見出し画像

2016モロッコ②

2016年3月4日
1泊2日のサハラ砂漠ツアーに参加した。
カナダ人カップルの2人と一緒だった。
フェズから砂漠まで、約半日かけてひたすら車で移動。
途中、レストランに寄ったり、観光スポットに立ち寄ったりしてくれた。

夕方、日が沈み始めた頃に砂漠の入り口に到着。
ホテルに寄ってシャワーを浴びて、いざラクダに乗って出発。

砂漠へ出発

ゆっくりゆっくり足を進めるラクダに乗って、360度砂漠しか見えない世界へと歩みを進めていく。
何もない世界は、とても美しい。

泊まったテント

ラクダ使いが寝泊まりしているテントに到着。
もう間もなく、真っ暗になるであろう時間だった。
しばらく、砂漠を散策した後、ディナータイム。
モロッコ料理として有名なタジン鍋が出てきた。
まさか砂漠でこんなに美味しいご飯が食べられるなんて!!
皆んなで談笑していると、ラクダ使いが何か歌ってと私たちにリクエスト。
私たちは、日本の童謡「ふるさと」を歌ってあげた。

辺りがすっかり真っ暗になって、満点の星が顔を出す。
私たちは、砂漠の上に寝転がりながら、満点の星たちを鑑賞。
私は、生まれて初めて、プラネタリウム以上の満点の星を見た。
流れ星が、次から次へと流れていく。こんなに流れ星ってずっと流れてたんだと初めて知る。空は常に私たちの上にあって、この世界が毎日広がっているはずなのに、普段見ることができない。こんなに世界は美しいのに、目に見えないとなかなか気づくことができない。
私は、この日見た満点の星空をきっと一生忘れることはないだろう。

とても驚いたことある。
トイレだ。
なんと、ちゃんと水が流れるし、ごくごく普通のトイレが存在していたのだ。
結局、3人目あたりから、水の出が怪しくなってきたけど、それでも水が流れるトイレに出会えたことにとてもびっくりだった。

モーニングタイム

日の出前に、ラクダに乗って日の出を鑑賞しに出発。
日の出を見た後は、砂漠の入り口のホテルへ帰ってきた。
朝食をいただく。小さいタジン鍋がとてもかわいい。

帰り道は、小さい街に寄って散策し、長いドライブを終え帰宅。
そういえば、途中、ガソリンスタンドに寄ったときに、ドライバーさんがちょっとお祈りするから待っててと言って、ガソリンスタンドのところにある小さいお祈りするスペースでお祈りをしていたのが印象的だった。

ラクダ使いの日常、食べ物、宗教、、
初めて目の当たりにする現実に何も知らない自分が恥ずかしかった。

2019年12月、コロナが始まり世界は大きく変わった。
今、私が世界で出会った彼らはどうしているのだろうか。

次回は、青い街として有名なシャウエンについて書いていきたいと思う。


いいなと思ったら応援しよう!