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vol.4 婚活で最初に取り組んだことは、超絶リアルな思考からだった!

こんにちは、コズです。このnoteでは、1年のうちに「フリーランス独立→婚活→結婚→引っ越し→妊娠(Now!)」を怒涛に過ごしてきた38歳♀(2024年時)の経験談を書き綴っています。

今回は、アラフォー離島婚活の私が「婚活で最初に取り組んだこと!」のお話です。


まず最初に言っておくと、私自身はほぼ恋愛経験の無いスーパー恋愛弱者です。友人の恋愛話にはうといし、「好き」という感情もどうもピンと来るような来ないような…(後にアロマンティックという性自認を知り、自分の場合はデミロマでは!?と気づくことがあったけど、深くは気にしていないです)まぁ、端的にいうと恋愛よりも仕事バリバリ!で過ごしてきました。

こんな恋愛脳皆無の私でも結婚できるのか…?
(仕事はできるのに・・!)

こんな方もいらっしゃるのでは無いでしょうか。
大丈夫です!
結婚を恋愛スキルから考えるのではなく…
仕事スキルを婚活でも十分に発揮することができます。

実際に婚活をして私が感じたこと…
それは、婚活って「プロジェクトマネジメント」だな、ということ。
中間管理職、マネージャーの経験はとても生きたと思います。

では、どんなことを最初に決めておくのがよかったかというと…


予算、時間、年齢‥という、かなり現実的なものです笑
感情や気持ちの部分ではなく、「もはや○万円のプロジェクト」として取り組んでいました。それぞれ、詳しく書いていきますね!

1.予算を決めておく

シンプルに考えました。

自分にとって「必ず結婚できる時、いくらお金を出すことができるか」と。

これは、私の中で結構お金の考え方などが変わった「問い」でした。
皆さんは具体的な金額が思い浮かびますか??

これまでの私のお金の使い方はというと…
Macが壊れればすぐに20万円は出してしまうし、
2年に1回の車の車検には10万円かかるもんだと抵抗もなかったし、
ご褒美!として化粧品たった1つに3万円を出せてしまうこともあるし…

振り返ると、必要だからお金を払う、その時の衝動でものを買う…など、あまり考えずに、何気なくお金を使っていたように思います。果たして、その金額のうち、「自分の未来のために使うんだ!」と意識して使ったものはあっただろうか!?

「予算化」というと無味乾燥のような作業に思いますが、「自分の欲しい未来のために使う金額を決める・使っても良いんだと許可する」という行程を作ることがとても重要だったと思います。特に、これまで仕事やその時の都合でお金を使ってきた場合は、なおさら自分自身へお金をかけると決めることは新鮮でした。条件つきの「ご褒美」とはまた違い、どういう自分であってもこの金額は自分自身に使っていいんだと、自分自身に言ってあげることが大切ですね。

で、実際のところいくらにしたかというと‥
私の場合、さすがに結婚するのにMac1台分では安すぎるよな…かといって、今の貯金から100万は難しいし…Mac2台分くらい??と考え、
うん、50万なら出す!!と決めました。
(Macを比較にするのもアレですけど…笑 当時は考えやすかった単位だったんです)

そんなわけで、ひとまず50万の予算のアタリをつけつつ、実際の金額の算出は別でシュミレートしていました。私の場合、離島暮らしだったので船賃や食事代、場合によっては宿泊代も…月に2回の遠征、結婚相談所の月会費、初期費用(入会金やプロフィール写真撮影費)など、具体的な金額を見積もった上で金額の上限を決めました。何にせよ活動するのにお金はかかるので、「いくらかかるか不明」と怯えて活動するより、少しでも想定をして取り組んだ方が安心です。

2.時間を確保する

先述の通り、仕事中心に動けた私はシフトいつでも入れ放題!職場の都合に動けてしまう状況にありました。特に私の場合は観光関係の仕事についていたので、土日の出勤・平日休みという、一般的な休日との認識のズレがありました。

当然、婚活についても土日を中心に皆さんスケジュールを調整しています。となると、私の時間の使い方も見直す必要がありました。土日の休みを確保しなくては・・・!このあたりから、働き方についても根本的な変化が必要だと感じ始めるようになります。

ここはもう、素直に職場の上長へ相談しました。介護や子育てなどで勤務曜日や時間の制限がある社員もいるのであれば、自分の未来のために勤務を調整・減らすことだっていいはず‥この年まで色んな事情のスタッフもフォローしてきたし、管理職として皆が難しい案件も頑張ってきた…!私にも、仕事以外のフィールドを生き生きと活動してもいいじゃない!!!

そんな気持ちで、
30代後半になってきて出産を視野に入れていること、
そのために結婚を踏まえたパートナー探しを考えていること、
現場のことも踏まえ(スタッフ不足)て、徐々に仕事を減らす調整をしていくこと、
社員から業務委託への勤務形態へ変更していくこと、
自身の希望を伝えました。

思い切って退職・転職…という方がある意味早かったのかもしれませんが、やっぱり10年間を過ごしてきた離島の活動・仲間たちのことを思うといきなり現場から消えてしまうことはしたくなかったですね… 少しずつ手を離していく、という方法を取りました(こっちの方が普通は難しいかも)会社にも事情を理解していただき、結果、土日のシフトを外す&新年度からは現場のシフト入りを週2日+在宅何日かというような勤務形態の変更することができました。(このあたりはその前年度から週4勤務にしていた事情もあり、いきなり大きく変えたというより徐々にという部分があります)


3.自分の年齢とじっくり向き合う

そんなこんなで、お金と時間の捻出を実現したわけです。婚活に必要なことが感情や出会いではなく、こんな現実的なところから始まりました。思えばハードルが高いようなことかもしれませんが…ここまで動けたのは、「年齢」を軸に考えてみた点が大きかったと思います。

そもそも、「出産」が婚活のスタート地点だったので、年齢のタイムリミット(もちろん一概には言えない)は見えていたし、子供が成人した時に自分がいくつなんだ??とか、その時親の年齢はいくつなんだろう?、何歳まで働いていたいか?、と考えていくと、今の年齢で動かないと叶わないことや取り戻せないことが見えてきたんですよね。

「このままの働き方、暮らしでいいのか??」
「変える必要があるのでは??」

このあたり「年齢」で考えると実に現実的です。
20代の時には無限に時間があるように感じるから、このあたりは肌感として実感しずらかったんだろうな‥いやいや、気持ちさえあればどの年でもチャレンジできる!というのも分かりますが、家族計画についてはちゃんと年齢は考えておいた方がいいです。

35歳以上になれば高齢出産になるし、
40歳までに初産の経験がないと、出産のリスクが上がるし、
43歳以上になると50%で流産の可能性、そもそもの妊娠確率がガクッと落ちてしまう…
40歳までに産んだとしても、2人目はどのタイミングで?
不妊体質だったらどうする?

もちろん、統計データと現実で違う部分は出てきますが、こういったデータがあるようです。正直、妊娠と年齢がここまで密接だとは全然思っていなかったです。若いうちがいい、くらいには聞いていましたが具体的な数値データを知ると全然危機感が違う‥ めっちゃくちゃ大事なこと、どうして誰も教えてくれなかったの!?とすごく思いましたね。後悔はしていませんが、あまりにも知識が無く暮らしてきたなと… こういった事実を見て、動く気持ちは高まったように思います。逆に、37歳ならまだ間に合う!!!今気付けてよかった!!!今やるしかない!! と自分を勇気付けていました。

この内容を見て、ご自身の年齢とで比較されるかもしれませんが、あくまで私の一例なので、参考程度に考えてくださいね!決めつけられるものではないので‥イチ、情報の補完として役にたてば幸いです。


いかがでしたか??スタートにロマンスもクソも無かったんですよね…笑
これが仕事脳の私が取り組むことができた「婚活のスタート」でした。

これまで「いつかは結婚できるだろう…」と何の活動もなく、
具体的な成果もなく、37歳にまでなってしまった私にとって…
「いつか」は来なかったのです。

そんな私はロマンスに憧れるのではなく、年齢という超リアルに向き合ったことで、がっつりと動くことになりました。逆に、ここまで制限があったほうがやりやすかったかもしれません(締め切りに追われている感覚笑)

婚活にはこんな取り組み方だってあるんです。
恋愛苦手な人だって大丈夫。
仕事できる人は、これまでのスキルも絶対役に立ちます。

同じような方の参考になれば嬉しいです!
次回は現在の妊娠生活についてのお話です〜!
それではまた!

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