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3/1(土)小倉障害レース予想

第20回検討会
小倉障害レース

毎週のように続いた小倉障害レースシリーズも今週でラストを迎えました。


先週は体調不良でダウンしながら布団の中でアルカンサスがようやく期待に応えてくれるのを確認して倒れるように寝てましたが、無事に体力も回復して万全状態で今週はレースを観る事が出来そうです。

さて土曜日は未勝利戦とオープンレースが実施も既に小倉でのオープンレースはこれで4度目、重賞もこの間に1度行われていることからメンバー自体は手薄となっています。

未勝利戦はこれまでの小倉戦で上位争いを繰り広げた組が再度の出走も人気薄での激走した馬もいることから後追い的な人気の構成が想定されます。

では早速それぞれのレースの予想を見ていきましょう。

予想&買い目

小倉4R 未勝利戦 結論

◎ ⑧ ダイスアローリング
〇 ⑨ テイエムマジック
▲ ⑥ コスモチプリア
◮ ③ シホノスペランツァ
△ ② ザスリーサーティ

◎ ⑧ ダイスアローリング(上野)

コンテナワールドが勝ち上がった2月2日の組で初障害ながら4着と粘った先行力と飛越センスを評価。

スタートして良い位置こそ取れましたが道中で同じく初障害だったニシノレバンテが短距離馬上り特有の折り合いを欠くレースを行ったことでペースが乱れながらも道中で再びリカバリーに成功。

今よりも時計が出る馬場だったとはいえ重馬場のスタミナ消耗戦だった前走で対応力を示しておりサトノダイヤモンド産駒の良さが出れば2戦目での勝ち上がりまで期待できます。

〇 ⑨ テイエムマジック(難波)

前日から雪や雨が降り続いた2月9日の組で7番人気3着と前走穴を開けました。

今回時計がかかる芝状態であることはプラスですが評価を1個落としたのは芝適性のあるスタミナタイプの馬の方が有利な馬場状態になると見たためです。

ブリンカーを装着して挑んだ前走はこの馬が動いたところでクラウンセトが動いて先行勢を早々に捲る展開を作るも最後は完全に失速してしまい、一度叩いたはずのシホノスペランツァに再び抜き返されての3着に終わりました。

木原厩舎が今週で定年、テイエムの本拠地である九州開催でのヤリということもあってしっかりと負荷はかけてきましたが、前走の人気薄で本命だった私としては今回買うのは遅すぎると思ってしまうんですよね・・・。

▲ ⑥ コスモチプリア(大江原)

そのテイエムマジックの組で後ろから迫って4着だったのがこの馬です。

そのレースでは大差でぶっちぎった勝ち馬のクラウンセトの38.2秒に次ぐ38.5秒の上り3Fを記録。

小倉滞在競馬の影響か馬体を絞ることが出来ずにいる点はネックも時計を要する芝状態はこの馬にとって歓迎の舞台となります。

絞ることが出来れば前走以上のパフォーマンスが見込め今年の障害レースで絶好調モードの大江原がここも波乱のキーマンとなるでしょうか?

◮ ③ シホノスペランツァ(中村)

4着馬がコスモなら2着馬だったのがこの馬。初障害だった前走は平地時代には見せなかった逃げの手で途中から先行手段に取り付くと後半は一度叩かれながらも平地時代を思い出させるような直線での鋭い差し脚を見せました。

スタミナと芝の中~長距離実績はある馬なので今回も好走の期待がかかりますが、平地時代から好走したと思ったら次でポカと安定感がない馬の為、あえて信頼値を低めにしました。

△ ② ザスリーサーティ(▲坂口)

今の小倉に求められる「最低限の飛越が出来て完走可能」の馬。

坂口が落馬で大怪我をする前からのパートナーで未勝利戦では4度の馬券内入りを果たしています。

飛越が年齢の衰えか低くなっているという指摘を受けていますが、小倉は幸い置き障害で全体的に飛越が低くこれを補填。

クラウンセト、プリンセスララア、アルカンサスのようなメイン競馬場の障害未勝利でまったく通用しない馬達が足りてしまう小倉の今の状態で3kg減の鞍上、実績のある馬は軽視が出来ません。

買い目

馬単
⑧=⑥⑨
⑧-③
計 5点

3連複
⑧-⑥⑨-②③⑤⑥⑨
計 7点

小倉5R オープン 結論

◎ ⑩ スヴァルナ
▲ ⑦ エンデュミオン 
△ ① ニシノパプルブリリ
△ ⑨ ディナースタ
△ ⑪ サンマルグレイト
☆ ⑫ シャンドゥレール

◎ ⑩ スヴァルナ(▲井上)

ステイゴールド×シンボリクリスエスというスタミナに全てを託したような血統構成通りの馬でこれまでにオープンレースで勝利はもちろん好走実績も豊富。2月1日のまだ時計が速い頃の小倉のオープンレースでも4着と対応をしています。

しかし重賞実績こそありませんが本来であれば62kgと酷な斤量を背負う立場ゆえ前走も道中これが原因で失速。それを解決するべく今年より障害騎手のルール改定により3㎏減の立場となった井上に白羽の矢が立ちました。

井上は他の▲勢と大きく異なり騎手生活だけは10年以上を超える中堅騎手で昨年から本格的に障害騎手に転向。減量特典を受けた初陣でコンテナワールドを勝利に導き「力のある馬に障害をこなせる減量騎手を乗せたら反則になる」を即証明しました。

今の荒れた芝も関係なしに走れるタフ馬場巧者、そして無尽蔵なスタミナで道中早めに仕掛けてのロングスパート戦を期待。

▲ ⑦ エンデュミオン(▲鷲頭)

対抗(〇)を飛ばして▲とした通り、⑩スヴァルナ以外にめぼしい狙い馬がいませんが、その中で重賞レベルとの対戦歴もあり小倉実績もあるこの馬を2番手で選びました。

障害競馬有識者の友人曰く「ゴール前がダート条件の方が良い」とのことですが、芝の傷みの激しいパワーを要する今の小倉の芝くらいならこの要素が活きてくると見ました。

なおこの馬も⑩スヴァルナ同様に出走となれば62kgを背負わされるため3kg減が効く鷲頭が騎乗を予定しているのですが、井上を確保出来なくて次に選んだ「仕方なしの鷲頭」感があるのが少し気になります(しかもケガ明け)

以下△勢を一言

△ ①

平地時代が中距離ダート馬なのでスタミナ面は問題なし。中止になったレースを含めてこれがオープン4走目ですが前々で運んで粘れば3着争い。

△ ⑨

この馬が1番人気になると思いますが、未勝利戦をあっさり勝ち上がった分でここで一回壁にぶつかってもおかしくない馬。

置き障害でのレースも今回が初めてで平地力任せで好走をしたタイプではありませんが、この馬のロングスパートで動いて行きながら先頭集団を飲み込む競馬はローカルよりもメイン競馬場の方が向くと私は見ています。

△ ⑪

未勝利突破後はタフな馬を相手にしたメイン競馬場でのオープンレースを2走経験。

今回はメンバーも大きく落ちる上にスタミナが要求される小倉競馬場の芝が良い方向に出るかもしれず人気こそありませんが面白い一頭として選びました。

☆ ⑫

気性面に大きな課題があるのでかなり早めに小倉に入れて滞在競馬場でじっくり調整。

逃げて自分の競馬をすればエピファネイア産駒なのでスタミナ面とタフな馬場への対応力は問題ありませんが、一方で揉まれたり後手を踏むと一気にやる気を無くすエピファネイア産駒の気性面のダメなところも引き継ぐ問題児。

幸い大外枠になったので動きたいタイミングで動いて行ける今回はスムーズな競馬出来ればという条件付きで最後に穴馬として加えました。

買い目

単勝

馬連
⑩-①⑦⑪⑫
計 4点
3連複
⑩-⑦-①⑨⑪⑫
計 4点

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