ゲノム編集ってなあに part1

こんにちは!
ちーです。最近は課題研究の論文作成におわれています😅
このnoteを始めてみて、自分が感じていることを簡単に言語化出来て発信できることに感動しています!書きたいことが多すぎて、もっと早くから始めればよかったなあと思っている次第です😅よろしくお願いします!

今日はWebコンテストに関するお話と、それに関連してゲノム編集とか遺伝子組み換えといったことについて何回かにわけて書いていきたいと思います!

まず、Webコンテストについてです。Webコンテスト(正式名称は全国中学高校Webコンテストと言います)というのは、教材として役に立つWebページを作成するコンテストです。Webページを作成する上で、テーマは自由です。その中で、私たちのチームは「ゲノム編集」をテーマとして選びました。

http://webcon.japias.jp/
Webコンテストについて、詳しくはこのサイトを見ていただけるといいかなと思います。(公式サイトです)

私自身は、この活動を探究活動の一つであると考えています。しかし、私の高校では、これを生徒全員がやることになっていますが、その中でも真剣に取り組んで、いい作品を作ろうとしている人は少数であると思います。今後、探究活動に対する意識みたいなことも書いていきたいですが、今日はそれを書くと話がそれてしまうので書くのはやめようと思います。

前置きがすごく長くなってしまいましたが、ここでようやく本題に入りたいと思います。

ゲノム編集ってなに?

もし、ニュースをよく見る人だったら、何となく聞いたことはあるのでは?と思います。なぜなら、2020年のノーベル化学賞はこのゲノム編集を開発した方々が受賞したからです。(つまりそれくらいすごい技術とも言えます。)
生物には、DNAの塩基配列があります。ゲノム編集とは、その特定の塩基配列を狙って変化させる技術のことです。CRISPRというもので、編集する塩基配列定め、Cas9といういわゆるハサミの役割をするもので切り取っていきます。

まあ理屈で説明してもよくわからないと思うので、具体的に言うと、真鯛に含まれるミオスタチンという筋肉細胞の増加や成長を止める物質を特定し(これがCRISPRの役割)、ゲノム編集によって削除する(これがCas9の役割)と、普通よりも筋肉量が多い、つまり食べられる部分が増えるということになります。

これを聞いて、


そんな魚食べたら体に悪そう
そんなよくわからん技術が施された魚は食べたくない


と思った方もいるのではないでしょうか。
私自身、ある意味それは普通のことであると思います。例えば、「これはゲノム編集された魚を使った料理です」って言われたら、多くの人は食べたいと思えないんじゃないでしょうか?

でも、私はここに1つの問題を感じています。

みなさんは本当にゲノム編集がどんな技術がわかっているのでしょうか

よくわからない技術だし、とりあえず危険そうと考えている人が多いような感じが私はしており、それが1番問題であるのでは?と思っています。実際、ゲノム編集に関することを大きく報道されたのは私が知っている限り、先程も言ったノーベル化学賞のときと、2018年の11月に中国でゲノム編集を用いて、エイズにかからない双子を誕生させた(真偽はわかりませんが)というニュースの2回です。しかもそんなに長い間、話題として取り上げられておらず、多くの人が聞き流していたのでは?と私は考えています。

じゃあ書いてるあなたはどうなの?ゲノム編集された魚を食べたいの?

と思う方もいるのではないでしょうか?私自身、ゲノム編集のレベル(編集にもレベルがあります。今後書いていきたいと思います。)や安全性の確保がされていれば問題はないと感じています。しかし、現段階では食べたいとは思いません。

なぜなら、はっきり言ってゲノム編集を実用化していくには多くの課題が残されています。詳しくはpart3で書いていきたいと思います。


色々長々と書いてきましたが、私がこの記事を通して1番言いたいことは、

多くの人が何も知らないのに、勝手にゲノム編集を危険と捉え排除している

ということです。この表現に対して批判もあるかもしれません。でもそれは承知の上です。
最初はよくわからないことについて疑いを持つ必要もあると思います。しかし、知らないからといって排除していくのは違うと思います。

ゲノム編集に限らず、科学技術が発展している現在において、新たな技術がどんどん開発され聞いたこともないようなことが実現できるような世の中になっていくと思います。
そういった技術に対して疑問を持ったときに、インターネットなどで調べて自分なりに解釈していく必要があるのではないでしょうか。簡単にインターネットに接続できる時代です。もちろん情報が正しいか、しっかり判断する必要もあると思いますが🤔

次回以降もこのゲノム編集について、書いていきたいと思います。具体的にはpart2でゲノム編集の是非、ゲノム編集のレベル(先程もかきましたが)について、part3でゲノム編集の実用化と課題について書きたいと考えています。


最後まで読んでいただきありがとうございました!
もし意見などあれば是非コメント、TwitterDMなどお待ちしております!