9月8日(日)

最近、嶽きみを配達してくれた郵便局員の人がすごく丁寧な人だった、タオルを干していて思い出す。
洗濯を全て干し終わった後に、乾きやすいようにハンガーを並べ替えたりして、丁度良い隙間を作ったりするのが好き。ここはこのくらいかなって、思った通りの間隔を開けて、やっぱりこれはこっちかなって、よく考えながらやる微調整がけっこう楽しい。
これが自分の好きなことリストの中に入ってるなって気づいてからは、さらに自由に楽しんで、ハンガーとハンガーの間隔を微調整している。

読んでいる本、最後残り数ページで、気になった単語を辞書で調べよう、と思いつく。
数えれば話はあと三ページで終わってあとがきも三ページくらい。その中から気になった単語を四つ手帳に書いてみる。単語は赤ペンで、調べてわかった意味は緑の色鉛筆で書いた。意味の方だけ色鉛筆で書いたので、きりっとしたメモにならなくて、いつか読み直す自分が読みやすそうでこのページも良いって思った。
一つ調べてもわからない単語があったので、意味を書こうと思ったところに色鉛筆で簡単な緑の羊を描いた。帰ってきたら見せようと思った。
出かける時の鞄をリュックに替えて、リュックに辞書を入れて持ち歩くことを一瞬思いつく。重そう、でもそれをやってる自分を想像できる。

昔、自分だけ、紺色を「のぶこいろ」と呼んでいたなと思い出しながら掃除機をかける。
「のぶこいろ」の冬用の帽子を母が被っていた。
それを前に飼っていた犬の頭に乗せた写真がケータイに残ってる。

メールで「プー」まで打つと、予測変換に泳いでる人の絵文字が出てくる。自分の出番だと思って出てきた絵文字さん。








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