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文字が頭に入らない現象
結構深刻な悩みなのですが、
この本読みたい!
と思って買った本が読めない。
ということが多々あります。
ここ数年特にひどくなっているような気がするのですが、社会人になったあたりから文字が頭に入らないという現象が起こっています。
文章を読もうとすると早い段階で集中力が切れ、目は活字を追っているのに、頭では全く違うことを考えている。
はっと我に返って、読み飛ばした項目を読み返す…
そんな繰り返しで、読むのが進まないわ、理解は進まないわ…
たぶん、大人になって考えなきゃいけないことが多すぎて、目の前の文章に集中できないのが原因だと思います。
最近は仕事のメールも苦手だし、読んどけばわかると渡されるだけの資料は理解できない。数値が羅列されたエクセルデータを見ると吐き気すらします。
なので、だいたい「直感」で生きています。
直感がなんとか当たっているから、なんとかまともに見てもらえている。
多分これが私の特性なんだろうなとも思います。
デザインの仕事をしているから、くだくだ全部読まなくてもぱっと見で要点が伝わるものを作る能力のひとつとして役立っているような気もします。
芸術が好きなのは、文字では表現し切れないことを感じとれるから。
大きな音で音楽が流れている空間が好きなのは、余計なことを考える余地を頭の中に入れず、自然と体が動いてしまう状態が直感的な脳にあっているからかもしれません。
非言語との親和性がたぶん高い。
ただ、問題なのは、アウトプットが難しいこと。
直感的なインスピレーションを表現するのはなかなかの技術が必要です。
それはちょっと、表現者としては磨いていきたいのですけど…