イモづる読書【その119】・・『Sketchbook』から『Procreate イラストテク』から『iPadクリエイティブ』へ
ここ1ヶ月のイモづる読書を振り返ってみると・・迷走ぶりを・・そもそもApple Pencilの衝動買いに始まった【うん、ほんまやで】
中古のApple Pencilが思いのほかうまくいって、ちょいと舞い上がり・・・今もこの記述は「mazec」上にApple Pencilで手書き認識をしています・・・デザイナーでもイラストレーターでもないのに「Procreate」を入手して、さてどう使おうかと模索がてら、「Procreate」関連の書籍を読みまくり、ひょっとしたらPhotoShopの代用になるかも(iPad上ではaffinity PhotoとDesigner2で対応しているのにもかかわらず)、なにしろイラストを描くつもりはなく、手書きアプリのコンセプトやPaper、Sketches、Thinkspaceに取ってかわるかもしれないとおもったり・・・・・お好みのカリグラフィペンが未だに発見できず(ブラシが多すぎて)・・・迷走している折に、ふと昔とったきねづかのSketchnoteを思い出し、ProcreateでSketchnoteをしてみようと・・・Sketchnoteはアナログが基本で、講義を聞きながらノートをとる、メモをとる、この時にメモに夢中になり講義の声が耳に入らない事態を回避するために落書き(絵)を多用する・・・例えば「コップ3分の2以上の水」と書くよりも絵を描くほうが早い、その分、思考ができるというもんだ【シランケド】
したがって、(1)上手い絵を描く必要はない(目的が違う)(2)聞きながらメモ(資料としての価値)
ここまでが基本で、応用編として、絵入り手書きノート(メモ)を提出用、説得力あるドキュメントにまで昇華させようというモノ。
ファンサイト(www.flickr.com/groups/ thesketchnotehandbook)などに掲載されているのはこの手のもの。そこで手書きプレゼンもありか?実はやったことがある(たびたび)・・キーボードを打ち込む時間がなくて苦肉之策として手書きドキュメントをコピーして提出・・その時の印象として写真と手書きがうまくからまらなくて、できるだけ写真をイラストに置き換えた記憶があります。ともかくペン字でも毛筆でも「じょうず」っていわれるレベルですので、開き直って手書きプレゼンが実現できたわけです。
ワープロや一太郎、Wordの普及で「手書きはクズ」という時代が長く続きましたが、iPadからタブレットの普及で・・・オット!忘れてはいけない「Onenote」の普及・・・無償提供したMicrosoftの英断に感謝・・・デジタル手書き花盛りの時代がやってきました・・・もう誰も強いて「Sketchnote」とは言わない【シランケド】
この書籍は「kindleUnlimited」です。
新刊「iPadクリエイティブ2nd ベストアプリ100」 (2024/5/31)が上梓されたため「kindleUnlimited」になったようです。
今回の電子書籍は「kindleUnlimited」版「iPadクリエイティブ」です。2020年12月出版ですが、iPad用の主要アプリ(勝手に言えば・・手書き適応アプリ)を抑えています。たしかにそれから4年何が加わり何が引かれたか・・・新刊も気になりますが・・・ひとまず旧版から・・・
『iPadクリエイティブ』は、逆引き事典風です。すなわち「〇〇してみたい」がタイトルで「それを実現するには、このアプリでこんな手順で」ということです。
もう一つの特徴は遠慮なく有料アプリも含めて紹介です。
無料の壁を打ち破ると無限の可能性が広がります。といいながらサブスクの壁を乗り越えるつもりがなく悪戦苦闘・・・例えば、iPadでも「adobe Design モバイルバンドル」にすれば一気に解決すると思いつつ・・・どうにも踏み切れません。
さて本題に戻って、『iPadクリエイティブ』
Chapter 1 仕事&勉強
Chapter 2 画像加工
Chapter 3 デザイン&イラスト
Chapter 4 動画編集
Chapter 5 ライフスタイル
Chapter 6 純正アプリ
Chapter 7 おすすめアプリ
以上の構成です。
Chapter 1 仕事&勉強
GoodNotes 5(現在は6)・・・最新バージョン情報は、新刊の『iPadクリエイティブ2nd ベストアプリ100』で・・ただし有料版・・・kindle Unlimitedでは少々ガマン【うん、ほんまやで】
GoodNotes 5(バージョンアップしたのでバージョンは6)はPDF用に使っていますが(個人的にはNoteshelfを多用)、あらためて読んでGoodNotesでSketchnoteは最適かもと・・・ここに掲載されている実例ってSketchnoteそのものじゃ【うん、ほんまやで】
「暗記シート」、「手書き変換」、「計算アプリ」は使わないし、「プランナー手帳 Zinnia 」「Notability 」はサブスクで飛ばし!
「コンセプト」は以前記事にしたように「PDF」読み込みだけを有料購入・・・それにしても無限キャンバスこそデジタルの成果だ【うん、ほんまやで】これもSketchnoteに最適。
「OneNote」も取り上げていますが、「1枚のノートに無限キャンパス」に焦点をあて、他のノート(例えば、GoodNotesやNoteShelf)との違い示し、具体的に「日本史ノート」を作る実例も掲載されています。
「OneNote」の使い手としては「Onedrive」での同期で、仕事でWindowsも使わなければならない現状役立ちます。もう少し早く同期がかかれば言うことなしです。
Chapter 2 画像加工
「affinity Photo(現在は2)」、今だにバージョン1を使っているので「服の色だけ一瞬で変える方法」なんぞは参考になります。
ついつい欲しくなったのが「Pixelmator」買いきりで1500円(円安で高くなった?)
adobe デザインモバイル版であればすべて解決するでしょうが・・なにしろサブスクで・・・
「Unsplash」
いつもはPixabayをWebサイトから使っていますが、この書籍で紹介されている「Unsplash」をアプリで、ついでに「Pixabay」もアプリで見てしまいました。
「Unsplash」には「エディトリアル(出版物の編集)」というカテゴリーが最初にあって、タテ長のコンテンツが「Pixabay」よりめだって多くありそうです。
Chapter 3 デザイン&イラスト
「Procreate」現在格闘中、「affinity Designer(現在は2)」使用中。「adobe Fresco」サブスクで見送り。
役に立ったのは「Procreate+coolors」
「coolors」(proはサブスク)はproに上げずに使ってみようと思っています。
「adobe Fresco」のここでの例なら「Procreate」でOK・・・『Procreate イラストテクニック』(「iPadクリエイティブ」と同一著者 amity_sensei氏)によく似た手順が掲載されています。
「Paper」は手書きメモとして毎日のように使っています。この書籍ではコラージュの手順が掲載されています。
「Autodesk sketchBook」
ときどき使っている「sketchBook」の本名がAutodeskとは知らなかった【うん、ほんまやで】
Chapter 4 動画編集
「LumaFusion」は、iPadで動画編集するときはこれです。アプリにしては高価ですが、トラックが何本も使えるので重宝しています。
「FlipaClip」サブスクなのでパス
アニメーションのコーナーでは「procreate」のアニメーション作りも取り上げています。
Chapter 5 ライフスタイル
「PLanner for iPad」(サブスク)でパス。
「カリグラフィ文字を書こう」という項目があり、これは!とよろこんだが・・・Procreateでの例には有料版のブラシでの解説でガッカリ【うん、ほんまやで】
Chapter 7 おすすめアプリ
おすすめアプリの一覧です。
まとめ
「GoodNotes 5(6)」「コンセプト」「OneNote」「affinity Photo」「affinity Designer(2)」「Procreate」「Paper」「Autodesk sketchBook」
「LumaFusion」・・・平生使用してるアプリが取り上げられて・・納得!
いつもと違った使い方が提案され・・・「GoodNotes 5(6)」ではSketchnote風、「コンセプト」では「書いた線や文字が後から変更」、「OneNote」では無限キャンバス、「Paper」ではコラージュ・・・等、これからのヒントになりそうな内容が多々ありました。
また、使ってみたいアプリも・・・Pixelmator」「Unsplash」「coolors」・・・見つかりました。
この書籍を読み、iPadのデスクトップ画面のアプリコレクションを眺めながら・・・アプリ探しの旅はひょっとしたら「adobe Design モバイルバンドル」の代替品を探す旅なのかもしれない・・・
「iPadクリエイティブ」と同一著者 amity_sensei氏の「iPadで描こう! Procreateイラストテクニック Kindle版」には、「Procreate」で「adobe Design モバイルバンドル」をいくつかクリヤーできる技が指南されています。
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