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オスロへ到着

10日(金)昼前にオスロ市内にあるSlemdalという地下鉄駅の近くにある民泊に無事到着しました。

こちらは夏の間に下見をし、前回よりジャンプ台などに近い場所を予約しました。物価の高いこちらでは可能な限り安い宿とジャンプ台など近い環境を選びながら、約3ヶ月間滞在の経費を削減しオーナー様にも協力を得ながら予約することができました。

今回も同様、こちらのアプリで大変お世話になったAirbnb(エアビー)を利用し予約をいたしました。

こちらまでの移動はレンタカーやタクシーはもちろん使用せず、電車や飛行機、現地の公共交通機関を利用しました。

今回は飛行機のチケット手配や空港乗り継ぎなどトランジットについてお話ししたいと思います。

今回も少し長文となってしまいましたが、国内外での移動などの参考になれば幸いです。

飛行機予約

5月中旬から8月中旬までの間こちらに来たのが最初ですが、その際ターキッシュエアラインを利用しました。私は国際線の飛行機予約することに慣れていなかったため、東武トップツアーに依頼しました。

旅行代理店を選んだ理由はいくつかあるのですが、一番は渡欧中の急遽キャンセルや変更などあった際、個人で対応できるかどうか不安であったためです。
特に、この時点では言語にまだ自信がなかったため、旅行代理店を経由することによって特に急な変更など代理していただくため安心&安全に渡欧できるのではないかと思いました。
そもそも、チケットの手配などどのように手続きを進めたらいいのかも不安でしたので、夏の期間は飛行機のみではありますが東武トップツアーにお世話になりました。

多くの旅行代理店がある中こちらを選んだ理由は、前職でツアーを組んでいただいたりその際に丁寧なご対応や担当者の方の豊富な経験や知識が大変印象に残っていたのが主な理由です。
ご担当してくださった畦地様には大変お世話になりました。

今回はその経験を活かし、前回ノルウェーに滞在している期間に宿と飛行機の予約を自分で行いました。その時点では4ヶ月近く後であったため怪我や病気で急遽渡欧がいけなるなるのではないかと心配でしたが、時間が経つとチケットや民泊も高くなるので、割引率の高いこの時期に思い切って予約をしました。

前泊

前回は出国当日の早朝に自宅を出発し旭川空港から羽田空港へ、そして夜の便で羽田空港を発ちトルコのイスタンブールを経由してノルウェーのオスロへと向かいました。

今回は冬季のため特に私の住む道北地域では吹雪など悪天候で飛行機がキャンセルになるのではないかと心配したため前日に移動し前泊をして翌日に出国するはずでした。

私は23kgのバッグ2つと20kgのスキーバッグ1つ、計3つのバッグがありました。オーバーウエイトにならないよう再度綺麗に荷物を整理し、翌日の出国に向けて万全な状態で移動できる準備を行っていました。
当日の受付などチェックインの際にカバンを開け荷物の出し入れはいろいろな方に迷惑がかかったり、私もこのような状況は大変ストレスに感じるため、前日から余裕を持った重さで超過しないよう準備を万全にしていたところ、フィンエアーからメールが届きました。

ダカイン(手前)と4kaad(奥)のラゲージとスキーバッグ。
しっかりしたローラーや、タフな移動でも耐えられる生地はとても素晴らしい!
オシャレな刺繍もデザイン性や機能性はとても良い。

しかし、中国とノルウェー移動に耐えられなかったのか。
スキーバッグの方は既に破けが数箇所既にある。
バッグを長持ちさせるため、中に入れる荷物など固いものが直接バッグに当たらないような工夫も必要だ。

予定変更

その内容は、明日飛ぶはずの飛行機が明後日に変更になったという内容でした。
しかも、成田空港からヘルシンキ空港ではなく、香港を経由してヘルシンキへと向かう航路にも変更が発生しました。
オスロへの到着時間は変わりなかったものの、香港を経由するため当初夜出発の予定が午後2時出発へと変更でした。

当初は午前11時ギリギリにホテルチェックアウトし、搭乗手続き開始が午後10時頃であったためどのように時間を潰すか考えていたのですが、ちょうどいい時間となりました。

7日の夜に飛行機の変更が通知が来たため、成田で滞在しているホテルの追加予約やノルウェーの宿の変更、オスロでお世話になるkollenhoppの方々など連絡や現地の移動の再確認など行っていたら深夜となってしまったため、翌日はゆっくり休むこととしました。

前日ゆっくりしたため、出国当日は少し早起きをし、朝ランをしたのち朝食をとりました。運動不足の状況で食事をすると胃に負担がかかり体調を崩すことが多いため運動を心がけておりますが、そもそも食べる量をコントロールすればいい話なのですが…
美味しい朝食も食べたいので朝活は私にとって大事な習慣です。

そして、10時頃ホテルをチェックアウトし成田国際空港第2ターミナルへと向かいました。

香港国際空港

中国は北京、ハルビン、上海(トランジット)、オリンピックが開催された張家口や淶源など行ったことがありますが、香港は初めてでしたのでこれも良い思い出と思い、短い時間ではありましたが、香港滞在も楽しむことができました。
私の感覚では中国本土でも英語がとても上手な方が多い印象で、空港だからという理由もあるかと思います。
前回お世話になった中国人通訳のチーさんも同じようなことを言ってましたが、同じ中国でも全く違う国に来た面白い感覚を体験しました。

中国から帰国した際の北京国際空港。
早朝移動だったため、日の出がとても綺麗で私にとって印象的な景色。

トランジット

前回の渡欧では途中トランジットでイスタンブール国際空港を寄りました。こちらは大変新しい空港でした。
イスタンブールからオスロへ向かう乗り継ぎの際はゲート決定の告知が搭乗開始時刻ギリギリ且つ空港が大きいため、中央で待機した方がよいとアドバイスを畦地様から空港地図や手続き要領がわかる写真など事前にいただきました。これは大変助かりました。

行きは3時間くらい余裕があったため急ぐ時間もなく、また待ちくたびれることもなく程良い待機時間で移動することができました。

乗り継ぎの際に入国審査が行われますが、少し移動の疲れや軽い時差ボケもあり、また初めて行く場所などそれらのゲートを一度通り過ぎてしまい見失ってしまいました。
しかし、大きく目立つ看板は不慣れな私にとって直ぐ戻ることができ、無事に審査することができました。

トランジットでは大きな空港を徒歩や時には空港内専用の電車などで移動したり、入国審査など手続きがあるとどのくらい時間がかかるか未知ですので、飛行機を降りてトイレ以外は直ぐに移動を開始するのが通常です。
その後、空腹や喉の渇きがあれば先ずはゲートまで行き、その付近にあるカフェに寄ります。時間が多くない限り戻ったり遠く離れたりはしません。
また、空港を移動中でもとても気になるお店、例えばその時持っていない電化製品で安い商品があったり、どうしても欲しい商品などない限り、少し早歩きでまっすぐゲートまで向かいます。

例えば2時間ほどのトランジットでは待たずに搭乗手続きができる時間で大変便利ですが、私のように慣れていない移動や初めていく場所などで不測事態を考えると、やはり少なくても3時間以上は欲しいものです

シェンゲン条約

今回は香港からヘルシンキへ向かいましたが、ヘルシンキ到着後に無人の機械で入国審査が行われました。帰国や日本出国の際は無人の機械で行ったことがあったのですが、今回乗り継ぎで初めて無人の機械で行いました。
久しぶりのフィンランドでしたので、挨拶やお礼など簡単な言葉を覚えていたのでそれらを思い出しながら英語での質問を色々考えていたのですが拍子抜けな感もありながら無事に検査を行いました。今後はこのような無人の機械も増えてくるのだろうと思います。

そして、ヘルシンキからオスロについた際、前回の様子と大きく違いました。
それは入国審査をヘルシンキで行ったため、オスロについた際には何も手続きなくノルウェーを入国できたからです。
これはシェンゲン条約を結んでいる国だからだそうです。

ヘルシンキで搭乗手続き待ちしていた際に偶然知り合いになった日本人家族の方に教えていただき分かりました。シェンゲン条約は知っていたものの、こうした経験は初めてでしたので、最初は出口を間違えたかと思いました。

親切丁寧に教えていただいたその方はノルウェーに4年くらい住んでおり、ゲノムなどの研究をしているそうです。私はこのような方々は日本にいてもなかなかお会いできないですが、こうしてノルウェーなどを通じ日本ではお会いできない方とこうして新たな出会いがあるのは本当に貴重な経験や体験ではないかと感じています。

ちょっとした思い出

実は、フィンランドやフィンエアーには特別な思い出があります。多分、スキーの合宿や大会など含めて一番多く訪れた国と空港だからだと思います。せっかく移動するのであれば選手の時に一番お世話になったヘルシンキの空港に久しぶりに寄りたいと思い、こちらを選びました。

私は年明けの移動であったため全く問題なく順調に移動できましたが、クリスマス時期になるとフィンエアーの職員によるストライキなどで便が急遽キャンセルになったり、その影響で荷物が届かなかったりなどロストバゲージがあると伺ったことがあります。通常だとこのようなことがなく無事に移動できるとも評判であったため現地へ無事に到着しました。
また、機内は大変綺麗で、空港などはオシャレなデザインでいつ見ても魅了され歩を止められる感覚が、私はとても好きです。

ヘルシンキからオスロへ向かう機内の様子。
コーヒーは約400円。
値段より思い出の方が勝ってしまう。
ちょっとしたデザインもシンプルでお洒落。
支払いの殆どがクレジットカードのタッチ決済。

チケットと手荷物預け

それと、乗り継ぎなどトランジットの際のチケットと手荷物です。
最近のチェックインは24〜48時間インターネットから事前にできたり、また、空港受付カウンター前にある無人の機械で行うことが可能で大変便利ですが、私は事前にインターネットでチェックインをしてもスキーなど特殊な荷物があったため出国当日は受付カウンターへ向かいトランジットの確認とそれらの荷物を預けます。

この時に必ず行うのが乗り継ぎの際にその時のチケットも発行してもらうこと、また預けた手荷物が直接オスロまで行くかどうか必ず確認することです。

私はトランジットで新たにチケットを発行してもらったり荷物を受け取った記憶があまりありません。
荷物も途中で受け取らずダイレクトに目的地空港まで運んでいただきストレスなく移動が可能なのは本当に素晴らしいサービスだといつも感心します。

ネット環境

今はどの空港に行ってもWi-Fi環境が整っていますし、いざとなれば料金は少し高額になりますが、データローミングやキャリアなどの海外契約などでネットに繋ぐことも可能です。

それらは前回の渡欧で経験しました。

困ったことはありませんが、もしWi-Fi環境がなくてもこれらは問題解決が優先ですし、また何日も使うわけではないためとても重要で大変便利がと思います。

飛行機では多少の時間の変更はあったものの、前回同様、運よくほぼ予定通りに現地へと無事到着することができました。

オスロ国際空港から宿までの移動

前回は夏でしたので荷物はかなり軽量で向かうことができました。

今回は冬の道具やスキーも持参したためラゲージは2つとスキーバッグは予想していたものの流石に重く大変でした。

そしてこういった時に限って地下鉄のゲートが工事中であったり、降雪があったりとなかなか移動もタフでしたが、可能な限り自らの力で移動する経験をしたいと思い、タクシーなどは絶対使いたくないという意地と根性で地下鉄の階段を2往復したり、電車の扉が開いた瞬間に20kg以上ある3つの荷物を乗り降りさせたりして移動を行いました。

この日は急ぐ用事はありませんでしたし、午前中にオスロ空港へ到着できたのもあったりと明るい間に移動できたのはとてもラッキーでした。
こうした現地移動を考えると、目的地付近空港到着はやはり早いほうがいいのかと感じます。

地下鉄駅の様子。
この後電車に乗った車両では多分半分の乗客がスキー客であった。
オリンピックや世界選手権など多くの大会で活躍したクロカン競技のノルトグ選手。
地下鉄の看板もクロカン選手の起用が多い。
スキー手入れの宣伝か。
絶対日本ではあり得ない光景。
これほどのスキー文化が根強く雰囲気を感じると嬉しさのあまり流石に笑ってしまった笑

出発前はいつも不安でいっぱいですが、移動を開始すれば起こる不測事態も笑い話になる素敵な経験と思い出です笑

Midtstuenから電車に乗り、山頂にあるFrognerseterenで下り、夏は自転車、冬はスキーやこうしたソリで滑り降りる。ノルウェー人など地元の人はもちろん、他国の方も全身真っ白になりながら老若男女ソリを楽しんでいた。
ジャンプ台を利用する選手もMidtstuenで下車し、ジャンプ台へと向かう。
交通の便も大変良い。

私にとって特にノルウェーの渡欧は貴重な時間でもあり、素敵な時間。
多分、学びで来れるのは今回が最後。

不安ももちろんあります…

しかし、今は後に得られる大きな経験や体験など私にとって貴重な財産になるだろう期待に躊躇せずしている場合ではないと思っています。
ですから、前回以上に口角を上げながら、またこの瞬間も楽しみながら思い切って学びを深めたいと思います!

今回も長くなってしまいましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございます!

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