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こどくなたましい ひかりのたましい
ちるるです。
犬好きな私の思い出深いワンコの話。
インナーチャイルドワークをしていて幼い頃の私に会いに行った時、そばに寄り添っていた魂がいた。今はもうこの世にはいない、その優しく温かな魂を覚えてる。
幼稚園から中学生まで一緒にいた野良だった飼い犬の魂だ。
彼は、いつも1匹で駅にいる野良犬だった。
電車で通園してた私と兄の遊び相手で、いつも駅から歩いて15分の我が家まで一緒についてきて、家に到着すると駅に戻って行った。
当時、我が家はスピッツを飼っていて。そのスピッツの散歩に出るとどこからか現れた彼が、一緒についてきて、また駅へ戻って行った。
そんな姿に根負けした父が、我が家の一員に彼を迎え入れた。
幼少期の私は人見知りでおとなしい子供で、犬の彼を相手によく話をしていた。
野良な彼は時々首輪を外し、脱走を繰り返して行方不明になる。数日間、帰ってこない彼を私が毎回探しに行ってた。
名前を呼びながら歩いてると、どこからか現れて、連れて帰るを繰り返してた。
弱き者を守る性格な彼は、チカンに会った私を助けてくれたことがある。
お散歩中に現れたチカンに、びっくりして動けなくなった私を背に、威嚇して飛びかかってくれた。そのおかげで、その場から走って逃げだすことができた。
思い出深い野良だった彼が亡くなるのは、中学生の時。
具合が悪く元気がなくなって、病院へ連れて行った時。獣医から安楽死の提案をされたが、必死に生きようとしてる姿にそんなことはできないと思い、両親にそんなことをしないでと、訴えた。
すぐに様子が見れるように家の中で見守っていた。
亡くなる前日、何も食べれなくなった彼にごはんを食べさせ水をあげる夢を見た。
朝起きて、彼のもとに行くと家族が集まっていてもう亡くなった後だった。
悲しくて、いっぱい泣いたけど。彼が夢のなかで私に会いにきてくれたのが嬉しかった。
そんな思い出深い飼い犬の話。
野良犬だった彼が、なぜ家に来てくれたのか、ずっと不思議だった。
ペットリーディングのセッションの機会があって、教えてもらったことがある。
野良犬だった彼が安心して心を開ける相手が私だったこと。
当時の我が家の番犬として必要だったこと。
(わが家はご近所の出入りが多々あって、玄関のカギや窓も開けっ放しの家だった)
私と心が通じあい、彼が私の話を聞いていてくれたこと。
彼の欲求を私が癒やしていたこと。
彼の周りに天使が飛んでたことを最後に
教えてくれた。
アースエンジェルみたいな子だねと言ってくれた。
このことを聞いた時、同じ魂を持つ存在だと思った。まだ幼い魂の私に寄り添ってずっとずっと守ってくれた存在。
彼も愛という感情を知るために産まれてきたのかな。と、感じた。