「はじめて」が心地いい話

 元太くんを好きになってから、たくさんの「はじめて」を経験している。今日は、この2年で経験したいくつかの「はじめて」を言葉にしてみようと思う。

年下の男の子

 これまで好きになってきた人って、みんな年上だった。歌が好きだったり、ダンスが好きだったり、おしゃべりが好きだったり、好きなところはそれぞれだけど、自分にとっては「憧れ」みたいな要素があったと思う。人生の少し先を生きていて、それぞれアイドルや、ミュージシャンや、お笑い芸人という道を選択している人たち。
 元太くんは、はじめて好きになった年下の男の子。もちろん、アイドルという道を選択し、全うする姿には強烈な「憧れ」を感じるし、日々自分と戦いながら、常により良い自分でいようとする姿は尊敬している。なんだけど、これまで好きになってきた人たちに感じなかった、なんと表現したらいいのか分からないのだけど、心臓の柔らかい部分をきゅっと摘んだみたいな感覚みたいなものを、元太くんを好きになってからたくさん感じている。ふにゃ、と表情を崩して笑顔になるときや、一つ一つを考えながら、柔らかい言葉で話している姿、メンバーの話を聞いているときの瞳、挙げ始めると止まらないけどれど。摘まれた部分から、じわ〜ってあたたかいものが広がって、心の中いっぱいが埋め尽くされている。なんなんだろうこれ、もはや「恋」だ。

アクリルスタンド

 アクリルスタンドというグッズが、あんなにも愛おしいものだと知ったのも、元太くんを、というよりかはTravis Japnを好きになって初めてのことだった。
 なんとなく、みんな持っているし、再販されるなら、と早起きして頑張った虎衣装のアクリルスタンド。手元に届いたとき、その可愛らしさに思わず声が漏れた。たくさんの人たちが、アクリルスタンドを連れてお出かけする気持ちが一瞬で分かった。(思い返せばBOYちゃんを助手席に乗せてシートベルトつけさせていたから、素質はあったんだと思う)
 どんなデザインにしようかとアクスタケースを作ったり、アクリルスタンドの元太くんを3人並べて映画のお祝いをしたり、一つ一つが本当に楽しい。早く現場にほいほい行ける世の中になって欲しいな。一緒に遠征できるようになる日が今から楽しみです。

デビューしていないということ

 ジャニーズという沼に足を踏み入れたのは、2017年関ジャニ∞を好きになったときが初めてだった。同世代の女の子たちが、Ya-Ya-yahを見てキャッキャ言ってたときも、修二と彰フィーバーしていたときも、私は2次元の男の子や、お笑い芸人さんや、2.5次元の俳優さんたちを追いかけていたから。そういう意味では、若手俳優登竜門である「テニミュ」は通ってみたりしていたけれど、まだCDデビューをしていない人たちを応援するのは初めてのこと。しかもこんなにも、心を傾けている。
 気になるなあ、と思えば、Apple Musicで聴けてしまう世の中で、たくさんオリジナル曲があるにもかかわらず、クリアな音質のあの音源たちを聴くことが叶わない。音楽が耳に届くということが、こんなにも難しいことなんて知らなかった。(YouTubeがない時代のジュニア担さんたちの強さを身に染みて感じているところです)
 お仕事をしてる中でも最近ものすごく感じていることだけど、数字ってめちゃくちゃ大事だ。「いいことやってますね」じゃ事業は継続できない。どんな成果が出せるのか、目に見える形になって初めて、そこに予算がつく。体に馴染むまではすごく矛盾も感じてしまったりしていたけれど、最近はそこに対して結構ポジティブになれるようになってきた。じゃあどんな数字だったら社会的な価値があるとみなせるのか、そんなことを考えながら仕掛けていくことが面白い。だからこそ、Jrを推している人たちがシビアに数字を追っている姿は、割と私の目にはかっこいい背中として写っている。数年前はつらくて苦しくて仕方なかったと思う。
 私は早く彼らの音楽を、クリアな音質で、私の耳に届けたい。じゃあ自分にできることはなんだろう、そんなことを考えるのは悪くない時間だと思う。

さいごに

「はじめて」は戸惑いの連続だけど、でも、総じて新鮮で楽しい。自分のペースで、自分が楽しいと思い続けられる範囲の中で、それでも真剣に彼らの歩みを応援していきたい。そんな気持ちです。

#推し語りワードパレット  「おにゅー」

※ワードパレット、ご自由にお使いください。

今回の記事は、この記事の有言実行をするために書きました。ワードパレット全て埋まったときに、胸を張って「担当」と名乗ることが目標。