クリニック受診と自分に向き合う時間
前回の記事の続きからの記載になります。前回の記事はこちらです。
※グレイスバンクアンバサダーとしての記事です。
いよいよクリニック受診当日予約した時間に受診。
まずは相談という感じで受診しました。
そもそも「とりあえず聞いてみよう!」の精神で受診しているのである程度下調べはしたものの判らないことだらけなので色々と先生に質問させてもらいました。
下記のような質問をしたと思います。
37歳(当時)で検討することはそもそもありなのか
絶対子供が欲しいです!という考えでない人でも検討する人がいるか
費用面や仕事との両立
特に費用面についてはとても解りやすく教えていただき実際にどのくらいの費用が必要であるか、保管する期間により変わることも含めて丁寧に教えていただきました。
問診表を基にして実際に実施するとなった場合のリスクや処置の流れについても教えてもらいました。
相談だけで帰宅という選択肢も取れました。でも先生のお話を伺う中で自分の中で本当にそうだなと思った言葉がありました。
【実際にやるかは横においても自身の体の状態を知っておくことが大切】
【今が一番若いわけだから逆に今知っておくことで対策を打てます】
これらの言葉でした。
その日に実施可能な検査を全て実施してもらうことにしました。
費用面は自費診療扱いになるので少々当時高かったです。
現在の物価高の現状からすると今だったら躊躇するかも・・。
しかし、逆に今は自治体によっては助成金があったり、グレイスバンクさんでセミナーに参加するとAMH検査のキャッシュバッククーポンの発行があったり当時よりもサポート体制があるのでお調べになると良いと思います。
検査項目はこんな感じです。
内診
エコー
血液検査
子宮や卵巣に何か問題があった場合はそちらの治療を優先しなければならないこともあったりするので検査が必要であります。
血液検査でも肝炎や梅毒など感染症があると困るのでその項目があったり、一番大事なのが特に実際に個人差が大きいとされているのがAMH検査になると思います。
AMH検査についてはクリニックのHPにとても解りやすく記載されているのでご覧ください。
正直AMH検査の結果が出てくるまでどきどきでした。
値はその日の体調によっても多少変わるからあまり気にしすぎない方が良いとされるものの、もしこの値が芳しくなかった場合はどうしよう。
自分はどのように感じるのだろうか。ぼんやり考えながら検査結果を待っていたことを覚えています。
検査結果は待つ時間があれば当日教えてもらうことができます。
院内は作業できるスペースがあるので仕事の資料を作りながら結果を待ちました。
結果的に自分のAMH値は年齢を考えると割と高く、かといって高すぎて月経異常やホルモンバランスが崩れているというわけではないものでした。
今だったら自然妊娠も望めるというお話。その他の検査も問題なしでした。
私自身特に当時相手もいなく予定もなく(書いていて寂しくなってきた)でしたが、同級生の不妊治療に関する悩みを聞いていたり(最初の記事参照)したこともありましたので検査結果を踏まえて今までまったく考えてなかったことに向き合うきっかけになりました。
この「今だったら自然妊娠も望めるというお話。その他の検査も問題なし」であることが30代後半になっている自分にとっては当たり前ではないということが痛いほどわかっていたこと、たまたま自分が恵まれているんだなと感じたことでした。
※ちなみに最初の記事はこちら
受診日的にその場で意思決定して「よし!今日から始めます!」ということもできたのですが自分の中ではそこまでの踏ん切りがつかなかったです。
実際に開始するとした場合の来院日について先生に確認させてもらいました。
今振り返ると「子供を欲しいとも一度も思ったことない人間がクリニックを受診して自分の体と初めて向き合ってみて現状を知った1日」でしたのでこの段階で一旦お腹いっぱいだったのかも(笑)
あと、個人的にはエコー検査で初めて自分の卵子を見て「あぁなんか〇っぽいやつちゃんといるじゃん」って思ったこと・・・。
理系っぽい発言でアレなのですが自分も生き物でちゃんと生殖機能あるんやなぁと思えた瞬間であったという斜めからの見方も一応記載しておきます。
実際に始める場合は来院日は月経開始1~3日までに来院をする必要があるとのことでしたのでそれをスマホのカレンダーにメモしてその日を終えました。
次回は実際にスタートするに意思決定した頃の話をしようかなと思います。少しでも参考にしていただける方がいらしたら嬉しいです。
この記事は卵子凍結・保管への理解向上のため、グレイスバンクの提供でお届けしています。
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