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好きなマンガ|幽麗塔

男性用と女性用、着ている服で異なるテツオの表情。
どちらも美しく描き分けられていて、うっとり見入ってしまう。

幽麗塔
乃木坂太郎
全9巻 完結

あらすじ
時は昭和29年、舞台は神戸。
ニートの天野は、幽霊塔と呼ばれる時計塔で、白い何者かに襲われ死の寸前、謎の美青年・テツオに救われる。
テツオは曰く「幽霊塔の財宝探しを手伝えば、金も名誉も手に入る」
しかしテツオの正体は、男を装う女であり、その名も偽名であった……

マンガワンの紹介文を引用しました


飽きさせない展開に、どんどん先へ進みたくなるのですが
背景の建物、登場人物の表情、衣類のシワ…
どれも丁寧に描かれているので、見惚れてしまって
ページをめくったり戻ったり忙しい。

江戸川乱歩っぽくもあり(意図的に、かな??)
推理小説好きにはたまらない。

お話は昭和29年からスタートしますが
今でも残っているお店や建物が出てくると
あっここ行ったことある!と嬉しくなる。

外せないのは、「テツオ」と過ごすことで
変わっていく天野の概念。

どこを取っても魅力的な作品です。

すっかり乃木坂氏のファンになった私は
「医龍」を読み始め、ました。
えぇ、今ごろ。
当たり前の感想を書いてもいいですか。
めっちゃ面白いんだが。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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