イモづる読書【その99】 ビジネス動画もVLogもYoutubeも元をただせば映画なのだ・・・
映画誕生から125 、6年・・・その長い歴史の上に今の動画があります。
動画撮影&編集の解説書を数多く読んできて、目的別に分類すると、「ビジネス動画」、「VLog」、「Youtuber」の三本柱となります。
「ビジネス動画」は仕事。「VLog」は個人的趣味、「YouTuber」は副業(のはずがナカナカ)・・・・・
脇見をしないでカタいところは「ビジネス動画」であります。
しかし、あまり面白味のあるものではなくて・・・そんな心のすきに、シネマティックな動画が入り込んできて、その挙げ句、「ビジネス動画」を24コマ、シャッター1/48で撮ってしまった。
動画撮影&編集の解説書継続読書
この書籍について、前回は、「撮影」に集中して読みましたが、今回はまだ読んでなかった「編集」から・・・
この書籍のスゴさは、プロ仕様でありながら(プロ仕様だからこそ)、基本のキホンを徹底解説です。
『編集」は、「フォルダを整理する」から始まります。
それに具体的な例があり、ここまで分けるのか・・・が実感です【うん、ほんまやで】
さらに具体的な例のフォルダわけについて、それぞれのフォルダ内を詳細な解説。例えば、「02-ラッシュ」
「バックアップ」というTipsがありますが、「今ではこれを行う人はだんだん少なくなってきてるけど、・・・」ちゃんと外付HDDにバックアップしろって!・・・反省・・
名言集
編集ソフトについては、「結局のところやることは全て同じだから、本当は編集ソフトに優劣はない」
名言集
「撮影時に編集のことを予測しておく」
当たり前のことですが、言うは易く、行うは難(かた)し【うん、ほんまやで】
被写体を目の前にして、アカリの具合、音、空気、オシている状況・・・シナリオや絵コンテが飛んでしまう!・・・いざ編集でカットつなぎの予定がやたらディゾルブに頼ってしまう・・・
「パソコンを最適化する」、「特殊効果」まで言及しています。
もっとも耳に痛いのは、「音編集」
この書籍の冒頭にあったように、映像が途切れても音がつながっていわば、観客の集中は途切れないようなことが指摘されていますが、どうしても映像優先になってしまう【うん、ほんまやで】
名言集
「MP3は避けて!」
この「音編集」には、「オーディオトラックを整理する」の項目があり、ちょいと目からウロコでした。
巻末の「映像を仕上げる」では、
「カラーグレーディングの2ステップ」
「LOGで撮影する」
「モニターをキャリブレーション(補正)する」
名言集
「カラーグレーディングする場合、日中に動画を確認するのを忘れずに」
この書籍のシメは、
「ミキシングの5ステップ」
というわけで、あらためて第3章の「録音の方法」を読み直し・・・
まとめ
この書籍の表紙を見てわかるようにこの書籍は、それぞれの専門職のスタッフによる集団製作(制作ではなくて)を前提にしています。
各スタッフが自身のパートだけでなく、他のパートの知識を「独学」で学んで製作に臨むべきだと主張しているようです【シランケド】
デジタル化が進んで、一人何役かを兼任してあるいは一人で映像が制作できるようになっています。
「ビジネス動画」、「VLog」、「Youtuber」・・・動画制作に役に立つ、プロ仕様でありながら、徹底したキホン知識は目からウロコの名言集です。
最後の名言集
躊躇(ためら)わずにリテイクする(録音の方法 アドバイスより)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?