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イモづる読書【その49】画像生成AI「Stable Diffusion」から・・・・・「フリー―<無料>からお金を生みだす新戦略」の再読へ

Midjourneyってすごい!といっている間に、世界は、Stable Diffusionへ・・・
フリー・オープンソース好きにとっては、カイキョ!と喜ぶ【うん、ほんまやで】

その瞬間、思い浮かんだ書籍は「フリー―<無料>からお金を生みだす新戦略(クリス・ アンダーソン)です。
ちょっと古い本ですが、今読んでも十分納得できる内容です。
いつもは「断ナシ自炊PDF」にするのですが、この頃の書籍は業者に出してPDF
化をしています。書籍が消えて残念ですが、悔しいけど自炊PDFより読みやすい。


第6章 「情報はフリーになりたがる」――デジタル時代を定義づけた言葉の歴史

一九八四年に、ジャーナリストのステイーヴン・レヴイが『ハッカーズ』を出版した。・・・・本の中でレヴイは「ハツカー倫理」七カ条を紹介している。
1   ・・・・・・・・
2   ・・・・・・・・
3  すべての情報はフリーになるべきだ。
4  権威を信じるな――非中央集権を進めよう。
5  ・・・・・・・・
6  コンピュータで芸術や美をつくり出すことは可能だ
7   コンピュータはわれわれの生活をよいほうに変えられる
第三条の元は、一九五九年にマサチューセッツエ科大学M(IT)のテック鉄道模型クラブに 所属していたピーター・サムソンが発した言葉だ
プランドがサムソンの発言の「フリーになるべきだ」を 「フリーになりたが る」にした点だ
私たちの人生さえ変わりうるのだ。他方で、情報はフリーになりたがる。なぜなら情報を引き出すコストは下がりつづけているからだ。今はこのふたつの流れがせめぎ合っているのだ
潤沢な情報は無料になりたがる。稀少な情報は高価になりたがる。
情報の機能を重視したのだ。情報を有料にするか無料にするか という人間の哲学など問題ではなく、情報が持つ基本的な経済性がはっきりと無料になること を望んでいる、というわけだ

「フリー」より

第7章 フリーと競争する――その方法を学ぶのにマイクロソフトは数十年かかったのに、 ヤフーは数力月ですんだ

「フリー」より

「第7章 フリーと競争する」では、GNUプロジェクトといえばLinuxカーネル・・・GNUは”GNU's not Unix”ですから、GNU=Linuxってオヤジギャグ【うん、ほんまやで】
フリーソフトウェアのリチャード・ストールマンが登場します。

フリーソフトウェアって言葉が日本では曖昧です。
フリーソフトウェア財団(FSF)の創始者リチャード・ストールマンはGNU宣言で、ソフトウェアユーザーに対するそれらの自由とは、
目的のためにプログラムを実行する自由、
プログラムのメカニックを研究して修正する自由、
コピーを再配布する自由、
そして公共利用のために修正したバージョンを改善し変更する自由である4つの本質的な自由を列挙しています。

ソースを公開しないでフリーで使えるソフトを「フリーウェア」とし、厳格に区別しています。
コンパイル済のソフトを勝手にコピーしたものは、違法でこれを「フリーソフトウェア」とは言いません。(認証コードを売ってたりしてますが違法でしょう)

オープンソースには必ずソースがついていますし、それを修正したら、ソースをつけて公表ですよね。

Stable Diffusionがオープンソースになったことで、限りない可能性が・・・

そんなわけで、画像生成AI「Stable Diffusion」へハマっていきます・・・・

ググって、早い時期に「lexica.art」に出会いました。
これは、まさにラッキーです。
取り掛かる前に「こんなんができるや」全体像が見えてきました。
まさに、「傾向と対策」・・・孫氏の「敵を知り」・・・【シランケド】
うん、うん、こんなんが得意そうね・・・なるほどっち!
そして・・・そこで見つけた一枚

lexica.artより

プロンプト
ink on paper, a portrait of a geisha wearing a colorful kimono with graffiti tags, by goyo hashiguchi!!, colorful, xray melting colors!!

lexica.artより

これ!ってすごい!・・・一気に画像生成AI「Stable Diffusion」へGO!

しかし・・・ローカル環境がつくれない。そんなグラフィック・ボード積んでないし・・・ MacbookもM1/M2じゃないとダメみたいだし・・・・・

Google Colaboratoryの一択のよう・・・
上記の「フリー―<無料>からお金を生みだす新戦略を久しぶりに再読した後だってので、やっぱ「Google」か・・・・
この「フリー―<無料>からお金を生みだす新戦略の主役(ヒーロー)は「Google」です。

こんなフレーズが、印象的でした。

今のグーグルでは、社員の大多数が無料で提供できる新しいものを考えるのに忙しい

「フリー」より

十数年前の出版されたこの「フリー」では、以下のような懐かしいgoogleの仕事を紹介しています。

(抜粋)無線LANのWi-Fi環境を無料で提供、オープンソースしてソフトを書いている部門、科学者に無料でデータ保存のための記憶容量を提供する、古典の名著をオンライン上で公開、写真管理ソフトと写真をオン ライン上で保管する場所も無料で提供、〈グーグルアース〉を無料で利用できるように、さらに地球軌道衛星からの最新画像へも独占的にアクセスできるため、常に最新の地図を提供することができる。音声で作動する無料電話番号案内携帯電話の開発者に向けた携帯用OS〈アンドロイド〉を無料で公開した、グーグルニュース・・・

すべてはユーザーをグーグルにかかわらせることにかかっていて・・・・・
・・・・・
従業員のほとんどはエンジエアで、自分たちのテクノロジーに何ができて、人々が何を望んでいるかを考えることで給料をもらっている。

「フリー」より

Google Colaboratoryの使い方のページはいっぱいありますが、

「python Japan」の『ゼロからのPython入門講座」ですと、
Google Colaboratoryの設定とはじめ方とpythonの基礎の両方がみれて、一石二鳥です。

気をつけよう! Google Colabの12時間るルール
初日、日曜日だったこともあって。12時間オーバーしました・・・・・
そのうち復活するとのこどで、月曜日の朝はダメで、夜までまって復旧しました。


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