【指示の魔力】管理職をしていて楽しいこと
こんにちは千秋千隼です
先日直属の部下Aさんに教育を行いました
Aさんには10人のメンバーがいるのですが
指示が曖昧な部分があり、プレイヤー気質もあるのか
1人で抱え込んでしまう傾向があるみたいです
Aさんが作業指示をしても、求めていた内容と誤った内容をしてしまうメンバー
後に気付いて注意するべきなのに
自分に自信が無く
相手が正しいのでは、、と感じたり
私の話は聞いてくれないのだろうか
とマイナスな思考が働いて
結局自分で作業を抱え込んでしまう傾向があるようです
マネージャー(管理者)とプレイヤー(リーダー)の違いは
話しました
指示を出すために必要なことはこちらに詳しく書きました
今回は指示を出すことの魔力を伝えたいと思います
教育の最終目標は?
自分の分身を作ること
その目的は?
自分の時間を作ること
指示を出すことで得られるメリット
自分が今している仕事や業務を分身が
そつなく行ってくれるので
自分は+αの仕事をすることが出来る
「自分にしか出来ない」を
教育することにより
むしろ自分がしなくていいことが増える
例えば4人で仕事に取り組むとしましょう
戦闘能力の最大値を10としましょうか
私は10
Aさんは5だとして
Bさんは3
Cさんは2だとしましょうか
それぞれが別の方向で指示なく行うと20の力になりますが
私が指示をすることにより
Cの戦闘能力2でも無駄な作業や思考が減るので。
処理速度は5に増えるかもしれません
私が指示を書くのに戦闘能力1を減らしたとしても
合計で22に増えます
私が無駄のない指示を3人に書いて
3人が私のように無駄のない動きで仕事をすれば
作業指示を書いた分私が7に下がったとしても
A8 B6 C4 で合計25でパフォーマンスがあがります
この考えは受験勉強と向き合ってた方々ならイメージしやすいかと思います
得意な英語を80点から90点にするより
苦手な数学を20点から50点にするほうが
全体の得点は上がるという考えですね。
社会は学校の縮図です
指示を出すことにより
部下の成長
自分の分身を作ることにより
自分の作業が減る。自分のしたいことに専念できる
全体のパフォーマンスは1人が各々で行うより
人数を掛け合わせて行わせたほうが効果が発揮できる
今は1人で抱え込んだほうが早いかもしれませんが
木を見て森を見ず
とあるように、目先のことに捉われて、
未来の可能性を潰してしまわないように
管理者は心がけていきたいものですね。