御堂筋線動物園前駅リニューアルによる動物タイルのゆくえ
OsakaMetro駅リニューアルが進んでいます！
大阪市営地下鉄が民営化されてOsakaMetroになって以降、ホームドアの設置や駅のリニューアルがどんどん進んでいるように感じます。
2019年時点で15駅のリニューアルを計画していて、梅田駅や中津駅のリニューアルが完成し、特に中津駅は大きく様変わりした姿がかなり好評です。
動物園前駅もリニューアル対象で、2019年8月にデザインが決定しています。
こんな風になるようです。
「まるで自然の中にいるかのような空間」
昭和４４年に描かれて以降長く親しまれてきた動物タイルを保存・活用し、地下空間でありながらも、まるで自然の中にいるかのようなワクワク感のある楽しくて明るい駅にしていきたいと考えています。
既存のタイルに描かれた動物や先端技術によって映し出される動く動物、木漏れ日のような照明、生きた植物などによって自然の雰囲気を表現します。
画像と文章：OsakaMetro「 駅デザイン案をブラッシュアップ 5駅のリニューアルデザインを決定しました」［2019年8月29日］(https://subway.osakametro.co.jp/news/news/other/20190829_5ekidesign.php?_ga=2.103171968.1020105105.1614525935-498552635.1601289399)より引用
リニューアルに向けた準備が始まった！
工事は、2023年6月末までの予定です。すでに、2019年11月からエレベーター工事が始まっているので、動物タイルの一部は見えなくなっていますが、これから、一時的に、見えなくなるタイルが増えるのでしょう。
そんな中、この記事を見ました。
お。とうとう始まったんですね！
リニューアル工事があること、工事が始まること、を知っていたので、1月に動物園前駅を通るとき、じっくりと、写真と動画を撮っておきました！
その時、僕も、マスキングされているのを確認しています。
キリンさんたちは結構大きいですが、リニューアル後にも会えます！
コアラもいます。
鹿の親子もいます。
僕が撮影した時は、まだマスキングされていませんでしたが、今後、キリンさんたちと同様、マスキングされ、リニューアル後に再会できます。
駅ホームの壁面には、このほかにも色々な動物がいます。以前に撮影した分と合わせて整理して、改めてまとめたいと思っています。
駅リニューアル案発表時には批判が殺到！
現在、工事が進んでいる御堂筋線心斎橋駅ホームの完成イメージは、こんな感じです。
画像：OsakaMetro「 駅デザイン案をブラッシュアップ 5駅のリニューアルデザインを決定しました」［2019年8月29日］(https://subway.osakametro.co.jp/news/news/other/20190829_5ekidesign.php?_ga=2.103171968.1020105105.1614525935-498552635.1601289399)より引用
でも！このブラッシュアップ案が出る前、2018年12月の当初案はこんな感じでした。
画像：朝日新聞デジタル「御堂筋線などの１５駅、「個性的なデザイン」に大改装へ」2018年12月20日 23時53分(https://www.asahi.com/articles/ASLDN5535LDNPLFA00F.html?iref=pc_photo_gallery_breadcrumb)より引用
これに対して、悪趣味！とか、ダサい！とか、ダサい！とか、ダサい！とか…批判が殺到しました。
ネット上で署名活動も行われ、僕も参加しました。さすがに、これはダサい。
署名活動の甲斐があってか、OsakaMetroは見直しすることを発表して、、、、今に至ります。
動物園前駅は、リニューアル後イメージ図が公表されていませんでしたが、「今のタイルがなくなるのではないか？」と危惧する声がありました。
ど、ど、動物園駅のタイルも残してください……！ 「動物園駅のコンセプトはアニマル」って、今だって十分アニマルなんです。樹木に見立てた四角いタイルの貼り様も楽しいし、ブッシュにひそむ動物たちもオリジナルのタイル。#御堂筋線 pic.twitter.com/51qbzX1BDv
— 大福書林 (@daifukushorin) December 22, 2018
老朽化したタイルを補強しつつ、今の動物さんたちは基本的に残る方向で、リニューアルが進みます。
励みになります！ありがとうございまーす(c_c)/