ディズニーは金を惜しみなく使う場所
北関東グンマー育ちの私はわりとディズニーランドやシーに行きやすい場所にいる。日帰りで行って帰って来れる。
でも私の両親はあんまりディズニーとかアトラクションが多いテーマパーク的なところは好きじゃないようで連れて行ってくれることはなかった。代わりに叔父さん叔母さん夫婦が連れて行ってくれたので9歳も10歳の時に一回ずつディズニーランドとシーに行ったことがある。
今回なんと13年ぶりのディズニーシーだった。
いつの間にかスマホ導入
私が前に来たのは10歳の時なので、2011年だ。その時は紙のチケットで入った気がする。対して今はスマホで「ピッ」で入れる。いつの間にかデジタル化していた。流石だ。
入場するなり一緒に行った友人が目の色を変えてポチポチしている。「プライオリティパス」というのをスマホで取ると長い時間待つことなくアトラクションに乗れる特権が与えられるそうだ。前に存在した「ファストパス」のデジタルバージョンなんだと思った。
私が入場口付近のデカい地球儀?の噴水をボケーっと眺めているうちに友人はディズニーシーを行ったり来たりしないよう、アトラクションからアトラクションへの移動が最小限で効率よく回れるよう場所と時間を考え上手く例のパスを取ってくれた。
最初のアトラクションまで時間があったので早速ティータイム。私が席を確保している間に友人が買ってきてくれた。絶対人数分ないだろっていう席数だ。田舎のショッピングモールに併設されているフードコートの席はをありすぎだろ」っていうくらいあるのに、ここはめっちゃ少ない。いいタイミングで前の人が立ち去ってくれたので座れた。
ディズニーの食事は見た目がいちいち可愛いね。これから食べるだけなのに見るだけでテンションが上がる。ゆっくりチュロスを食べてとコーヒーを飲んでいざ出陣。
はじめに海底2万マイルに乗った。どっかのネット記事で「一番人気のアトラクションは『海底2万マイル』!」と書いてあったから期待して乗ったけど、「1位ってほどか?」と疑問になった。記事書いた人の好みだった可能性は否めない。だが楽しかったことには変わりない。ただ1位ではない。(笑)
じゃん、こちらはヴォルケイニアヴォルケイニア・レストランの中華だ。セットメニューをあえて頼まないあたり私らしい。自分でカスタマイズしたくなるのだ。見よ。この可愛らしい御手手の形のパン。中に何も入ってないただのパンだぜ?
なのに可愛い。可愛いという理由だけで選んだ。あとは中華っぽい点心3種盛り。小籠包とシュウマイ。一口サイズのいい量だ。食べ歩きする身としては腹パンにならなくて嬉しい。
見づらくて申し訳ないのだが、塔にラプンツェル様が見えるだろうか。このラプンツェルの人形、歌っているのだ。歌っているとは、ただ歌の音源が流れているというわけではない。この人形の口、顔、首が動きながら音が鳴っているのだ。本当に生きているかのようだった。大抵動く人型の人形やロボットって、動きが人工的で気持ち悪かったりするけれど、これはそうじゃなかった。
ディズニーはド派手な演出で驚きを得ることが多い気がするが、このラプンツェルは派手さがない驚きだった。是非体験してみてほしい。笑
優雅に歌うラプンツェルがとっても素敵だ。
ちなみに、新エリア・ ファンタジースプリングスのところにある。
新エリアの乗り物はラプンツェルのランタンフェスティバルだけ乗った。このアトラクションはガンガン動く系じゃないので撮影オッケーだった。
遠慮なく撮らせていただいた。ラプンツェルがターザンしている。なんか、わんぱくガールだな。w
うぉおおおお、綺麗だ。幻想的ぃ。
ここで、ラプンツェルファンを怒らせることを言わせて頂く。
アトラクションに乗ったあと、歩いていたら足元の石畳を見て友人が言った。
友人「わぁすごい、クマの足跡だ!」
私「ラプンツェルって熊出てくるんすか」
友人「なんだその質問、出てくるわ。あのな、ラプンツェル見てねぇでこれ乗ってんのお前くらいだからな。💢」
はい、なんと私はラプンツェル未視聴である。未視聴なのに乗り物に乗ったのである。ごめんなさい。ちゃんと映画観た人に比べたら多分感動3分の1くらいだったかもしれない。事前準備が甘かった。『アラジン』だけは観たのよ。さーせん。
この日起こったこと全部書くと、とんでもない量になってしまうのでちょっと急足で書こう。
と、言ったのに、どうでもいいことを書きたくなった。上の絵をご覧あれ。ソアリンという比較的新しいアトラクションに乗ったのが、待ち時間に見た絵がなんかインドっぽくて興味をそそられたので写真を撮っていた。
私が「マハラジャかな」と呟いたら友人が「ラブホの名前みたい」と言ったのだ。「王って意味ですよ💢」と訂正した。夢の国でそんな汚らわしいワードを使って欲しくないものだ。ヤレヤレ。
日中にアトラクションに乗りまくり、夕方にキッズ向けのショーを見て、最後のド派手なショーを見た。ビリーヴだ。
カメラで写真を撮ることさえ忘れ見入ってしまった。素晴らしいショーだった。人間の文明の最先端を見せつけられている感じがした。水、光、演者、普段は絶対見れないものだ。
ショーがシメというひとは多いだろうが最後にインディージョーンズに乗って帰った。閉園間近、帰り際にアラジンの建物をパシャリ。夜のディズニーもなかなか綺麗だ。
今回ディズニーに一緒に行った友人は年に何回か行っている人だ。ディズニーのことも私より全然詳しかった。
友人は一日を通してディズニーの魅力を仕切に語ってくれた。ディズニーはお花ひとつひとつにも丁寧に手入れをしていること、キャストさんのおもてなしのこと、アトラクションの安全面のことなどなど、私の知らなかったことを教えてくれた。
「すごいでしょ、だからディズニーっていくらお金使ってもいいって思えちゃうよね」
と言っていた。私は「なるほど」と納得してしまった。ディズニー好きの人が、素人にディズニーを布教している。もしかしたらディズニーはお客様も育てているのかもしれない。身内に布教できるレベルに。
恐るべし。
「若者のディズニー離れ」と言われつつも若者二人でディズニーを楽しんだ。入園料と「プライオリティパス」、昼食・軽食・ドリンク、お土産、その他諸々含んで一体全体いくら使ったのだろうか?2万ちょっとくらいだろうか。
でも、充実した一日になった。気持ちよくお金を使えるのは不思議だ。ディズニーは金を惜しみなく使う数少ない場所だ。
13年ぶりのディズニーシーを楽しんだ。
また13年後に行こうかな。笑その時は入園料は15,000円とかになっているだろうか?オソロシー。
36歳になった時の、お楽しみだ‼︎
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