ペルーの都市クスコの半日ツアー
マチュピチュ1日ツアーの次の日は、インカ帝国時代の都として栄えたクスコの半日ツアーに参加してきました。
日本語ガイドさんと私、2人だけのプライベートツアー。
今回、ツアーガイドしてくれたのはパウラさんという女性。
日本語は、ペルーの学校で習っただけで日本に来たこともなく、純粋なペルー人。
すごい日本語上手で、とっても可愛らしい人でした(o^^o)
ちなみにクスコは「へそ」という意味があります。
ペルー中はクスコにずっと泊まっていたので、マチュピチュの前日もクスコ市内を1人で歩き回っていたんだけど、私はクスコ市内の中心、いかにも観光エリアみたいなところしか回っていなかったことに気づいた。
そんなこんなで、パウラさんが教えてくれたディープなクスコをお届けしたい。個人的にはクスコの街がとても好きなので、興味を持ってもらえたらいいな。
まずは、クスコで1番有名であろう場所。12角の石。
剃刀の刃一枚も通さないと言われているインカ時代の建物。
その中でも、この12角の石はとても複雑な形をしており、現在でも再現するのがとても難しいと言われています。
「コリカンチャ」とは、金がある場所という意味があるそうです。
インカ時代、この太陽の神殿は最も神聖な場所でした。当時、石壁は全て金で覆われていて、太陽が出ている時とてもキラキラしていたそうです。
インカの人々は地震をよく知っていたため、1階しかありませんでした。
スペイン人が攻めてきた後、2階が造られるようになりますが、土台の部分はインカ時代の石組みをそのまま使っています。
クスコにある建物の多くが、インカ時代の建物と現在の建物の融合になっており、今もなおインカ時代の建物の精巧さを感じることができます。
また、後に大地震が起きた時、2階の建物が崩れていくのに対し、1階の土台の部分はびくともしなかったといいます。
マチュピチュ遺跡が何百年もの間、あの形をキープできたのもインカ時代の技術の素晴らしさを物語ってる気がします。
ちなみに現在は、ドミンゴ教会になっています。
かつて、このコリカンチャで儀式がある時、この凹みのところにミイラを置いていたと言われています。
身分の高い人たちは死後、ミイラとなって、大事な儀式の時には一緒に参加させていたそうです。
まだ一緒に住んでいるという考えみたいです。
インカ時代、自然のものを神様として崇めていました。
上は、その神様を表しています。
太陽、月、星、虹、山、川、雷など、、、
インカ時代、シャーマンと呼ばれる人たちが、星を見て、天候、気候のことを推測していたといいます。
星は神様とのコネクションでした。
彼らのおかげで、次の年の備えができていたみたいです。
地元の人たちで賑わうサンペドロ市場にやってきました。
急にカオスな感じ。私の大好きな感じ。
クスコのメイン広場から少し歩いたところにあります。
ここの食堂はとても安い!!!!
ご飯に目玉焼きにポテトに野菜というとてもシンプルなご飯。
7ソル(280円)くらいだったかな?
サンペドロ市場の近くにあるスーパーにてインカコーラをゲット。
パウラさんに、ペルー来たら何を飲むべき?と聞いたら、
インカコーラを勧められたので試しに買ってみました。
この後、街中で開けたら、炭酸が勢いよく出てきて服がびしょびしょになるという事態に(*_*)。。。
味は普通に美味しかったです♪
ぜひお試しあれ。
おそらくクスコの1番のメイン広場。アルマス広場。
ここは、穀物の豊作を祈る儀式や、太陽の祭りが行われている場所です。
「インティライミ」という言葉を聞いたことがある人も多いと思います。
歌手のナオト・インティライミさんでインティライミという言葉を知っている人が多いかな?
ちなみに私もその1人です(^^;
このインティライミが太陽の祭りの名前です。
ブラジルで開催されるリオのカーニバルと並び、南米3大祭りの1つとして数えられ、ペルーを代表する一大イベントです。
この広場では、インカ時代様々な儀式が行われていたといいます。
新しい皇帝を選ぶ時、収穫の時、種を撒くときなど、、
儀式はインカ時代の人々にとって、とても大切なものだったのだと思います。
儀式の時、黒いリャマを生贄として捧げていましたが、時代によっては人間の生贄もあったといわれています。
クスコは街歩きしていると、アルパカを散歩している人たちに何度も出くわします。「写真、写真📷」って言われるから、カメラでパシャリ、、、
つかさずチップを要求されます(⌒-⌒; )
でも可愛らしい彼女たち。写真ありがとう♡
そういえば、パウラさんと話していた時に、「キャンディキャンディ」というアニメが好きでよく見ていたと言っていて、Youtubeでエンディング?かな見せてもらったら、とても古そうなアニメの映像でびっくりしました。
私、このアニメ知らないなー。って言ったら、何年か前に会った日本人の人にキャンディキャンディの話をしたら、「30年以上前に見てたやつだよ」って言われて、とても驚いたみたい(´∀`*)笑
「私は数年前に見たんだけど!!」って言っていたのが、このクスコツアーで1番印象に残っている気がする、、、
日本のアニメがこうやって、数年後数十年後に別の国でたくさんの人が見て、夢中にさせてるって本当にすごいことだなって思います。
海外を回っていると、日本のアニメの話を外国人同士でしてる場面に出くわすことがあるけど、私が見たことないアニメの話が多くて毎回びっくりします。
進撃の巨人、鬼滅の刃、NARUTO、るろうに剣心、鋼の錬金術師、ドラゴンボール、どろろ、サイコパス、メイドインアビス、、、あげたらキリがない!!
本当に日本のアニメってすごい!!って思った旅でした。
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