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お酒を飲まない人生

タイトルと一緒に載せる酒及びスナック菓子の画像が汚いな。(^_^;)

私が人生で最後に酒を飲んだ日の写真である。と言っても私はまだ20代前半なのでそんなに遠い日のことではない。確か2022年の3月。
2年前くらいのことだ。齢20歳にしてお酒をやめた。

なぜやめたか。答えはシンプル。
「好きじゃないから」である。

猛烈 酒アンチ

アルコールのパッチテストを中学と高校で計2回やったことがあるが、私の腕は赤くなるどころか何の変化もなかった。両親と姉は大のお酒好きで、たぶん私もそこそこ強い方だと思われる。

でも、好きじゃない。だから飲まない。
健康に良くないだけじゃない、お酒の臭い、味も苦手だ。

何より嫌なのが酔った感覚だ。頭がボケーっとして浮ついたような感じになるが、好きではない。読書や映画鑑賞が好きだから、それらを楽しむときは集中したいし正気でいたい。

家では水、お茶、コーヒーしか飲まない私にとって、お酒は値段が高すぎる。酒税は大きなハードルだ。

「健康に良くない」、「臭い・味が好きじゃない」、「酔いたくない」、「値段が高い」
飲みたくなる要素があるだろうか、いやない。(反語で草)

別に、お酒が好きは人は飲んだらええと思うのよ。
でも、お酒でちょっと嫌な経験をしたことがあるので、あの時の気持ちを吐き出したくて……。書かせていただく。

「飲めよ。つまんねぇな。」

恐怖の言葉である。軽くトラウマ。
まだお酒をやめる前の話だ。

一緒に飲んでいて、飲むペースが異常に遅い私を見て友人の機嫌が悪くなっている。
「もっと飲めよ。」
そう言われた。

その時飲んでいたのはストロングゼロという度数の高い缶チューハイだった。ストゼロの鼻を刺す嫌な臭いと、どぎつい味と、不快な喉越しを今でもよく覚えている。頭が痛くなって気分が悪い。もう飲みたくない。
缶の半分くらいの量しか飲んでないが、すでに限界だった。

そんな時に言われたのが「つまらない」である。

酒を飲まないのはダメなのか

私はつまらない人間なのか。お酒を飲まないだけで?
馬鹿馬鹿しいにも程がある。

人は何のために飲むんだ。

お仕事で、人を喜ばせるために飲む人もいると思うが、プライベートで飲む時は自分が楽しむために飲むんだろう。
プライベートで相手を喜ばせるために飲まなくちゃいけないのなら、その相手は友人じゃない。料金を払わない客だ。搾取野郎だ。
実際、友人は“元”友人になった。

「飲めよ。」「つまんねえ。」絶対言っちゃいけない言葉だ。
二度と言われたくない。

ちなみに、お酒を飲んでいたのは共同部屋でのことで、自ら飲みの席に行ったわけではないのは言っておく。
でも飲みの席に行ったとしても、飲むか飲まないか、どのくらい飲むか、は本人の自由じゃないか。

別に、飲みの席で全然飲まない人がいてもいいし、カラオケで歌わない人がいてもいいし、ラーメン屋でライスしか食べない人がいてもよくないか。
迷惑をかけられたわけでもないのに、自分の感情を優先するあまり、他人に対して「こうするべきだ」なんて思うのは傲慢だ。

一番大事なのは、各々が楽しむことだ。

そうだろう?きっとそうだ。
そうであってほしい。

私は誰かと一緒にいる時、私との時間を楽しんでほしいと思っているし、できる限りのことはしているつもりだ。

「気に入らない」という感情だけで、人に何かを強要する人間にはなりたくないものである。

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