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どんぴしゃでレディーゴー(関市編)


旅の記録
関市編です。
この旅は、イノチグラスではなくって
お洋服の展示販売のお手伝い。
想像以上の事が起こり続けて
面白すぎて
人に話続けている。
話す以外にも記録として、
書いてみたくなったのでnoteに。




「どんぴしゃでレディーゴー!」
関市に向かったのは
恵子さんのひとことから。
「千晶さん、運転好きって言ってたよね。
最近色々行かれているよね。
展示会で関市に行って下さる?」


ヘンプコットンのお洋服
ルナティカナパさん改め
アルコドーロさんのお洋服の展示会が
関市であって、スタッフの方々
日程が都合付かず。
行ってくれる人を
アルコドーロのデザイナーの恵子さんが
お探しでした。


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「はい。行きます。」
こんな感じで決まった関市行き。


関市での会場は
カフェぷらなさん。
カフェの名前がぷらなって!!!
(プラーナとはプラーナ(梵: प्राण、prāṇa) は、サンスクリットで呼吸、
息吹などを意味する言葉。日本語では気息と訳されることが多い。
インド哲学では、同時に人間存在の構成要素の1つである風の元素をも意味している。そして生き物 (すなわち息物) の生命力そのものとされ、
やがてその存在はアートマンの根拠にまで高められた。
(Wikipediaより。)

と思いながら、旅の準備をはじめました。
この旅は、展示会の販売を
お手伝いするという役割りなので一人旅。


関市では二泊の予定。
宿泊は恵子さんが選んでくれたエアビーのお家。
国内でのエアビーは初体験。
初対面の人のお家に泊まるなんてと抵抗が生まれたものの
今回は、アルコドーロさんからのご依頼。
とにかく行ってみようとホストに予約を入れました。


関市では鵜飼が有名で、刃物の街で
なんて何も知らずに夕方に関市に到着して
まず向かったのは
ホストにご紹介いただいた、鰻屋さん。
鰻が大好きなんです。


お着物を着た方がお迎えしてくれる
雰囲気のある和のつくりのお店。


今までは津の鰻が一番好きと思っていたけど
関市でいただいた鰻、今までで一番。

辻屋 100年の歴史

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夕食後に向かいますと連絡済みの
ホストのお家はすぐに見つかって
車を止めるとすぐにホストのChisakoさんご夫婦が
玄関にお出迎え。


日本でのエアビーのホスト、
30代から40代。まあ50代?
家をリノベして、ホスト始めました。
という想像だった。


Chisakoさんご夫婦はもう少し上の年代。
そしてお家はとっても大きく綺麗な門構え。
お部屋に通されると
綺麗にベッドメイキングされたベッドが中央にある
和風のお部屋。


すぐに
「お風呂入られます?」

この言葉をお家に戻るたびに聞いて下さった
Chisakoさん。
この言葉を聞くと、可愛がられている!
という気持ちになるのは何なんでしょう。


お風呂はゆったりしたつくり。
淡いピンクオレンジ色の樹脂で出来た
大きなバスタブ。


外国に旅行に来たみたい。
なんて思いながらゆったり過ごして
ふかふかのお布団で一晩過ごしました。


朝ごはんの時間にダイニングルームに行くと
青いテーブルクロスの上に
お食事が並んでいます。

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丁寧に作られて、少しづつを
色々お皿に並べてあって。
テーブル上には
オイルやバルサミコ
身体に良いらしいのとChisakoさんが
勧めてくれたリンゴ酢
スパイスも楽しげ。
サラダの上にはナッツやドライフルーツ。


小さいガラスの器には
甘いもの。


せっかくのエアビー、
ホストと一緒に朝ごはんをいただきたい
とリクエスト通り
Chisakoさんと旦那様と


Chisakoさん
綺麗な和紙で日本人形をつくる作家さん
そしてその先生で。
たまたまネットにレッスンを載せたら
問合せが来た方、イタリアの方。
日本だったの!行けないわ。
との事から
ネットでのレッスンを開始。


すると、海外からの問い合わせが
増えてドバイからペーパードール
を見せて欲しいとのリクエスト。


お友達にその事を話すと
騙されているんじゃない?って言われて。
旦那さんも一緒で良いですか?
というともちろんですと
お2人でドバイに向かったり。


ペーパードールづくりの体験に
興味を持ったいろんな国の人たちが
泊まりに来たり。


Chisakoさんのホストっぷりに魅了された方が多々
高評価をして、エアビーで評価されて
フランスに招待されたり。


面白い話過ぎるんですけど。。。
朝から、面白くてうんうんって首を振りすぎて
くらくらするぐらい。


すっかり話し込んでしまったけど
ぷらなさんへ向かう時間!
と出発しました。


ぷらなと書いた看板を見つけたのは
大きな駐車スペース
カフェの入り口を入ると
右手にカフェカウンター。
使い込まれていて、色んな漬けられたものが
入る瓶が並んでいて
壁にはひとつひとつ違ったコーヒーカップが
並んでいて
何人ものスタッフの方々がモーニングを
お運び中。
奥には広いカフェスペース。


雨の朝だけど
たくさんの人がお店に
ただいまー!
お帰り―って言いながら
入ったり出たり。


アルコドーロさんの会場となるのは
左手にあるイベント用のお部屋。


このお店は長い間
お洋服の展示会「うさと展」を
定期的に開催されているお店。


お洋服をかけるために、
竹だけで、組み合わせてお洋服かけをつくる
「うさと展」特製のラック。


わたしが中崎町に住んでいた時に
「うさと展」を開催してこの竹ラック
組み上げたり、お洋服の重さに耐えれるように
バランス良くしたり、なかなか難しい作り。
友人たちに協力してもらって組んだこと
懐かしく思い出すのと共にとっても親近感。


設営が終わる前から
モーニングのお客様が
なになに?
って覗きに来てくれて。


ぷらなさんが選んだもの
すっと受け入れられていて。
みんなに愛されているって事が
伝わってくる。
お店とオーナー。
オーナーはしょうこさん。


大きなスペースのカフェを
長年続けていらっしゃると
色んな事があったはず。
だけど、そんな事も全部笑顔の中に。
見るからに、なんでも
大丈夫って言ってくれそうな
そんな雰囲気。


カフェのメニューは
どれも安心して選べそうなものばかり。
旅先での一番の安心。
食事と環境。


少し時間が出来たので珈琲で休憩。

ここは中部地方のカフェ文化。
モーニングにサンドイッチが付いてきたり。
珈琲を頼むとシフォンケーキが付いてきたり。

大切に選ばれたものを
全託していただける事の安心感。

アイスコーヒーは氷の珈琲と
淹れたて珈琲。
あつあつ珈琲をアイスに入れて。


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ぷらなさんで働くスタッフの人たちも
見るからに個性豊か。
同じ雰囲気で集っているという
感じは全くない。
個々があって
でもみんな揃ってハーモニーを
創り出している。


展示の後に
お腹すいちゃった!
となったらささっとしょうこさんが
ランチ風のまかないを作って下さって。

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ランチしっかりいただくんだったーーー!
ってぐらいどのお味も身体に沁みる。

イベント初日が終了して
エアビーのお家に帰る。


少しお話してお風呂をいただいて。
この可愛がられている感じ。
わたしがアメリカ留学していた時のホストファミリーを思い出す。


それもその筈、
Chisakoさんは海外からの学生の受け入れもしていた
ホストファミリー。


海外からの子供たちを
何年も受け入れていて

学校に通いたくないと言った子供たちに
たっぷりテキストを用意して
日本語を教えて、学校に通っていた子達より
日本語を上達させちゃったり。

日本語を教えに来ている海外からの
人たちを輸入のターキーを入手してもてなしていたり。
それも毎年のサンクスギビングの日に。

出来事がお話が
スーパーホストファミリー!


次の日の朝ごはんは
マフィンをテーブルで焼いてくれるのは
旦那様。

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話も尽きないけど、
名残惜しいけど
今回の旅の宿はこれでチェックアウト。
また次は家族で遊びに来ますと
約束して出発。


ぷらなさんでの展示も無事終了して。
撤収後には珈琲をいかが?としょうこさんが
聞いて下さる。
ぷらなさんはお店クローズの時にみんなで
熱い珈琲を飲むそうです。


夕焼けが綺麗ってお店の外に出ると
大きな空にはっとするような夕焼け。
綺麗ねーー
ただただ一緒にその綺麗ねと
言って体験するだけで湧き上がる
胸が温かくなる感じ。


土地の中の多様性に出会う。
人ひとりづつの中にある多様性に出会う。

人から
土地から
光をいただいて
この度も豊かな観光だった。



旅に出ると
旅に出会う。

この次の旅は今週末。
愛知県へ。
ぷらなさんで出会ったみーちゃんのところ。
アルコドーロ(ルナティカナパ)
展示販売会(7月25日~27日)
@愛知県西尾市
イノチグラスお話会&作成会開催します。


カフェぷらなさん
今度はモーニングに行きたい。
サンドイッチ、大人気。
しょうこさんがメニューつくったもの、気が付いたら全国展開メニューになるそうです。

鰻屋さん 辻屋
今まで家族には黙っていた。こんなに美味しいの食べちゃったこと!


https://goo.gl/maps/BhYcAfFKNjuUfSd27


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Chisakoさん、旦那様。美味しいお食事をご馳走様でした。また行きます。
これはChisakoさんが撮って下さった写真。
可愛がられていた表情をしている。

スーパーホスト
Chisakoさん


素敵な機会をありがとうございます!
デザイナーの恵子さんは二日前にデンマークに旅立たれました。
日本の麻文化と海外をつなぐ虹の架け橋。
アルコドーロさん


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