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食べたいものは食べるし、やりたくないことはやらないでいい

最近、ちょっとずつだが、メンタル底辺から上向いてきた気がする。

というのも、自分の心に正直になってみることにした。


例えば、節約と健康のために自炊を無理に頑張っていたけど、気が乗らないときや仕事で疲れたときには、完成しているものを食べるようにした。

洗濯は自分のものだけ、週に2、3回まとめて洗うようにした。
夫婦なのだから、と自分に言い聞かせてやっていた家事は、一人暮らしのときと同じレベル感まで下げた。


夫婦である前に、私も夫も一人の人間であるし、お互いに一人暮らしをしてきていたのだ。
着るものがなければ、自分で洗濯をまわす。
そんなことさえも、忘れていた。


去年からはじめたオンラインスクールも毎日必死で取り組んでいた。
お昼休憩や仕事終わり、家事の合間など時間さえあれば、講座を受講していた。
これも、やめた。
正確には、焦燥感に駆られてやるのをやめた。


ゲームがしたい日はゲームを優先するし、YouTubeが見たいときはYouTubeを見る。その中で、「あ、今日はPCに触りたいな」とか「あの講座の続きが気になるな」と自分の中で思うときが来たら、PCを開く。


ちゃんとやらなきゃ。
今日もやらないと。

こういった言葉は私にはとても馴染みのあるものたちで、気がつけば頭に浮かんでくる。

それが浮かんできたら言葉のままに行動せずに、”今、自分が何をしたいのか”を考える。
その時その時の気持ちをしっかり確認する。

文字に起こすと当たり前のように感じるが、以前はこれが上手くできていなかった。


欲求を押し殺して、責任とか見栄えとか自己肯定感のために本当は今やりたくないことをやっていた。


1回1回のストレスは小さくとも、積もれば大きなダメージになる。


自分の欲求を自分が満たさないで、誰が満たしてくれるのか。


他人によって満たされる欲求もあるとは思うが、私の場合、ほとんどが自分で満たすことのできるものばかりだ。


ケーキが食べたければ、食べる。
お寿司が食べたいと思ったら、食べに行く。
夕飯の買い出しに行きたくなければ、夕飯をどうやって済ますか考える。
疲れて家事をしたくないときは、やらなくていい。


ずっと好き勝手にできるとは思っていない。
どうしてもやらなきゃいけないことはもちろんあるし、毎日外食というわけにもいかない。

だけど、こうやって縛りつけていた心を解放することでエネルギーが満たされていくように感じるのだ。
きっとこのエネルギーが溜まれば、やらなきゃと思わなくても勝手に心がやりたがる気がする。

やりたいと思えるエネルギーがないからやらなきゃと思ってしまうし、その状態で動いても無理やりやった感だけが残る。

だからまずは、エネルギーを回復することに注力したい。


自分の時間が取れるというのは、こんなに幸せなことなんだと噛み締めている。
家事で消えていた自由時間を取り戻すとともに、活力みたいなものもちょっとずつ戻ってきた。


なんだか今は無性にドーナツが食べたい。
明日買いに行こうかな。

思えば、こうやって自分と向き合う時間もとれていなかった。




今は心の解放期だと思って、ゆるゆる気ままに過ごそうと思う。





私も、
みなさまも、
いつも本当にお疲れ様。









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