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ぼくのばあちゃん②。
とうちゃんのマシンガンを受けて元気がなくなったたーちゃん、その様子を見てかあちゃんは頭の中でこんなことを考えていた。
「たーちゃんは私には言いたいことを息子や旦那に言うのと同じようには言えないからな、、また私なんかしでかしたか!?
私に直接言えない代わりに本題とは全然関係ない些細なことでイラッとしちゃって
結果的にそれでとうちゃんに怒られて…
私にも原因ありじゃん!
洗濯物の干し方か、洗い物をしていないことか、ちーちゃんのことか、、
今日はなんだ!?」
かあちゃんはとうちゃんの居なくなった隙にたーちゃんどうしたの?と聞いてみたが教えてくれない。
その日の夜になってとうちゃんに事の発端を聞き出した。きっかけは大きな洗濯ネットにちーちゃんの小さなマルチクリップが入っていたことだった。
………わたしじゃん!
かあちゃんは心の中で叫ぶ。
また私のやったことで、このような出来事を招いてしまったか、、
んでも、本当はそれ以外のことでモヤモヤがあってそこにちょうど良くクリップが出てきてしまったんだろう。
日々お互いを気遣ってコミュニケーションとっていく事を大事にしなきゃと思うけれど、
常日頃から持ち続けるのが中々難しいんだよな〜と思うかあちゃんであった。
翌日、とうちゃんの提案でかあちゃん&たーちゃんはちーちゃんを連れて横浜へ出かけた。
そこで、人生初のガレット食べてスヌーピーショップでマグカップ買って、ケユカでちーちゃんの小物買って、カンタベリーでスウェット新調、フルーツパーラーであんみつ休憩、夕飯にマグロのお刺身を買って帰ったたーちゃんはとても元気になった!
とうちゃんはこういうことが大事だ、とても気持ちを込めてかあちゃんに言っていた。
ぼくもこの日ばかりはタイミングよくお昼寝してあげたのでした。