イモづる読書【その116】Apple PencilをGETした嬉しさに・・・「Procreate」書籍読みまくり
iPad+Apple Pencil=Procreate
Apple PencilをGETして、行き着く先は「Procreate」です。
前々から気にかけていたアプリですが、指やスーペンでは十分な機能を発揮しないのでスルーしていました。
いよいよ「Procreate」へ・・・
まず、「Procreate」の公式サイトへ
コリャーなんだ!と驚く大迫力のサイトです。
その中で、気を惹かれたのが「アニメーションアシスト」・・・「オニオンスキン、インスタント再生などの機能を備えた “アニメーションアシスト” 」です。
デザイナーでもイラストライターでも画家でも漫画家でもない人間に、この「Procreate」は無用の長物です・・・まして「アニメーションアシスト」に惹かれて・・・GETしようかとは・・・もう評判のアプリ、これを無視して通るわけにはいかない・・・の思いだけです【うん、ほんまやで】
今回、読み倒した書籍・・・
どの書籍も、前半「機能の紹介」、後半「実践編」の構成になっています。
前半「機能の紹介」すなわちツールの機能と使い方は、同じ内容ですが、自分にとってわかりやすい・・・あるいは自分が必要な項目があるか・・・逆引き辞典的な使い方ができるか・・・です。
後半は、実例集です。各書籍によって傾向が大きく変わります。自分の目指す作風に、あるいはジャンルにあったモノを選ぶことになります。
数ある書籍のタイトルに「イラスト」という言葉が入っているように、ほとんどの書籍は「イラスト」を描くためにどのツールをどう使うか、を詳細に記述してあります。また、ダウンロードデータでフォローしてあります。自分の目指す作風とあった書籍がみつかれば役に立ちます。
動画でサポート キャラも背景も漫画もこれ1冊で学べる プロクリエイトで描くデジタル作画の極意 – (2024・3)
【前半「機能の紹介」すなわちツールの機能と使い方】
アイコンの基本情報が「見開き」で一望できます。
キャンバス、ジェスチャ、レイヤーオプションメニュー、ブレンド(合成)モードと、数ページでまとめ、さっそく実例でよく使う機能を中心にした解説です。
【後半、実例集】
「キャラクター&絵を彩る小物を描く」では、
カップ&ソーサー、花、アイテムとキャラクターを組み合わせ、メガネを描くときのポイントなど、キャラクターだけでなくそれにまつわるアイテムを取り上げています。
「絵の構成を考える&背景を描く」では、背景を中心にドラマチックな画面構成にまで及んでいます。
この書籍の特徴点は、
「プロクリエイトで漫画をゼロから描く」でしょう。
プロットから彩色までの一般的な手順に沿っての解説です。
マンガを描いたことがないので・・・無責任ですが・・・この手順を踏めばマンガが描けます【シランケド】
今日からはじめる Procreate イラスト入門– (2023・7)
この書籍の特筆は、
「第10章 アニメーション/漫画の作成」です。
200余ページのうち、「第11章 S!onのメイキング」だけが、【後半、実例集】で約20ページです。
したがって、【前半「機能の紹介」すなわちツールの機能と使い方】は全体の9割、180ページを占めています。ということで・・・
第1章 Procreateの基本
第2章 ギャラリーで管理する
(タイムラプスビデオを書き出す)はここにあります
第3章 ブラシの活用
第4章 レイヤーの活用
第5章 カラーの活用
第6章 選択と変形で整える
第7章 調整で加工する
第8章 描画ガイドで効率化する
(QuickShapeで図形を描く)はここにあります
第9章 3Dペイントの活用
と、例えば「レイヤー」で20ページほど、「カラー」で16ページとそれぞれ詳しい解説があります。
他の書籍がそれぞれ特徴のある実例がウリに対して、ツールの解説に重点を置いた1冊です。
はじめてのProcreate イラスト入門– (2022・7)
【前半「機能の紹介」すなわちツールの機能と使い方】で3分の2、【後半、実例集】が3分の1です。
タイトルに「はじめての」とあるように初心者を意識して、
手を動かしてこんなことができます、解説です。
【後半、実例集】は、
【10章 カバーイラストメイキング】
抽象画と人物画の2点を、
ラフ制作から線画、色分け、塗り込み、清書の流れに沿っての解説です。
最後の
【11章 特別な機能とおすすめアクセサリ】
「テキストを追加」「3Dペイント」「アニメーション機能」「ページアシスト機能」が簡単に触れてあります。
iPadで描こう! Procreateイラストテクニック – (2022・7)
Amazonでみると、一番人気の書籍です。著者はamity_senseiで、公式サイトも充実しています。
また、Kindle版が紙の本の半額という戦略は賛同できます。
【前半「機能の紹介」すなわちツールの機能と使い方】で3分の1、【後半、実例集】・・応用操作・・が3分の2です。
多くの実例がありますが、他の書籍と違って、人物イラストに偏らず、実用的(?)なポスターやフライヤーまであります。
「目を引くポスター」「オリジナルブラシを作ろう」「地図デザイン」「LINEスタンプの作り方」「おしゃれな食べ物ポスター」「手書きPOPバナー」「キャラクターアイコンの作り方」「ファッションスケッチ」「遠近グリッドを使った本格的建築スケッチ」
これって、PhotoshopやIllustratorで作るのに・・・といった発想してしまう作品、「目を引くポスターデザイン」「おしゃれな食べ物ポスター」などが目を引きます。
Procreateビギナーズガイド iPadで描くキャラクターイラスト – (2022・3)
上記4冊とは違って、この書籍は翻訳本です。
「Procreate ビギナーズ」シリーズでもう1冊「Procreateビギナーズガイド iPadではじめるデジタルペイント」が翻訳出版されています。
とあるように、ちょいとばかり「バタくさい」・・・「ファンタジックな女性キャラ、少女、紳士、モンスターまで幅広く描き方を紹介!」
このような作風を模索している人にはぴったりです。
【前半「機能の紹介」すなわちツールの機能と使い方】で2分の1、【後半、実例集】が2分の1です。
【前半「機能の紹介」すなわちツールの機能と使い方】「導入編はじめよう基本的な使い方」「キャラクターデザインの基本演習」で、100余ページに渡り充実しています。
【前半「機能の紹介」すなわちツールの機能と使い方】では、今回読んだ書籍の中で一番詳しい内容です【シランケド】
残念なのは紙の本だけで電子出版はありません。
まとめ
最初にこの「Procreateビギナーズガイド」から読み始めました。
というのも、他の書籍の表紙がマンガチックだったので、表紙の雰囲気から選びました。そういえば、その昔、このような既成概念で失敗したのが「もしドラ」、表紙をみて「これってマンガ」と思い込んで読むのがずいぶん遅くなりました。
いまさらながら表紙って大切です【うん、ほんまやで】
「Procreateビギナーズガイド」のツール解説は詳しくて、詳しすぎて・・・挫折しかけそうになった時、公式サイトの動画:Procreateビギナーズシリーズ(アプリからだとアクション→ヘルプ→Procreateで始める)を観て、まさにHELPでした。
内容もわかりやすく、何よりもテロップが日本語化されていて大筋の概要がつかめました。
続いて、「100 PROCREATE TIPS in 15 MIN」・・・このYouTube、ブラウザで観るとテロップが日本語化されていていますが、YouTubeアプリではテロップが出ない!・・・15分で100tips出現して、これもできるあれもできる・・・キレイなTattooの腕が出てきてビックリしながら参考になります。
この動画は「Art with Flo」でこのサイトも充実しています。
このようにProcreateのマスターには動画が充実して有効ですが、1冊は書籍を手元に置いてきたいと読みまくりました。
Procreateでマンガを描くには・・・「プロクリエイトで描くデジタル作画の極意」
Procreateのツールを使いこなすには・・・「今日からはじめる Procreate イラスト入門」「Procreateビギナーズガイド iPadで描くキャラクターイラスト」
Procreateでポスターやフライヤーまでやりたい・・・「iPadで描こう! Procreateイラストテクニック」
・・・・・といったところでしょうか
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?