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オンライン暴力と多様性社会

いろいろと芸能関係のニュースが騒がしい。
でも、作品とは関係ないから放ってほいてあげたらいいじゃないかと思う。
そもそも音楽やお芝居などで表現されている人間の複雑な思いは、四角四面で測られるものではないし、その中に収まらない爆発的なものを表現するからこそ、成り立っているものだとさえ思う。

行き過ぎた規制は、芸術の可能性をも否定する。
多様性を重んじるはずの世の中で、既存社会の枠に収まらない考えなり行動なりをする人は認められないという矛盾に、みな気づいていない。
既存社会の枠に収まらない人たちを集団でネットで叩きまくる、オンライン暴力が横行している。みんな顔と名前出してやってみろよ。
もし叩いている相手が自ら命を絶ってしまったら、その人たちは自己弁護したり「死ぬ奴が悪い」とか言うんだろうな。

暴力までいかなくとも、多くの人たちがそれをネタにしたりしている。
私もその一人かもしれない。
だってそれをネタにnote書いてるんだから。

ただ、プライド月間だなんだと多様性を容認するようなことを言いながら、一つの基準に沿えないからと言って批判や非難で個人を袋叩きにする・できる人たちは、いろいろなものに振り回されて可哀想だと思う。
今の世の中、ネットを見る・見ないという選択肢を選ぶのは難しく、見えてしまう・見てしまうことが多い。
その中でいかに自分を保っていくか。
そこに次の世界に行く鍵が隠されている気がしてならない。

匿名性の中で自分を捨ててやしないかい?
人を叩く前に自分を見つめよう。

とりあえず、今日も仕事行こ。
また駐車場に猫がいたら、お菓子あげよう。


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