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インド旅を経てーバラナシー

2023年12月30日〜2024年1月6日
ずっと行きたかった北インドへ
インパクトが強かった今回の旅
備忘録のため簡単にまとめておきます

ニューデリー、バラナシ、アグラ、
ジャイプール4都市を巡った中で
インドのハイライトはバラナシでした
バラナシを流れるガンジス河は
ヒンドゥー教の聖地
郊外に行くとサールナートという仏教の聖地も
宗教色が強く、そして
インドらしい光景広がる場所
取り急ぎバラナシのまとめをnote

バラナシの街

ヒンドゥー教の聖地バラナシ
3000年以上前から続いている都市ですが 
イスラム侵攻があったりで
今のバラナシが作られたのは18世紀以降
そこまで古い建物はないのだそう
街のつくりは特異でおもしろい

大通り以外の小道は迷路(すぎる)が
現地の人は迷わないらしい
もはや全行程道に迷って 
定刻通りに到着したことはなかった笑
入りくんだ家々に野犬に牛に、バイクに
半倒壊している建物、束になった電線、、
アドベンチャーすぎて冷や汗

時流に沿った
SDGsで洗練された都市計画とは真逆
北欧に行った時に
美しい都市計画と公共建築物に感激して
ああいった場が増えたら良いのに
と思ったことがあったけど
都市の表情はその街の文化や思想
そこで暮らす人々の生き方にも関わる
衛生面や安全面でも
良いとは言えない状況だけれども
唯一無二のあの街は
あのままであって欲しいとも思った
(作ろうと思っても絶対に作れない 
 混沌の蓄積という感じ)

バラナシの大通り
バラナシの小道
バラナシの小道
牛は神様 皆撫でていく

八百屋
ラッシー 器は素焼き


ヒンドゥー教の聖地ガンジス河


元々天界を流れていた河が
シヴァ神の体を伝って地上に注がれてできた
とされるガンガー(インド名)
沐浴すればすべての罪は清められるという

ガンジス河沿いはガートと言われる
階段状の沐浴場がいくつも連なっている
沐浴する人 瞑想する人 
洗濯する人 体を洗う人 
色々な人がいた

河沿いには野外に
マルカルニカー•ガートという火葬場がある
火葬される人 
火葬される人を見る人
(親族でもなんでもない観光客も含む) 
火葬される人を見る人に客引きする人
インドならではの光景

インドではヒンドゥー教の
輪廻転生の思想が根付いているのと
ガンジス河に遺灰を流すと輪廻解脱できるので
喪に服すような暗い雰囲気はなかった
日本の死生観とはかなり違うのだと思う

火葬の薪代が十分に払えない
下層カーストの人は遺灰にならず
そのままになっていることも多々あるらしい
(byインド人お兄さんが
 耳元で勝手に始めてくれた解説) 
実際に野犬が群がるところも見た

毎晩ガンジス河沿いで行われる
ヒンドゥー教の祈祷 プージャ
泣いている人がいた 
インドの遠い場所からお祈りにきていた人もいた
幸せになりたいという気持ちは全人類共通

のはずなのに宗教由来のカースト制で
苦しい生活を強いられる人々が
まだまだ多いらしいことを耳にすると
複雑な気持ちになる

夜明け前のダシャーシュワメード・ガート
昼間のガンジス河
ヒンドゥー教の祈祷 プージャ
ガンジス河沿い 火葬に使用する薪
ガンジス河沿い 装飾品やお供物を売っている
ガンジス河

※下水処理事情
バラナシ付近のガンジス河はきれい ではない
ヒマラヤが源流なので
元々の水はきれいなはずなのだけど
住民のライフスタイルが川と密接で
(お祈り、洗濯、風呂、工業用水)
下水処理のシステムも整っていない模様
気になって調べていたら
インドの汚水問題や
マニュアルスカベンジングの記事に行き着いた
カースト制も絡むとても複雑な大問題
インフラを整えたら解決するところでもなさそう

ガンジス河沿い 早朝清掃していた女性


伝統楽器タブラを習う

インドの伝統楽器を習いに
International Music Center Ashramへ
アポなしで行ったらお店は閉まっていたけど
声をかけたら快く受け入れてくださった
築300年の小さな建物は
3-4階ぐらいあって上まで吹き抜け
音がよく響く

タブラ奏者のnayakさん
なんと日本人のタブラ奏者と
レコードを作っている上に
過去日本に何度も演奏しに来ていて
吉祥寺の井の頭線の乗り方を説明してくれた
私より詳しい
今はjazzとインド伝統音楽を融合した
バンドを結成し毎年欧州に1ヶ月滞在して
練習やライブ
レコーディングをしているとのこと
アクティブかつ柔軟 そしてとても朗らか

一日だけだと楽器の良さはわからないよと言われ
二日通ったけど本当に楽しくて良い時間だった
タブラの音は太鼓とは思えないほど
音域が広く豊かで奥深い音が出る

たくさんのお金が欲しいわけじゃない
音楽を続けて
色々な人と繋がって暮らしていきたいんだよ
と話してくれた
足るを知る 素敵な人だった

インドの伝統芸能はとても魅力的で
また生で見たり聴いたりできたらいいな

タブラ
築300年のIMCA

困ったら人を頼る

GoogleマップでATMを目的地に設定
目的地についたらそこはホテル
日本食レストランを設定したらそこは雑貨屋

道を尋ねたインド人のおじさんに
ネット情報だけじゃ
バラナシはだめだよと言われ 納得
知りたかったら人に聞く
困ったら人を頼る

なんでも小さな画面1つで
解決できると思ったら間違い
有難い説教をいただいた気分


どの小道も個性豊か
ガンジス河 ガートへの階段

今日はここまで
バラナシを一つの記事では書き尽くせないので
ちょこちょこと備忘録として
アップしようと思います
読んでいただきありがとうございました🇮🇳

最後にnayakさんのバンド情報


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