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京女三人吉方位ショートトリップ

2024年2月14日
四柱推命氏シャー様ことしおりんと最近一番一緒にいることが多くなった朋ちゃんと3人で吉方位目指して、京都府北部に向かって朝からドライブに出かけた。吉方位どりは、しおりんの完璧な計画で時間毎に行動し、見事なまでに良い気を掴んだ吉方位トリップとなった。
朝8:50に待ち合わせ、縦貫道を通り、宮津に着いた。まずは天橋立に降りて海の風を感じようと少し散歩。雲ひとつ無い空にお日様が凪の海を優しく照らしてキラキラしている。数年の間に何回かこの辺りには来ているけれど、天橋立に降りて歩くのは、もしかしたら小学校の時の遠足以来かもしれない。
2月なのに5月のような陽気で上着もいらない。心地よい風に迎えられて、少し松林を歩いたり、砂浜で写真を撮った。
この時点ですでに最高の気を自然から頂いた。

最初に参拝したのは、真名井神社(籠神社奥宮)。ここには天照大神と豊受大神が降り立たれたと言われている御神木が祀られている。鳥居を跨ぐと、背中の上の方から後頭部がふわふわするような感覚が始まった。敏感な朋ちゃんは、目が回ると言っている。境内に着くと、一人の初老男性がずっと祝詞をあげられていた。
しおりんが、「ラッキーね。あの人のおかげで神様が来臨されてるわよ。吉方位どりで神社に来ると、よく遭遇するけど、こんなに人のいないところで、ご祈祷の神殿が無いところで、こんなふうに祝詞に遭遇するなんて、いきなりついてね。」と言った。
確かに、私もしおりんに作ってもらった吉方位カレンダーで散歩に出掛けて神社参拝すると、いろいろラッキーなことに遭遇する。今日はパワーの強い三人で来たからすごいことになりそうだ。

その後、本殿をお参りして、お守りやお札をそれぞれ購入して、次に向かった。
ランチタイム、地元の美味しいお魚をいただき大満足して、次に向かったのは、元伊勢内宮皇大神社。
私は車の中で、突然頭痛が始まった。しおりんは「エネルギーをたくさん三人がもらって、密室にいるから仕方ないね。天橋立の散歩の時から、たくさんの自然の精霊が近づいてきたくれてたから、、、、」と言っていた。

元伊勢内宮皇大神社は、山の上に静かに鎮座されているという表現がぴったりだろう。
シーンとしたその神社は、先ほど参拝した籠神社ともまた違う神秘的な場所だった。御手洗でお清めをしているとどこからともなくリーンと鈴の音が聞こえてきた。その鈴の音は例えるなら鈴虫の声のように心地よい響きだった。こんな時期に鈴虫はいないよねと思って見渡すと、トレイルランでもしてそうな男性が両腕に鈴の腕輪をはめて、山の向こう側に歩いていった。
しおりんが「きっと、熊よけね。」と言った。

階段から見上げる鳥居の上の空が真っ青で美しい。山の上にひっそりと立つこの神社の境内に入ると、森の精霊がたくさんいそうななんとも言えない異次元感がひしひしと感じられる。朋ちゃんは視界がおかしい、目の焦点が合わないと言って、少しふらついている。
お参りをして、天岩戸神社に向かった。その途中に神霊降臨の御神体山「日室が岳」を拝んでから、山を少し上がってまた降りると渓谷が出てきた。清々しい川の音が聞こえた、その流れの音に乗って先ほど聞いた鈴の音が心地よく耳に響く。
急な階段を降りて渓谷に着くと、天岩戸と思われる大きな岩に向かって、鈴の腕輪の男性が腕を振って鈴を鳴らし祝詞をあげていた。三人で顔を見合わせた。岩の上に立つ神社に手を合わせてから、流れの激しい川の向こう岸に向かって祝詞をあげている男性の後ろに立って手を合わせた。
私は、男性の顔が気になって、前に乗り出しその横顔を見た。驚いたのは、年齢は違うけれど、先ほど籠神社の奥の院で祝詞をあげていた初老の男性と顔がそっくりだったのだ。私は、一度見た人の顔は忘れないから、勘違いではない。この不思議な出来事を二人にこそっと伝えると、しおりんが、「きっと天使ね。だって、今日一日に目指してやってきた神社巡り、最初と最後、わたしたちがいる間中ずっとどちらも祝詞を聞かせてもらえるなんてこと普通ないでしょ。さあ、ステージが上がるわよ。」と言った。
今、私たち三人はそれぞれいろいろなプレッシャーの中、新しい道を開拓していくべく、がんばって生きている。そんな私たちへのご褒美を頂けた感覚を胸に帰宅の途に向かった。
これから始まる新しいステージの幕開けに感謝して今日一日を過ごそう。


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