老化と活性酸素
鉄やリンゴなどは酸化すると「さび」ます。
「さびる」とは物が劣化すること。
人間も同様に、酸化して「さび」れば劣化、つまり老化します。
そして、人間を酸化させる要因に「活性酸素」があります。
「活性酸素」はふれたものをたちまち酸化させる程の強力な酸化力があります。
人は1日500リットル以上の酸をを体内に取り込んでいます。そして、吸い込んだ酸素の約2%が活性酸素に変わると言われています。
もともと活性酸素には強い攻撃力で、ウイルスや細菌などの外敵や異物を退治する役目があります。
活用されなかった活性酸素は害となるので、人間の体には活性酸素を無毒化する機能も備わっています。
ただ、身体機能を上回って活性酸素が発生すると、健全な細胞を酸化します。結果、老化や病気のもととなります。
活性酸素は「敵」とみなされる異物が体内に入ってくると、発生します。
そして、体が異物として敵とみなすものに、食品添加物、薬剤、化学物質、農薬などがあります。
現代は食品添加物、農薬まみれの食材に囲まれています。
活性酸素が発生しやすい食環境です。
ただ、活性酸素を消去する方法があります。それは、腸内細菌を活性化させること。
腸内細菌は強力な抗酸化力があります。
そして、腸内細菌を活性化させる為には、日々の食事選択が必要になります。
食生活の見直しが老化防止につながります。
腸内細菌を活性化する方法や食事術は、またおいおい書いていきます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。