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大文字山ナイトハイク ついでに八神社、銀閣寺観光
おはよう、chi-kama1510である
大文字山に夜中から登って夜景と朝日を見にいく。カップラーメンを持ってこう。日の出を見ながら朝飯のラーメンをすするのだ
朝3時に起きる。天気予報は生憎の曇りだ。朝日見れないわ。仕度をして法然院の登山口まで向かう。
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家から1時間後ほど歩き、登山口まで到着、真っ暗だ。鼻をつままれても気づかないほどの闇。歩き始める。コーナンで買ったヘットライトじゃ正面のラインしか照らさなくてコケそう。登山用の高ルクスの物はこの前紛失してしまった。買うと高いんだよな
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かぼそいヘットライトで右往左往しながら40分ほど歩き、5:17火床に到着。複数回登った事のある大文字なのに迷いそうになった。景色が見えるが全体的に曇っている。
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よし、朝飯の準備をしよう。景色の良い火床の真ん中に座り固形燃料に火を点け湯を沸かす
5:39頃、明るくなってきた。ヘットライトを消す
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20分程経った。夜が明けたな。霧も晴れてきた。街が見える。グレーの街並みに緑がぽつぽつと浮島の様に見える。手前はくろ谷さん真如堂、右斜め先に吉田山、長方形は御所、その左斜め奥が二条城かな
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ラーメンを食べる。夜明け頃の澄んだ空気の中食べるのは美味しい。
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6時。片付けをして頂上に行く。火床からものの20分ほど、頂上到着。ガスってて何も見えん。真っ白だ。五里霧中
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10分ほど休憩する。するとうっすら街が見えた。右手に京都タワー、左手に山科の街。ホケキョと鳴く声がする。しかしまたすぐ霧が街を埋める
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休憩終わり、もと来た道を下り帰る。
7時。火床に戻ってきた。大分すっきりした風景になってきた。
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火床から下る。今度は銀閣寺の方へ降りる登山道を使う。
この時間になってくるとすれ違う登山者も増えてきた。おはようございますと挨拶する。
少し進むと砂防ダムの手前でテントを張っている人がいた。海外の方であった。こんにちはと挨拶する。
8時前、登山口に到着。ヤマップを切る。
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登山は終了したが今日はまだまだ時間がある。まだ朝の8時前だ。行き掛けの駄賃で登山口の近くの八神社にお参りしていく。
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八神社は平安京成立時からあり、鎮座1200年を迎えたようだ。古事記、日本書紀の冒頭に見える神々を8人祀り八神社である。
参道を歩く。道中にある区民誇りの木と看板に書かれた木が切られていた。それも輪切りで。そのまま少し登り本殿に着く。二礼二拍手一礼でお参りをする。舞殿には幾つも提灯が並んでいて面白い。本殿には日本語の他に英語、韓国語、中国語、それにタイ語で書かれた絵馬があった。
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神社を後にし銀閣寺の前を通る。開門は8時半、あと20分ほどだ。既に門の前では外国人観光客が数名腰掛け待ちぼうけている。
自分も鹿ヶ谷通りで少し待つ。雨が本格的になってきた
8時半。銀閣寺の門前通りの土産物屋が開店し、参拝客の人通りも多くなってきた。銀閣寺開門だ。
土産物屋には例の如く抹茶ソフトと日本Tシャツが売られている。こればっかりは京都でなくとも東京でも売ってそうだが。
自分も人の流れに沿って銀閣寺に入る。朝だというのにそれなりの観光客がいる。
受付の門をくぐったら早速銀閣だ。しかし人が多くあまり長く立ち止まれそうでない。帰りも通るしそこでみよう。
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池泉回遊式庭園には松の木が植えられており、松をくぐって橋を渡る。木の根本に小さなナンテンがあり赤い実が目を引く。
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それにしても結構な人だ。人が縄の様に連なりズルズルと列をなして歩いている
池を抜け階段を登ると展望所に出た。正面に大文字からも見た吉田山。大文字の景色と違って角度が浅く吉田山に集う家々が見える
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石畳の階段を降り銀閣の側に寄る。対を成す金閣と違い枯淡幽雅である。杮葺きの屋根に乗る鳳凰が印象的だ
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銀閣寺を出る。家に帰ろう。百万遍辺りで振り返ると大文字が見えた。ここからでもちょっとガスってるのが見えるな
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久々のナイトハイク、霧三昧だったが夜中の山道はワクワクしたし、朝の澄んだ空気を味わえたから結構楽しかったかな
では、また今度