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グンマー名物、登利平のお弁当

群馬県といったらコレ!みたいな食べ物ってあまり思いつかないだろう。
大阪だったらたこ焼き、沖縄だったらちゃんぷる、名古屋だったらひつまぶし、みたいにパッと思い浮かぶものがあるけれど、群馬にはない。

あえていうと、水沢うどんとか、焼きまんじゅうとかだろうか。群馬県民じゃなければ知らなそうである。

知名度が低いけれども、グンマーにだって美味しいご当地グルメがあるのだ。その一つに、登利平というお店がある。

登利平 本店

登利平とは創業昭和28年の老舗で、鳥料理が食べられるところだ。

県民ならみんな食べたことがある。らしい。
「らしい」と言ったのは、私はまだ食べたことないからだ。(食べたことないんかいッ‼︎)

気になってはいたものの、まだ食べてない。
でも、「いつでも行ける」となると、逆に行かないのってあるあるではないだろうか。
金閣寺付近に住んでいた友人が金閣寺に行ってなかったり、上野の近くに住んでいる友人は興味を持ちつつも国立科学博物館に行っていなかったりなんてことはよくある。

旅行とかで、その土地の食べ物を食べるというのは普通だ。せっかく行ったんだから、そこでしか食べられないものを食べたくなる。
対して近場は特別感がないので行かないものだ。

でも、もったいないじゃないか。せっかく近くに住んでいるのに、その土地の美味しいものや見所を開拓しないなんて!!

上州御用 鳥めし松重

ということで、食べる。鳥めし弁当。
テイクアウトのみの営業の店舗が多いが、いくつかの店舗は飲食ができる。私が行った本店は飲食ができたので、せっかくなので食べて行った。

そばセットが美味しそうだったけど、せっかくの初回なのでオーソドックスに鳥めし弁当にした。

これで950円。なんとリーズナブルなんでしょう!!!お店がとても立派な建物なのに料理は手頃な価格なのでありがたい。

写真じゃお伝えできないけれども、お肉のいい匂いがプンプンする。食欲をそそる。

タレが効いたプリプリの鶏肉

いざ、実食……。

うん。美味しい。
脂っこくないお肉なので重たくない。甘めのタレがご飯にもよく合う。左側の厚めに切られてる方の鶏肉は食べ応えがあって良い。

量もちょうどよく、ペロリと食べてしまった。

近場の行ったことない且つ気になっているお店は行っておくべきである。新しい発見とともに、自分の住んでいる場所が前よりも好きになることができる気がする。

まだ行ってないグンマー名物も味わってみたい。永井食堂のモツ煮とか食べてみたいな。運転が大変そうだけれども。

余談だか、先ほど「いつでも行けると逆に行かない」と書いたが、私は「旅先で普段食べれるものを食べる人」に少し憧れている。あ、でも勘違いしてほしくないが、値段を気にしてケチる人のことを指しているわけではない。
旅行の間にいつでも食べられるものを食べるということは、その人にとって旅が日常すぎて、逆に「旅先の食事なんていつでも食べれる」域に入ってるリッチな人間だ。あぁすごい。私はこの先の人生でその域に達することは多分不可能だ。旅先でご当地グルメを食べないということは、私にはできない。

いつか旅を日常にして、観光地でその辺にありそうなファミレスとか行ってみたいもんですな。
ハハハ…。(哀愁漂う笑い)

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