育成を主軸とした初のプロスキーコーチとして…
経緯について…
私事ですが、
平成20年(2008年)から16年間お世話になった北海道下川町教育委員会を今年の3月をもちまして退職いたしました。
私はこちらに所属した間、日中は教育委員会の体育を中心とした業務はもちろんB&Gやスキー、ランニングイベントなど幅広い業務に携わらさせていただきました。夕方や週末になると下川ジャンプ少年団と下川商業高校スキー部のコーチを行っておりました。
特に小・中学生ジャンプ選手、中学生以上のコンバインド選手、高校生の女子ジャンプ選手を中心に指導しておりました。
こうした環境の中、葛西紀明選手や伊藤有希選手ら素晴らしい先輩たちの頑張りや、後輩たちの努力などにより私の在籍中では素晴らしい経験をすることができました。感謝しかありません。この場をお借りしましたお礼申し上げます。ありがとうございました。
4月からはノルディックスキーを通じた指導能力向上を目指すため私にとって苦渋の決断ではありましたが、退職を決意し育成や教育を主体としたプロのコーチとしてこの道を選択をいたしました。
今まで経験したことはもちろん、イメージしていた「モノ」や見えなかった「モノ」、見ることができなかった「モノ」などこの目で見て、またこの肌で感じるなど学びを深める1年間としたいと考えております。
世界のジャンプ、コンバインドを代表する強豪チーム『kollenhopp』
5月13日から8月7日までノルウェーのオスロを拠点とする強豪チーム『kollenhopp』にお邪魔し様々なことを勉強させていただきました。世界で活躍するトップアスリートはもちろん若手からベテランまで揃っている指導者、歴史のあるジャンプ台&クロカンコースなど素晴らしい環境の中、今回は特にコーチングスキルや語学、スキー文化などをはじめ多くの学びを習得いたしました。翌年の1月8日から3月31日まで再度kollenhoppにお邪魔し、2025年ノルディック世界選手権が『Trondheim』で開催されるため渡欧し学びを深める予定です。
シーズン本番の渡欧が私が求める本当の学びでます。
彼らがどのようにして世界選手権など大舞台に向けて調整をしているのか話を聞いたり練習風景を観察したりするのが大変楽しみです!
また、私のようにこの素晴らしい大会を楽しみにする方々など国民や近隣市町村などこうした「スキー文化」がどのように根付いているのか肌で感じ彼らの文化に触れるのが大変楽しみであります!
初めての契約!
その間ですが、中国黒竜江省ジャンプチームからコーチとしてのお誘いをいただき、年内の短期契約をいたしました👏
今後の予定では早くて10月中旬に黒竜江省ジャンプチームの選手らが来日し長野県や新潟県を拠点に練習をする予定です。早く一緒に練習できることが大変楽しみです🏋️♀️
彼らはまだ若い選手です。また、様々な知識や経験の取得がたくさん必要なチームでもあります📚会場でお会いした際、私共々あたたかく見守っていただけたら嬉しいです!
実は、その契約に8月22日から9月5日まで視察兼ね約2週間ほど河北省淶源というところへ行き、ほんの少しですが彼らとコミュニケーションをとりながら練習などサポートをしてきました。
彼らはとても真面目でまた集中力の質も高く、指導していても大変楽しかったでした。
しかし、基礎的な情報の収集や知識の構築、またコーチなど指導や育成などの教育全体に課題を感じました。様々なことが連携しそれらがシステム化すれば素晴らしいチームになると感じました。
今後の展望について…
今後の展望としましては、特にノルディックスキーなどのスポーツなどで中国やアジアの発展が世界の発展につながると思っております。世界の発展がきっと我が国、日本のスキーや私の住む下川町などのスポーツ発展につながると信じております🤞
こうしたスキーを通じた様々な交流が様々な場面でつながり、一人でも多くの方々に寄与できるよう努めて参りたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします⛷️
また、noteでは毎週月曜日を基本とした1回/週を目指して情報を発信し、スキーやスポーツ、幅広い運動などを愛する皆様と少しでも繋がりそしてその素晴らしいカタチや想いが様々な方々に届き続ける
Chain Reaction ♾️「連鎖反応」
を起こしてくれたらと思っております!
いいものをカタチに…
少しずつカタチに…