コブミカンとの出会い
ゴツゴツした緑色の丸い実、出っ張りがあり緑色のデコポンみたい
名前はコブミカン(タイ語:マックルー)と出会ったのはタイに来たての14年ほど前になります。田舎で農業したくて自給自足をやろうと思って野菜作っていた時でした。
毎日、畑で農作業やって過ごしてました。
非常に淡白な毎日です。野菜を売って必要なものを最低限買って過ごす日々。
ある日近所の友人の農家さんとこでご飯を呼ばれて、お酒飲んで、泊まって帰ることになり、シャワー浴びようと浴室に入ったら、シャンプーがない!
石鹸もない!
慌てて友人に石鹸無いって言いにいったらそこにあるって、
私:「香りがいいミカンみたいなものはある」
というと、
友人:『それ』
だって
はぁ?
ナイフがあるから切って使えって?
近所にセブンイレブンなんか無いとんでもない田舎
しょうがないから、したがって、カットしてどうする?
友人:「塗りつけて擦れ」って
酒飲んでたものありジョークかと思い全身擦り付けた、
いい香りがしてなんかツルツルになった感じがする
果汁が目にしみたが一通り洗って水で流した
とてもいい香りがしてものすごく肌もツルツルになって、髪の毛もきしむけど頭皮はスッキリ爽快です
時間も遅かったせいかその日はそのまま寝て翌日、朝から顔を洗ったらこれまたツルツル!!
衝撃でした
友人にその正体の木を見せてもらったらマックルー(コブミカン)ということがわかった
村のおばあちゃん曰く、昔からシャワーや食器洗いに使われて来たものだとわかりました
確かに、市販の食器用洗剤はこのコブミカンの絵が載ってる
家に帰って、しばらくもらってきたコブミカンでシャワー浴びてたら肌はツルツルになり始めたのでこれは何かできないかと調べたら、
すでにタイではケミカル入りでシャンプーがあった。
これがコブミカンとの出会いでした!
のちにコブミカンシャンプー作るとは考えてもいませんでした。
つづく