思いますが)。

ポジティブ変化予想(1)安田選手の大爆発!

予想というよりも願望です(⌒-⌒; )
期待の大型内野手・期待のスラッガーから、「期待の」がとれてほしい…と願い続けてもう何年も経っています。昨年までは、とにかく首脳陣が気にかけて、我慢して使って、盛り上げて、なんとか育てよう、という思いを感じていました。安田選手自身も、その期待を十分感じていて、だからこそ、シーズン中も頻繁にフォームを変え、なんとか結果を出そうともがいたのだと思います。もちろんそのなかで、サヨナラ打を重ねるなど一定の結果を出しましたが、「あの履正社から、待望のスラッガーが来てくれた!」というドラフト時のワクワク感からすると、正直物足りない。

それを受けて今回の「シャッフル」。安田選手の立場からすると「ポジションはあげませんよ。奪ってください。打つしかないですよ。十分時間は与えましたよね」という首脳陣からのメッセージにも受け取れます。そして、その厳しいメッセージをしっかり受け止めて、現状、結果を出してくれつつあると思います。打席でも、落ち着き、どっしり感がある気がします。

自主トレも、柳田選手のもとを卒業して、アメリカに渡るなど、ニュー安田への脱皮をはかろうという意欲をすごく感じて頼もしいです!

ポジションがサードなのか、ファーストなのか、DHなのか、残念ながら開幕はベンチなのか…そこを、ドキドキしながら、ワクワクしながら、残りのオープン戦を見ていきたいと思います!

ポジティブ変化予想(2)ショートのレギュラー爆誕!


これも願望かな(⌒-⌒; )
よく里崎智也さんのYouTube見るのですが、サトさんがマリーンズを語る時によく出る言葉が「ショートガチャ」。ショートを固定できないので、ドラフトで毎回ショートが守れる選手ばかり取る。だから、他のポジションが薄くなり、チーム力が上がらないんだという文脈でよくお話しされます。

確かに、サトさんがバリバリのレギュラーだった頃は、小坂さんがいて、西岡さんがいて、使い分けこそあったもののショート不在というイメージはなかったですね。ただ、そこから今までは、有力選手はいたもののコンバートあったりして、この人ががっちり掴んだ!という印象は薄いです。

ここ10年ぐらいのドラフトを見ても、三木選手、奨吾選手、平沢選手、藤岡選手、松田選手、福田選手、小川選手、池田選手、友杉選手、金田選手と、支配下だけでも二遊間できそうな選手ずいぶんとってますよね。もちろんそれぞれに活躍してくれてますが「むこう5年は正遊撃手は安泰」みたいにはなってない。

ただ、今シーズンのシャッフルで、茶谷選手と友杉選手の一騎打ちという構図が明確になりました。ショート以外も守れる両選手ですが、サード中村・セカンド藤岡・ファーストソトの各選手と考えると、試合に出るにはショートしかない。そういう環境でより集中力増して正遊撃手奪取に向けて邁進してくれているように思います。

実戦の序盤は茶谷選手の打棒爆発!内角球をうまく捌いての本塁打は見事でした(パテレの動画をどうぞ)。最近バットが湿りがちですが、入れ替わるように友杉選手の打撃が上がってきました。昨日も引っ張りでヒット打ってましたね。ハイレベルの争いを続け、シーズン終わるころにはどちらかが「むこう5年は安泰の正遊撃手」になってくれれば、2025に常勝軍団を目指すチームにとって大きいですよね。


ポジティブ変化予想(3)ルーキー上田の新人王(級の活躍)!


ドラフト前後は「ホームランバッター」という評価が記事になってることもありました。同じ背番号で左打者ということで大松選手に似ているという解説者の方も多く、豪快な飛距離十分なHRを期待したくなりますが、どちらかと言うと中距離打者なのかもしれませんね。動画で見ただけですが、すごく打席で落ち着いているように見えて、対応力が高いと言うか、いわゆる実戦向きのような気がします。なんとかしてくれそうな感じ。実際、練習試合〜オープン戦でもコンスタントにヒット出てますよね。勝手な個人的な思いですが、2軍で1年間主軸を経験して、というよりも、どんな形ででも1軍で試合に出て、居場所を自分で固めていくタイプのような気がします。打席に立つごとに味が出ると言うか。まあ、自分がたくさん、上田選手の打席を見たいだけかもですが(⌒-⌒; )

もともとサードが本職のようですが、ファーストもできるし、外野もできるとのこと。最近はセカンドの練習もしているようなので、1軍で1打席ずつ、1安打ずつ、着実に積み重ねていってほしいなあと願います。

補足:ケガについて。。。


藤岡選手が足首を痛めたという衝撃的ニュースにショックを受けましたが、状態はどうなのでしょう? 本人が「もう大丈夫」と言ったニュースも目にしましたが、他球団との駆け引きもあるでしょうから鵜呑みにできないなと、まだ不安です。

ただ、藤岡選手はシーズン途中からでもすぐに実力を発揮する力があると思うので、焦らずじっくり回復を優先させてもらい、その間、開幕からしばらくセカンドを守る選手が出ることで、層の厚さを作ることができれば常勝軍団化に拍車がかかると、前向きに考えています。

一番手、、、だれなんでしょう? 個人的には池田選手に勝ち取ってほしい思いがありますが、他の内野に右が多いかなとすると上田選手が開幕セカンドもあるかも。昨日は小川選手も出ていて、打席での粘りもいい感じに見えたので小川選手もありですね。「安定感」ということでは、サード安田・セカンド中村に「戻す」のもありではあるけど、、、個人的には発展的なシャッフルに逆行するのはどうかなあ、と思います。逆に、そうさせないように、池田選手、上田選手、小川選手の奮起に期待したいです!

これからもマリーンズを応援するのが楽しみです!


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