ひな祭りのテーブルコーディネート ~ うつわ選びから始める簡単コーデ術
今回は、ひな祭りのテーブルコーディネートについて。
3月3日はひな祭り。ようやくあたたかくなってきて新年度目前!
いろいろと集まる機会が増える時期ではないでしょうか?
今回は、ひなまつりをテーマにしたテーブルコーディネートのコツを紹介します。
ひな祭りに使ううつわは? メニューが決まればうつわも決まる
テーブルコーディネートでは、どんなうつわを使うかが大きなポイント。
まずは、どんなものを食べるのか?メニューを決めた後にうつわを決めていきましょう。
例えば、ひな祭りのメニューを以下のようにした場合、
①甘酒
②ちらし寿司
③はまぐりのお吸い物
④ひなあられ
①の甘酒には小さなおちょこやシャンパングラスを。
たくさん飲むなら、そば猪口やフリーカップもいいですね。
②のちらし寿司には、ふた付きのどんぶりを使うことでフォーマルな雰囲気に。
ちょうどいいサイズのどんぶりがなければ、ボウルなどで代用するのもいいですよ。
③のお吸い物には、ふた付きのうるしのお椀を。
④のひなあられは、豆皿や小鉢に盛り付けて。
写真のように、ふた付きの小鉢やワインカップを使うのも素敵です。
また、ガラス製の小鉢やおちょこに入れると、カラフルなひなあられがきれいに見えます。
というように、メニューが決まると、どんな種類のうつわが必要かが自然と分かります。
ひな祭りらしいうつわとは? 色と形にこだわって選んでみよう
使ううつわの種類が分かったところで、最終的に1つに決めるには、色と形にこだわってみましょう。
例えば、お椀が数種類あるので、どれにしようか迷ったら、
春を感じる「白」や、女性をイメージする「赤」のものを選ぶと、ひな祭りらしいテーブルになります。
さらに、ひなあられ用のうつわを決めるなら、梅の花の形の豆皿やピンクのぐい呑みなど色や形で季節を感じるものを選ぶといいですよ。
ある程度、使ううつわが絞り込めたら、季節やテーマ(どんな集まりなのか)にあった色や形のものにすることで、テーブルがまとまります。
ちなみに、私がひな祭りで使ううつわは、毎年だいたい同じです。
特に、よく使うのは、カラフルでモダンな漆器。
ひな祭りという伝統行事にふさわしく、パステルカラーで春も感じます。
また、波佐見焼の林九郎窯の「kotohogu(コトホグ)」もひなまつりに出番の多いうつわの1つ。
おめでたい伝統模様が全面に描かれており、ハレの日全般に使えます。
選んだうつわを並べるだけ! ひな祭りのテーブルコーディネートを解説
使ううつわを決めたら、後はランチョンマットに並べるだけ!
ブルーのミニ重箱の1段を角皿に見立てて、ちらし寿司用に。
ホワイトのワインカップには、ひなあられを盛り付けます。
波佐見焼の「kotohoguコトホグ」のうつわは、ケーキスタンドにのせてデザート用に。
写真では、花柄のテーブルクロスを使って春を強調してみましたが、クロスはなくてもOKです。
次は、ホワイトとピンクで統一したコーディネート。
チョコレートが置いてあるのでバレンタインのテーブルですが、メニューを変えれば、ひなまつりにも応用できます。
ピンク&ホワイトのシンプルな色づかいのコーディネート。
菱餅をイメージして菱形のうつわを使っています。
テーブルコーディネートはうつわ選びから
手持ちのうつわでひな祭りを楽しみましょう!
テーブルコーディネートは難しいイメージがありますが、この記事を参考にまずはメニューを決めましょう。
メニューが決まれば、必要なうつわがすぐに分かります。
あとは、季節にあったカラーや形のものを選んで並べるだけ。
ぜひ、この機会に食器棚をチェックして、ひな祭りに使えるうつわを探してみましょう。
自宅にあるもので、以外とコーディネートできるものですよ。