夜空を見上げて思い出す君の話
好きな人たちがたくさんいる。全員が一番で、そこに優劣はない。でも、脳みそのキャパには限界があって、その割合を大きく取る人は、その時期やそのタイミングによって変わってくる。最近だと、Rolling StoneでBTSのVさんが語った言葉が私の中でものすごく腑に落ちた。
僕のヒーローは絶えず変わるんです。
https://rollingstonejapan.com/articles/detail/36092/1/1/1
私にとってもそう。その瞬間その瞬間、世の中にたくさん溢れているきらきらしたものたちに惹かれて、触れてみて、憧れる。
という前置きはさておき。そんな私が今一番脳内の大きな割合を捧げたいと思っている人がいる。それが、Travis Japanの松田元太くんだ。
彼がどんな人なのか、私が語れる言葉はまだ少ない。私が彼に出会ったのは2019年9月。彼がジャニーズ事務所に入所したのは2011年。私が出会うまでの8年分、知らない彼がいる。どんな遍歴を経て今に至るかは、長く応援してきている先輩ファンの方々がたくさん語っているし、私はそれを一つ一つ心の中で大きな声でお礼を言いながら読み漁るだけだ。(そういうのもあってこれまで元太くんについてのnoteを書くことを躊躇っていた)
だから、今回は、「満たされる」を一つのキーワードに、私が彼を応援することで得ているものについて言葉にしてみようかな、と思う。
出会った瞬間のことはまた別の記事で言葉に出来たらとは思っているんだけど。私の心の中にぽっかりと開いてしまったものを、ゆるゆると埋めてくれたのが、元太くんだったなあ、と思う。目鼻立ちがくっきりとしたお顔で、全身を使って大きくパフォーマンスをしている姿に一際惹かれた。そのくせ喋り出すとほんわりとしていて、そのギャップに見事に撃ち抜かれた。多分表すとしたら「めろめろ」という言葉が一番しっくりくるんだけど、ほんとそういう感じ。年下の男の子を「推す」のは初めてだったから、自分でも初めての感情に戸惑ったけど、案外心地よいものでもあった。気づけば最初から穴なんてなかったみたいに心がいっぱいに満たされていた。
満月を見上げると元太くんのことを思い出す。たった一人のステージで、月を背負って歌い上げた元太くんは、画面越しではあったものの忘れられない景色の一つだ。今住んでいる町はすごく夜空が綺麗で、車から降りたあと空を見上げるのが楽しみの一つなんだけど、あの「Last Dance」のおかげで、もっと楽しみになった。
BUMP OF CHICKENの「月虹」という曲の歌詞にこんなものがある。
世界が笑った様に輝いたんだよ
透明だったハートが形に気づいたよ
どこに行ったって どこにも行かなかった
あなたひとりとの 呼吸のせいで
BUMP OF CHICKEN/月虹
まさに元太くんと出会ってからの私だなあ、ってすごく思う。元太くんのパフォーマンスは、いつだって私の意欲を掻き立てる。元太くんの言葉一つ一つが、いつだって私の心を癒してくれる。元太くんが歩む一つ一つの道のりが、私の活力になる。
出会ってから2年、たくさんもらいっぱなしだったものを、どうやって返していこうか、今そんなことを考えている。こうして言葉にするのもその一つだと信じている。私の手が伸ばせる範囲の中で、出来ることを一つ一つやっていこうと思っている。
余談だけど、私は万年筆も好きなので、元太くんのイメージにピッタリハマる万年筆を今探している。見つけたら、「種山高原ギャラクシーブルー」というインクを飲ませて使いたい。
#推し語りワードパレット 「満たされる」
※ワードパレット、ご自由にお使いください。
今回の記事は、この記事の有言実行をするために書きました。ワードパレット全て埋まったときに、胸を張って「担当」と名乗ることが目標。