性的指向、「答えたくない」を認めるのも多様性
その人のことを知りたいと思った時や、何か話題を作りたいと思った時に、恋愛の話をすることがあると思う。どういう人が好みなのか、今までの恋愛遍歴などを聞かれることが私もあるのだがその度に思うことがある。
「その話題、あなたは面白いかもしれないけど、私はそうでもないよ」ということである。
超絶苦手な質問
「どうして彼氏を作ろうと思わないの?」
「同性が好きなの?」
こういった類の質問は苦手だ。いや、はっきり言おう。嫌いだ。
どうして面白半分の相手の興味に対して、自分の言いたくないことを言わなければならないのか分からない。
フォローやアドバイスは求めてない
私が話を逸らそうとしたり、相手の問いかけがしつこくて「ノーコメントで!☺️」というと、要らぬ言葉をかけてくる人がいる。
大丈夫だよ!私そういう知り合いいるよ
もしソッチなら言ったほうがいいよ
あんまり、こういうことは言いたくないが、「余計なおせっかい」だ。私の性的指向について記事に書く気はないが、仮に私がマイノリティの人間だったとしても、言うか言わないかは私の自由だ。強要するのはおかしい。
もしも助言とかを当事者の方から求められたのなら、フォローやアドバイスをしてもいいと思うが、疑わしい人にそれをやるのは違うだろう。
私の場合は、その件に関して何も求めてない。強いて言えば、私が求めているのは「この話題への無関心」と「他の話題への切り替え」である。
頼むから私の心の私有地に無断で入らないでくれ。
心の警備隊を総動員させると疲れるんだ。
でも、「答えたくない」という強いメッセージを、穏便に伝えるのは難しい。
優しく言うとかえって相手の関心を強めてしまうこともある。
まったく、どうしたものか…。
何回も言われたことがあることでも、未だにいい返しが思いつかないでいる。