バンジージャンプの思い出
私は名前に「夏」が入っている。
季節の感じが入ってる女性は男運がないという迷信は本当だろうか。
夏、好きな季節だ。
普段インドアな私でも外に出て何かしたいと思えるからだ。
19歳の夏はちょっと思い切ったことをしてみた。バンジージャンプだ。
私は正直、高いところがそんなに好きではないものの、ジェットコースターに乗るし高い建物の展望台に行ったりちゃう。
高い場所で「こわい!」と思うと、そこで非日常を感じられて良い。怖いの中にワクワクが生まれる。
そんなふうに感じられる程度ってことは、高いところがむしろ好きなのかもしれない。
あの夏、当時未成年だった私は親の同意書を手に予約したバンジー会場に行き、「このバンジージャンプは命の危険を伴う〜」云々の契約書に何枚もの署名をして、挑んだ。
ちなみにバンジーの費用で諭吉(当時の一万円札)が飛んだ。
バンジージャンプ
バンジージャンプに行ったのは2021年の8月だった。その時は今より6、7kg太ってた時期なので今見るとちょっと恥ずかしい。
群馬県のみなかみでバンジーしてきた時の写真だ。携帯を死ぬ気で掴んで飛び降りたのではなく、専用のカメラをお借りして(無料)そのデータをもらった。
当時自分で撮った写真を見て「うわぁ顔が隠れてる、あんまよく撮れなかったなー。」と思ったけれど、今は「お、顔隠れてる、noteに掲載する時、加工する必要なくて楽ちんだ〜。」と思った。
係員の「54321バンジー!」の掛け声と共に飛び降りる訳だが、私は多分自分で飛び降りて無い。後ろのスタッフが少し押して下に落ちていった気がする。
飛び降りてから、自分とジャンプ台を繋げているゴムが伸び切るまで数秒間落下している感覚がある。ジェットコースターと違って、自分の体を保護しているものがなく、この身ひとつで浮遊感を味わっている。風圧も感じる。非常に不愉快ではあった。(不愉快なんかいっ!)
ゴムが伸び切ったら何回かバウンドする。それは楽しかった。(笑)
バンジージャンプは、飛び降りる瞬間と落下の瞬間は何とも言えない不快感があるけど(※個人の感想です。)、終わった時のサッパリ感というかやりきった感はかなり良かった。
「バンジー2回目できる人は人間じゃない」って誰かが言ってた気がする。一回バンジーの恐怖を知ったのにもう一回飛べる人は頭がおかしいということなのだろうか。私もそう思う。
果たして私は2回目のバンジーができるのだろうか。少し試してみたい気もする。