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羽月隆太郎内野手

昨日、今年一番と断言できる嬉しい事があった

それはカープ入団当初から陰ながら応援し続けてかた

若鯉選手の羽月隆太郎内野手の一軍初昇格というニュースが飛び込んできたからだ

高卒2年目、そして入団する際はドラフト7位というギリギリの指名であった

現在のカープエースである大瀬良投手に高校の時から目をつけていた田村スカウトのイチオシ選手として
カープは指名に動いたと言われている

入団して最初の春季キャンプ

もちろん私は宮崎へと足を運んだ 

一軍は天福球場で練習していて

2軍は東光寺という少し離れた場所で練習

距離は時間にして15分程度離れている

天福球場には鈴木誠也選手や長野選手等、そうそうたるメンバーがバッティング練習をしていた

普通はその選手達をずっと見ていたいし
貴重な場面である

だけど、私は東光寺へ向かった

もちろん羽月選手の練習を見学する為だった

鞄の中には羽月選手のユニフォームを入れて

初めて東光寺で見た羽月選手

小さい、だけど足腰が強そう 
そんな印象だった

そして、また!捕球の際に直ぐに顔を上げるな!
と、コーチから指導の声が飛んでいた

その後、玉木コーチからマンツーマンの指導

これは、かなり目をかけられている

凄く期待されている選手に違いない

羽月選手は宮崎出身の選手、それもあってか

他の新人選手よりも人が多く群がっていた

私もその中の一人

練習の合間の移動の際

羽月選手に声をかけました

応援してますよ!
羽月選手のユニフォームも買いました!と声をかけた

有難うございます!
そう一礼して下さった

凄く嬉しかった

小さくも逞しい大きな目、まだ高校在学中で

プロへの道へ飛び込んだ姿は

ひたすら逞しかった

昨年は同期でドラフト1位で入団した小園海斗選手にスポットは集まり

1軍に帯同し話題にも上がる機会が多かった

小園選手はショート

その隣にいるセカンドの羽月選手

この二人の練習する姿を舞洲でみた時、カープの未来は明るいと思わせてくれた

ただ
一軍には日本を代表するセカンド菊池涼介さん、ショートには田中広輔さんと高い壁がある

小園選手は田中選手の怪我により出場機会を得ていたが

羽月選手は一軍で見れるのはもう少し先の未来の事だと思っていた

去年の秋のキャンプの宮崎で

練習後、羽月選手がでてくるのを待っていた

自転車で颯爽と現れた羽月選手はファンに呼び止められてサインを書いたりしていた

その間に中村奨成選手や三好選手、小園選手、昨日羽月選手と共に活躍した大盛選手が続々とでてきた

皆さん練習後なのにサインを書いてファンとコミュニケーションを取られていました

私もでてこられた選手のサインが欲しい、だけど

私はサインを頂いたら必ず差し入れを渡す
ギブアンドテイクを貫いていて

その時、手元にあったのは一つのみ

羽月選手へ渡す為のものだった

羽月選手がでてきたとしても立ち止まってくれる保証も渡せる保証も何もない

だけど、信じて待つのみ

そんな気持ちは杞憂で終わりました

サインを書いて下さり

写真撮影にも応じてくれた

練習後疲れてる中すみませんと伝えたら

全然疲れてるません!と言って下さった

若いって素晴らしい✨

なんて思っていたけど

ネットのスポーツ記事に

昨年の秋季キャンプの時に初めて一軍のキャンプに参加しレベルの高さや厳しさに涙を流していたと目に止まった

昨年の秋、疲れてない!と言っていたけど

陰では大変な思いを抱えてキャンプに挑んでいたのでしょう

そして、そんな涙を流す後輩に
西川龍馬選手や野間選手が声をかけて指導したと

確かに、昨年の秋に羽月選手は西川選手に凄く懐いていた

シーズンはほとんど一緒に過ごしてないはずなのに、凄く懐いていて
勝手に羽月選手のコミュ力の賜物だなんて思ってたけど

先輩方から声を掛けていたんですね

昨日は涙を流した姿を見て、声をかけてけれた

西川選手と野間選手と共にスタメン

セカンドを守る羽月選手の後ろのライトとセンターに二人はいた

そして、打順の1番は西川選手その次に2番に羽月選手

まさかの大抜擢

1軍昇格した時、代打や代走でもいいから経験して欲しいと思っていました

すると、なんとスタメン!!

私は思わず声をあげてしまいました

夢のようだった

ファンの私すら緊張してしまった

羽月選手の緊張といったらそれ以上だったと思う

昨日の試合、何から言って良いか分からないけど


結論として…

本拠地マツダスタジアムで行われた 
阪神との闘い

ヒーローインタビューのお立ち台には

大きな仕事、役割を果たした

小さな羽月選手の姿がありました

走攻守に渡り躍動し

流れを相手チームに渡さなかった

昨日は羽月のお陰で勝てた
そう思っているファンは少なくないはず

ガチガチに緊張して
ガッチリ両手でマイクを握りしめて
倒れてしまうんじゃないかと思ったけど

しっかりと受け答えをしている姿は印象的だった

その姿にまた涙してしまう

新人選手でこんなに感動させられたのは初めてで

まだまだこれから沢山の感動を運んでくれる選手だと確信した

カープらしい足を使った機動力野球

まだまだ乗り越えていかなければならない壁はあると思う

羽月選手の今後の飛躍を祈るばかひです

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